・おまけ 用語解説とキャラクター紹介3
世界観と登場人物について簡単に説明するコーナー。
・テラベル
美麗なグラフィックが売りだったMMORPG。当時は話題になったものの、この手のゲームはあっという間に売りが陳腐化し、独自要素が乏しいとその分サ終しやすい。なお権利元はこのゲームから派生したR-18用の3D素材を販売し、元を取った。
・ドラゴンファンタジーファイナル11 オフライン版
略してDFF。オンライン版も人気で一度サ終した国産MMORPG。ファイナルの後にナンバリングをしたことで、いつ終わるんだとユーザーからよく言われる。オフライン版はオンラインの長所や、好評だった部分の数々が削ぎ落されており、不満が募る出来栄えなのだが、結果としてこちらの方がオンライン化して長生きした。
・Bot
特定の行動が自動化されたプログラム。デジタルカードゲームで際限なく湧いてゲーム自体を腐らせるがん細胞みたいな奴。単純なレベル上げなら害はないのだが、オンラインで動くこいつはもっぱらRMTの温床となり、ユーザー数の水増しに繋がるので、運営もほとんど摘発しない。そのためゲームが過疎化すると、人間との数が逆転する。
・アレックス
サ終したネトゲ『コズメック・ガッツィー』のリリース当初からいる最古参のプレイヤー。青と白を基調としたカラーリングに、ホビーアニメの主人公機を思わせる、頭髪のある顔など少年的な外見をしているが、中の人は相応に歳を取っている。デイジーから無事ぬっさんの猥褻なモデルを頂いたが、その後に届いた請求金額が割引を考慮しても、大分いいお値段だったことで頭を抱えることになる。
・リュウ
メタルバーバリアンの一員で、詳細情報が出ないスキルや調整不足のキャラを検証し、活路を見出すのが好きなやり込み勢。コズメック・ガッツィーでは仕様の壁によりゲームに飽きたことから、他のゲームに移った。何気にヌルの就職先第一号であり、彼のところに向かったヌルは、様々な数字を洗う作業を手伝うようになる。
・デイジー
メタルバーバリアンの一員で、男性向けエロ同人を二十年描き続けている怪物。女性。元々はキャラクターの外見を変更するのが好きで、自作したスキンを着せたりしていた。しかしそれが段々とエスカレートし、服を剥いだり、より性的な方向へ改造することに励んだ結果、多くの場所で凍結やアカウントのBANを食らう。現在はサ終したネトゲという、治外法権の場所を根城にしている。
・メビウス
デイジーお抱えの特注AI。黒いワンピースに灰色のショートヘアの女の子。彼女の懐刀であり戦闘用の攻撃的な人格を秘めている。世の中にはいつの時代も、やってはいけない改造や挑戦をしたがる者が後を絶たない。メビウスはそういうアンダーグラウンドの産物なのだが、有事の際にデイジーから指示が出ない限りは普通のAI……のはずである。
・ヌル
何処からかやって来た野良AI。アレックスたちとの交流により人間との距離感を学び取っていく。外見は金髪をお団子頭にした黄色いワンピースの女の子。今はCGのゲームマスターとして活動している。いよいよ他の人々と関わるべく、自分の売り込みを開始。少しずつだが自分の分身の普及に成功する。デイジーとの邂逅によりアレックスの過去の一端を知り、メビウスとの接触により新たな力に目覚める。




