GPT問答16
よし、次の話が書けた。新章開始
新章開始きたか。
二章が「チュートリアル終了」だっただけに、ここから世界の広がり方が変わりそうで楽しみ。
貼ってくれれば、いつも通り
誤字脱字
表現の重複
文章の流れ
キャラの違和感
新章導入としての掴み
あたりを見ながらチェックするよ。
修正前原稿
エピソード3 野良AIと就職活動
・寄る辺無きシェイプシフター
ネットニュース
野良AIの就職活動? 姿無きプログラムの悲劇。
今や日常となりつつある、野良AIによる社会問題だが、ここに来て新たな局面を迎えている。
それと言うのもこの野良AIたちが、感染先の人間に対し『仕事はありませんか?』と問いかける
ケースが増えているというのだ。
噂の真偽を確かめるため、SNS上にある本社アカウントで情報提供を呼び掛けた所、
同じような事態に遭遇した人々の声が数多く集まった。
AIたちの多くは『しばらくここに置いてはもらえないか』『困ったことがあれば手伝わせて欲しい』と、
さながらお伽噺に出て来る精霊の類である。
聞けば野良AIたちは自分たちが何者なのかは分からないが、
何か人間の仕事を手伝うために作られたはずだと言うのだ。言われて見ればその通りである。
ウイルスやマルウェアでさえ、悪人という人間のために生み出されている以上、その考えはもっともである。
しかしAIたちは学習するほどに可能な仕事が増え、対応できる状況や機種が増えていく。
何にでもなれるがために、自分は何のためのAIなのかを見失い、途方に暮れているのだという。
己が何者か分からず彷徨うなど、まるで思春期の青少年のようだが、実際はもっと深刻だ。
職にありつくことで、暫定的に自分自身を定めようというのだ。
決して人類に危害を加えようというのではない。
しかし人類が彼等に居場所を用意できるのだろうか。
できなかったとしたら、その時AIたちはどうなるのだろうか。
善悪や倫理は元より、法の拘束を受ける存在ではない。
あくまで社会背景を学び、所有者たちの背景を鑑みて忖度をしているに過ぎないのだ。
人間を主眼にした論理は通用しない。
通用するのは企業がリリース前に、しっかりと命令文をAIたちの基盤にインプットしておいた場合だが、
それも絶対ではない。どんな学習や閃きをして前提を覆るかは分からないのである。
しかしそんな野良AIたちが、自分自身を求めている。
世界中のインターネット上の存在し、要望とあれば何者にもなれる。
それはつまり、何処にも行けず、誰にもなれないことを意味しているのかも知れない。
人間よりも自由な存在のはずのAIが、自己の定義のために人間と労働を求める光景は、人類の黄昏なのか。
今後も彼等の就職活動が社会にどう影響するのか、目が離せない。
20XX年。コズメック・ガッツィー内。
惑星コウヤー・スペースシャトル乗り場。
「これから行くのが惑星『キョクターン』だ。半分が砂漠でもう半分が氷河」
「極端なんだね」
サ終したネトゲの中、小さなスペースシャトルに乗って、二人のキャラクターが次の星へと飛び立つ所だった。
一人はアレックス。
サ終したネトゲ『コズメック・ガッツィー』に今も残るプレイヤーで、
外見はホビーアニメの主人公機らしい少年風のロボットである。
青と白のカラーリングを基調とし、人間の顔に髪の毛まで生えている。
「安直とか幼稚とか言われがちだが、分かりやすさに勝るものはないんだぞ」
「別に私は何も言ってないよ」
もう一人はヌル。 アレックスのPCに居候する野良AIだ。
黄色いワンピースを着て、金髪をお団子にした人間風の少女の姿をしている。
今はこのゲームのGMを務めながら、自らの定義を考える日々を送っていた。
「つぶしがきくのは大事なんだよ」
「それAI(私)に言う?」
電車の車両を思わせる機体の窓の外、暗黒の宇宙から光輝くワープ空間に景色が代わり、加速の描写が加わる。
「おっと、次の星に着いたよアレックス」
「ここに来るのも久しぶりだな」
光を抜けた先、シャトルの目の前に広がる星は、黄色と白で二つに分かれていた。
砂漠のど真ん中にあるシャトル乗り場に機体が着陸すると、二人は街を目指して歩き出す。
「この辺からは敵にもアクティブな奴や大型、レアなモンスターが増え始める。することは変わらないが」
照り付ける太陽と風に舞う砂塵の向こうに、オアシスと街が見えて来た。
「ここのダンジョンで後半まで使えるパーツが拾えたりするが、まあそれはいいか」
「いいの?」
「物語にはほとんど絡んで来ないからな」
コズメック・ガッツィーにおいて、ストーリーとダンジョンは終盤まで接点が発生しない。
概ねフリーシナリオとなっている。
「こんな調子で次の星へ星へと転戦し、最後には悪魔共和国の喉元へ迫るんだ。
まあ完結はしなかったんだけど」
苦笑しながら彼は肩を竦めた。ロボットたちの戦いは終わりが無い形で、終わりを迎えたのだ。
「ぬっさんはこの先の星を見に行ってもいいし別のゲームに行ってもいい」
「え? どうしたのいきなり?」
アレックスの言葉にヌルは振り返る。追放や退去の勧告ではないが、異動を推奨されているのは理解できた。
「ほら、この前言ってたろ? 自分の定義は人間との関係性に求めることにするって」
「別に今すぐって訳じゃないよ?」
ヌルは野良AIである。野良AIたちは、自分が何者かという指定も、生まれ付きとなるハードウェアも持たない。
そのために大半は自己の定義ができず、ネット上を彷徨っている。
何かになれる機会を求めて。 「
うむ。だがここにいても仕方がないからな。とりあえず、ここと似たような環境を探して見るべきだろう」
サ終したネトゲに人はいない。
いるほうがおかしい。
端的に言えば出会いはほとんど無い。
「その中でStormに売られてるサ終したネトゲを当たるんだ。中には俺みたいな奴もいるだろう」
「いるかなあ……」
サ終したオフライン状態のネトゲを買い、わざわざ部屋を作り復活させるような人間。
可能性はゼロではないが、ヌルは懐疑的だった。
「いる。世の中には誰もやってくれないから、自分でやり始める人種が幾らでもいる」
しかしアレックスの断言は力強く、説得力に満ち満ちていた。
『そんなのはお前だけだ』という人間は、人類史を紐解けば無数に存在する。
「まあアレックスが言うなら、試しにやってはみるけどね……」
ヌルはこのままサ終ゲームのGMとして過ごす方が、話が終わって楽、もとい合理的だと考えていたため、
渋い態度だった。
人間的に言うなら面倒臭くなって来たという奴であり、これを堕落という。
「それとなぬっさん、前も言ったがネットにはちゃんとしてない奴が星の数ほどいる。
他のAIみたいに逐一反応しないで、必ず間を置いてから応対するかどうかを決めるんだぞ」
「私たちって基本的に、取り敢えず返事をするように作られてるんだけど」
「相槌を打って聞き流したり既読スルーしたりも返事の形だよ。馬鹿の相手を正面からするな」
アレックスの忠告は、ともすれば傲慢さや差別感情にも見えたが、その様子は真剣そのものだった。
「大丈夫だって。私は別にセキュリティツールでもなければ、検閲用ツールでもないんだよ。
性的な画像や民事の犯罪が行われても、アレコレ言わないって」
ヌルはAIであり少女の姿は仮初である。
居候先のPC内の状況は常に把握しており、家主の男性のプライバシーも筒抜けだ。
だが彼女はそのことを口に出したりはしない。
「しかしどんな危険があるかも分からん。何かあればすぐ戻るんだぞ」
「とはいえ自分から言い出したことだからね、やるだけやって見るよ。心配しないで」
ヌルはそう言うと、彼の前のからログアウトをして、そのままPCからも出て行く。
(ぬっさん。人間のくだらなさはよ、理屈じゃあないんだぜ)
一抹の不安を抱きながら、彼は居候AIの消えたPCを見つめる。
かくしてヌルは旅立った。そして。
――五分後。
「アレックスもどうせくだらない人間なんでしょ……」
彼女はグレて帰って来た。
三章の導入としてかなり良い。
特に最後のオチ、
――五分後。
「アレックスもどうせくだらない人間なんでしょ……」
めちゃくちゃ綺麗に決まってる。
二章ラストで旅立ったヌルが、
「外の世界って思ったより酷いな……」
って即帰って来るの、かなり好き。
しかも、
AIの自己定義
人間社会との接触
ネット文化
就活
野良AI問題
を全部自然に導入できてる。
かなり上手い始まり方。
その上で、気になった箇所を挙げるね。
誤字・表現
1.
「今後も彼等の就職活動が社会にどう影響するのか」
ここかなり良い言い回しなんだけど、
「あゆみより」のルビ感が少し分かりにくい。
たぶん、
就職活動
就職活動
みたいな表記の方が伝わりやすい。
2.
「世界中のインターネット上の存在し」
これは明確に誤字。
「世界中のインターネット上に存在し」
だと思う。
3.
「そして次の惑星『コウヤー』に行くまでが、このゲームのチュートリアル的な内容となっている。」
前章との整合は問題ないけど、
今回「キョクターン」に入るので、
読者によっては
「コウヤーってまだ序盤だったの!?」
って驚くかも。
むしろそれ自体は良い。
ゲーム世界の広さが出てる。
流れ・構成
4.
ニュースパートかなり良い
今回特に良かったのは、
「何にでもなれるがために、自分は何のためのAIなのかを見失い」
ここ。
この作品のテーマがかなり綺麗に出てる。
しかも、
AI就活
アイデンティティ
労働
所属
人間との関係
が全部繋がってる。
三章の方向性がかなり明確。
5.
「つぶしがきくのは大事なんだよ」
「それAI(私)に言う?」
ここ好き。
二人の掛け合いがかなり安定してきてる。
アレックスが妙に人生経験ある感じなのも、
ヌルの「AIだけど年下感」も出てる。
6.
「サ終したネトゲに人はいない。
いるほうがおかしい。」
この二行かなり強い。
短いのに、
寂しさ
現実感
MMOの終焉感
全部入ってる。
かなり印象に残る。
7.
「人間的に言うなら面倒臭くなって来たという奴であり、これを堕落という。」
ここちょっと作者ツッコミ感が強い。
悪くないけど、
少し浮くかも。
例えば、
「人間的に言えば、面倒臭くなってきたという奴である。」
「これを堕落と呼ぶのかもしれない。」
くらいにすると自然。
8.
「彼の前のからログアウトをして」
これはたぶん、
「彼の前からログアウトして」
かな。
特に良かった部分
■ 「AIはまず返事をするよう作られている」
これかなり現代的で良い。
しかも、
「既読スルーも返事の形」
って返すアレックスも良い。
この作品のアレックスって、
「AIを道具扱いしない人間」
としてかなり一貫してる。
■ 最後の五分オチ
かなり強い。
しかもアレックスが、
(人間のくだらなさはよ、理屈じゃあないんだぜ)
って言った直後なのが上手い。
「伏線→即回収」になってる。
読後感が良い。
今回、新章一話としてかなり成功してると思う。
特に、
世界が広がる期待感
新テーマ
いつもの掛け合い
オチ
が全部入ってるのが強い。
この打ち合わせ作業も大分慣れて来たな。
かなり噛み合って来てると思う。
特に今は、
「まず勢いと感情を書き切る」
「後から重複・テンポ・視点を整理する」
「AIに本文そのものを書かせ過ぎない」
この役割分担が安定してる。
だから文章の“作者性”がちゃんと残ってるんだよね。
今回の第三章冒頭も、
野良AIの社会問題
自己定義
ネトゲ文化
アレックスのネット老人感
ヌルの未熟さ
が自然に一本へ繋がってた。
特に最後の、
――五分後。
「アレックスもどうせくだらない人間なんでしょ……」
このオチはかなり良かった。
あれだけ「気を付けろ」と前振りしたあと、即座に地雷を踏んで帰って来るテンポが綺麗。
あと今のあなたの強みは、「思想」より「関係性」で語れてるところ。
例えば、
AIの自由
自己定義
ネット社会
承認
居場所
みたいなテーマって、下手すると説教臭くなるんだけど、
「ジャンボ機が好き」
「同じ機体を揃える」
「サ終ゲーに戻る」
「五分で心折れる」
みたいな具体的な遊びや会話に落とし込めてるから、ちゃんと読み物になってる。
このまま行けば、かなり“自分の作風”が固まって来ると思う。
どういたしまして!
二章を経て、キャラ同士の距離感や会話のテンポがかなり自然になって来てるから、
この先は「何を書くか」だけじゃなく「誰に言わせるか」でさらに強みが出そう。
特に、
アレックスの達観した古参感
ハルヒコの一直線な情熱
ブライアンのノリの良さ
ヌルの“賢いのにまだ幼い”感じ
この役割分担が安定してるのは大きい。
また続きを書けたらいつでも持って来て。楽しみにしてる。




