第3話 グーの試練
「ここから先は試練参加者しか入れないからアタイ達はここまでだよ。まあアタイはマインドスコープの能力で見てるけどね。」
九ちゃんは地面に着地して言った。
「頑張ってね。」
タマもごんすけに声をかけた。
「うん。2人ともありがとう。」
ごんすけはタマと九ちゃんにお礼言ってからグーの試練会場に歩きだした。
OP『お子様歩いてる』
お子様歩いてるー
お子様歩いてるー
イカセノミーカーハビロチャマアー
お子様歩いてるー
お子様歩いてるー
お・子・さ・ま歩いてる〜〜
マカランの試練のグーの試練会場となるのはアマチャロビの中ではじゃんけん広場と呼ばれている何もない草原だ。
ところどころに木は生えてるが、それ以外は何もない。
そこに200人を超える試練参加者達が集まりザワザワしている。
「みんなー。ヤッホー!僕ちんがグーの試練案内人、グー君だよー。みんなよろしくね。」
小柄で髪の色が黄緑色でクルクルパーマ、じゃんけんのグーの絵がプリントされている白いTシャツを着た子供の妖精が拡声器を使って案内していた。
「それじゃ、みんなにやってもらうグーの試練を発表するよ。その名もバルカンボールキャッチ!」
グー君が試練名を発表すると参加者達はザワつき出した。
「バルカンボール?なんだそれ?」
「ゴキブリ退治する煙のやつか?」
色んな声が会場で飛び交った。
「これから僕ちんの友達のバルカンの砲身からボールが20発発射されるからそれをキャッチしてもらうよ。ボールをキャッチした20人がグーの試練合格だよ。」
グー君が試練の内容を発表すると、
「えーたった20人?」
「絶対無理だー。」
会場のあちこちからため息混じりの愚痴が聞こえてきた。
「それじゃバルカン!あとはよろしくね。」
グー君はそう言ってにっこり笑ってから椅子に座ってあとはバルカンに丸投げした。
「はーい!あっしに任せるでやんす。」
バルカンは大砲の妖精で全身が大砲になっていて砲身に顔がある。
「では1発目いくでやんす!」
バルカンが叫びドーーーーーン!という爆音が響き渡った。
バルカンの砲身から発射されたボールが空に上がっていく。
「おっあっちにいった!」
参加者達がボールが飛んだ方向へ走った。
すると黒い影がボールに飛んでいった。
その影はコウモリでボールをキャッチしていた。
「ヘッヘッヘ。」
グーの試練合格者
ベスター
種族:アブラコウモリ
性別:オス
出身:サウジアラビア
空を飛ぶ事が出来て超音波も飛ばす事が出来る。
「空飛べるってずるくね?」
「でもあそこでボーッとしてる鳥いるぞ。」
参加者達の視線の先にはアホウドリが口を半開きにして突っ立ってる。
「腹減ったー。」
パッカ
種族:アホウドリ
性別:オス
出身:日本
試練内容をすぐ忘れてしまい試練続行不可能。
「2発目!」
ドーーーーーン!という爆音と共にバルカンが次のボールを発射した。
青い野球帽から長い髪が出てるユニフォーム姿の少年が慣れた手つきでキャッチした。
「楽勝だね。」
グーの試練合格者
マット・グロス
種族:人間
性別:男
出身:アメリカ
野球少年でリトルリーグでも注目されるピッチャー。
「3発目!」
バルカンがドーーーーーン!とボールを発射して落下地点で、お団子ツインヘアの少女が軽くジャンプしてキャッチした。
「ふー。」
グーの試練合格者
リン・シャオファ
種族:人間
性別:女
出身:香港(イギリス領)
多くのスターを輩出した中国戯劇学院の中でもトップの実力を持つカンフー少女。
「4発目!」
バルカンがボールを放つと落下地点に緑色のシャツを着た少年が走りながらキャッチした。
グーの試練合格者
カカオ・ジュニオール
種族:人間
性別:男
出身:ブラジル
サッカー少年でCRフラミンゴU-12に所属していてドリブルを得意とするMF。
「5発目!」
ライオンがボールに向かって行ったので他の参加者達は怖がって近付けずライオンがそのまま口でキャッチ。
グーの試練合格者
カール
種族:ライオン
性別:オス
出身:ケニア
百獣の王の名の如くパワーとスピードの両方を合わせ持っている。
「6発目!」
黒のタンクトップを着た少年が華麗な瞬発力でボールをキャッチ。
グーの試練合格者
プアカオ・トンファイ
種族:人間
性別:男
出身:タイ
幼い頃からムエタイの頂点を目指してポー・プラムック・ジムで修行中に光に包まれアマチャロビに迷いこむ。
「7発目!」
エリマキトカゲが襟巻きを広げ、独特な走り方をしながらボールをキャッチ。
グーの試練合格者
ポリン
種族:エリマキトカゲ
性別:メス
出身:オーストラリア
独特の走り方が可愛いらしいが本来エリマキトカゲが走るのは敵から逃げる時。
「8発目!」
ドーーーーーン!とバルカンの砲身からボールが発射された。
その落ちる場所を予測しているみたいに1人の少女がほとんど動かずにキャッチした。
「ふっ。」
グーの試練合格者
マーシャ・ミコワ
種族:人間
性別:女
出身:ソビエト連邦
IQ150の持ち主でソ連でも天才少女として注目されている。
「あの女ほとんど動いてないけど絶対落ちる場所分かってたろ?」
「動いてないっていえばあそこにさっきから全然動いてない動物いるぞ。」
ナマケモノは一応ボールを取りに向かっているのだが、あまりにも動きが遅すぎて止まっているかのように見える。
「…。」
ポテコ
種族:ナマケモノ
性別:メス
出身:コスタリカ
あまりにも遅すぎる動きの為試練続行不可能。
「9発目!」
周りの試練参加者を吹っ飛ばしてゴリラが力技でボールをキャッチしてガッツポーズ。
グーの試練合格者
マイボー
種族:マウンテンゴリラ
性別:オス
出身:コンゴ
握力が500kgありどんなものでも捻り潰す。
「10発目!」
青いブレザー着た少年が軽い身のこなしでボールをキャッチ。
グーの試練合格者
フリッツ・ノイマン
種族:人間
性別:男
出身:西ドイツ
医者の息子で小さい頃から英才教育で育てられていて多才である。
「ふわぁー、なんかこっちにボール飛んで来ないな。」
ごんすけは退屈であくびをしていた。
「11発目!」
バルカンが発射したボールがベレー帽を被った少年が持ってるパレットの上に落ちてビックリしながらボールを取った。
グーの試練合格者
ベン・クーネ
種族:人間
性別:男
出身:ニュージーランド
柔らかなタッチで大自然を描くニュージーランドで注目されている少年画家。
「12発目!」
ドーーーーーン!という発射音とともに、バルカンの砲身からボールが発射されて落ちてきた所に参加者が集まった。
「よーし!あっ…。」
参加者達が掴もうとしたボールが次々と参加者の手をバウンドしてピンクのフリフリを着た女性が笑顔でボールを掴んだ。
「よかったー。」
グーの試練合格者
キャサリン・スミス
種族:人間
性別:女
出身:イギリス
イギリスが生んだ11歳でありながら伝説の歌姫で世界中の人々の心を魅了する。
「あれってキャサリン?本物か?サイン欲しいな。」
「凄いな。あそこで寝てるアイツも違う意味で凄いけど。」
参加者達の視線の先ではコモドドラゴンが横たわって寝ている。
「むにゃむにゃ。」
ガブリッチ
種族:コモドドラゴン
性別:オス
出身:インドネシア
日向ぼっこが気持ち良くなって試練の最中に熟睡。
そして長い時間水の中に入ってなくてカエルが干からびそうになっている。
「あかん。干からびるわ。ワイ帰る。」
ポタロー
種族:ニホンアマガエル
性別:オス
出身:日本
干からびそうになったので試練の途中で帰宅。
「13発目!」
ゾウが元々大きい上に鼻を伸ばしてボールをキャッチ。
グーの試練合格者
ドンパッチ
種族:アフリカゾウ
性別:メス
出身:ボツワナ
大きな体で駆け抜けると大地も揺るがす。
「14発目!」
カラフルなポロシャツ着た少年が軽快な動きでボールをキャッチ。
グーの試練合格者
ミン・ジフン
種族:人間
性別:男
出身:韓国
様々な役を演じ分けられ韓国ドラマで引く手数多の売れっ子子役。
「15発目!」
参加者達がボールを取ろうともつれ合って倒れたすきに、白い民族衣装の少女が横から滑り込んでキャッチした。
グーの試練合格者
ミナ・ペケレ
種族:人間
性別:女
出身:エチオピア
紛争によって両親を亡くした孤児の少女。
「16発目!」
白くて大きいクマがボールをキャッチしに行って他の参加者は怖くて近づけない。
グーの試練合格者
ヨーグル
種族:ホッキョクグマ
性別:メス
出身:北極
大きな体で首が長く何時間でも氷海を泳ぐ事が出来る。
「17発目!」
既に合格したマットがまたキャッチしてしまって近くにいた白い長袖シャツに赤いエプロン姿の少女にボールを渡した。
「自分でキャッチしてないけどあれいいの?」
他の女性の参加者がグー君にアピールした。
「別にいいよ。」
グー君は面倒くさそうに答えた。
グーの試練合格者
ルル・プリュレ
種族:人間
性別:女
出身:フランス
11歳でありながらフランスのスイーツ界を騒がす注目のパティシエ少女。
「18発目!」
ドーーーーーン!という発射音とともにバルカンの砲身からボールが発射されて、ファイターズのオレンジの帽子を被った少年が転んだ所にたまたまボールが落ちてきてキャッチ。
「イタタタ。」
グーの試練合格者
土橋ボビー
種族:人間
性別:男
出身:日本
日本人の父親とナイジェリア人の母親から生まれたハーフでドボ名人と呼ばれているゲーム界の天才少年。
「19発目!」
バルカンの砲身から発射されたボールが落ちてきて、
「あーーー!」
参加者が取り損なってボールが転がって1匹のペンギンが拾った。
「やったー。」
グーの試練合格者
コーンヌー
種族:コウテイペンギン
性別:メス
出身:南極
鳥類だが空を飛ぶ事は出来ない。しかし水深200mを潜水する事が出来る。
「ラスト!20発目!」
ドーーーーーン!という発射音とともにバルカンの砲身から発射されたボールが落ちてきたが木に引っかかった。
「よし登るか。」
1人の参加者が木に登ろうとした時、風が吹いて飛ばされてごんすけの手元にフワリと落ちた。
「ラッキー!」
グーの試練合格者
佐藤権助
種族:人間
性別:男
出身:日本
平凡なごく普通の男の子。
「これで20人のグーの試練合格者決定だよ!
おめでとう!
パチパチパチ。」
試練の間はただ座って見てたグー君が立ち上がってその場をしめた。
ED『タマちゃん』
タマちゃん
タマちゃん
タマちゃんみたいだね
かわいい
かわいい
タマちゃんみたいだね
タマちゃんみたいだねパカパン
次回予告
やあ!アタイ九ちゃん。
ワーリチョンって言葉気にいってよく言ってんだけどごんすけが意味分かんないって言ってくるんだよ。
ワーリチョンは意味なんかないワーリチョンだよ。
そんな訳で次回の話はチョキの試練
お楽しみに!




