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根掘り葉掘りとガールズトーク1

求婚の行方のあと。

キャロラインからの事情聴取です。

「うわぁ、なんてバカなの!?自分から火をつけてるじゃない!」


「うん…」


 キャロラインはくりくりした青い目を見開いて呆れていた。

 ジェシカは根堀葉掘り詳細に聞かれ、王子の求婚された日に飲みすぎて記憶を飛ばした事、アンソニーから「男が誤魔化す事なんて決まっている」と聞き、自分が一夜を過ごしそして忘れて欲しいと言われたと誤解した事。

 そして…思い出にと、もう一度お願いした事や求婚の事だったと誤解が解けたが、そのまま王子と、その…そうなった事を説明した。


「だって…まさか求婚されていたなんて、誰が思いつくんだよ。僕だよ?僕!」


「全くよ。殿下の目はどうなってるのかしら??こんなに妃殿下に向かない娘もいないでしょうに、趣味悪すぎよねぇ…我が国の未来なんて、考えてもいないのかしら?」


「ちょっと!?」


 にべもないキャロラインの同意と追い打ちに、ジェシカはちょっぴり傷ついた。


「なによ。ホントの事でしょ?現実を見なさい。まぁでも既成事実まで達成済みなら、もう後には引けないわね」


 キャロラインはズバズバジェシカに追い打ちをかけた。


「そんなぁ…。王子のことは…その、す…好き…だけど、自覚したのだってこの前だし、その時は失恋したものと思ってたんだから…」


「ふむ…。でも、殿下は返事は待ってくれるって言ったんでしょ?なんでまた、既成事実に至ったわけ?」


「王子が…勘違いに便乗させて貰おうかなって…。もう凄い勢いで」


「策士ね。さすが、回転が早いわね。逃がすつもりは1ミリも無さそうだわ。で、どうだった?感想は?痛かった?気持ち良かった??」


 キャロラインは有無を言わせず畳み掛ける。


「ばばばばば、ばかぁ!!何が何だかわからなかったよ!痛いし、変な声止められないし、ゾワゾワするし!王子も…ほっそりしていると思ったらあんなに引き締まった身体で力強くてもう一度いいかって…うわぁああっ」


 色々思い出したらしいジェシカは、顔を覆って絶叫した。


 キャロラインはふむふむ言いながら何やらメモをしていた。


「初めてはそんなものよ。だんだん良くなるって。良かったじゃない。もう1回だなんて、殿下に幻滅されてないみたいでさ」


「もう恥ずかしくて、王子と顔合わせられないよ…」


 キャロラインはジェシカの頭をよしよしと撫でると、湿布薬を持ってきて腰に貼ってくれた。


「あらあら、背中にもいっぱい痕が。愛されてるわねぇ」


 そう言ってぺちりと背中を叩かれた。

 散々いじられているものの、こういう女友達っていいなぁって思いますね。

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