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最果ての世界で見る景色  作者: ルカリナ
EPISODE 4

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EPISODE 4 - 63 √碧依

 反応の遅れた私に代わり、

『マザー』の攻撃を察知したアイネが、

一撃目を左手に持っていた『長刀』を

『五月雨』と『マザー』の間に差し入れて防ぎつつ、

2撃目が当たる前に引き戻した右腕で受け止める。



「ありがとう、アイネ!!」


 アイネに、お礼を言いつつ、

私は『サブ・スラスター』を一瞬だけ、

点火させると『五月雨』を駒の様に回転させる。


 『五月雨』が、1回転する瞬間、

掌打の2撃目を受け止めた事により、

無防備になった『マザー』の上半身目掛けて、

左手に持っていた『長刀』を、

横一線に振り抜いて攻撃を仕掛ける。


 だけど、その攻撃も『マザー』は、

上半身だけを、後ろに反らす事で、

紙一重で回避すると、そのまま、

バク転をして、私から距離を取った。


「見かけによらず、

本当に身軽なんだね!!」


 『五月雨』と、同等の

体格をしている『マザー』が、

身体能力の高い生身の人と、

遜色のない動きをしている事に、

つい、悪態の一つも出てしまうけど、

『マザー』の方から距離を取ってくれたのは、

ある意味、幸いだった。


「(この距離なら!!)」


 距離が空いた事で、

最初の攻撃で、有効打にならなかったので、

設定を変更した『E・O』を使用することが出来る。


「アイネ!」


【了解です!!】


 私が何を言いたかったのか、

一瞬で察してくれた、アイネは、

『マザー』に向かって、4機の『E・O』を

再度、発射体勢に移行する。


 そして、『マザー』が、

停止した瞬間を狙い、先程の攻撃よりも、

少し威力の上がった『エネルギー弾』を

『マザー』に向かって、一斉に攻撃を仕掛けた。


「(このタイミングなら!!)」


 バク転を停めた為、

両手、両足を地面に付けた、

体勢の『マザー』では、『E・O』の攻撃を

回避する事は、出来ないはずだ。


 後は、攻撃を受けたて体勢を崩した

『マザー』に向かって、渾身の一撃を

叩き込もうと、私が構えていると………。


『E・O』の攻撃が当たる前に『マザー』は、

その場で『クラウチング・スタート』の体勢を取ると、

攻撃が当たる直前に、大きく跳躍した。


「なぁ!?」


 これで、何度目になるのか、

分からない程、『マザー』には、

驚かされている。


「(まさか、あのタイミングでも、

攻撃が当たらないとは、

思わなかった………)」


 『マザー』に必中だと、

思っていた攻撃を回避された事に、

内心で驚いていると、『E・O』の攻撃を

回避した『マザー』は、空中で一回転して

体勢を整えると、落下の勢いを乗せた、

飛び蹴りを、私に仕掛けて来た。


「(そして、あの流れから、

攻撃を仕掛けてくるの!?)」


 それを見た私は、

『マザー』からの攻撃に備える為に、

咄嗟に両腕を頭の上でクロスにして、

防御態勢を取った………。


 私が防御態勢を整えた瞬間、

『マザー』の飛び蹴りが、

クロスした両腕に命中する。


「おぉもぉたぁいぃいいい!!」


 落下の速度も関係して、

いるんだとは思うけど、

それでも、身軽な動きからは、

想像も出来ない程の『重量』が、

乗った攻撃が『五月雨』に襲い掛って来た。


この度は、最果ての世界を

ご覧頂きまして、誠にありがとうございます。


ここから暫くの間、

碧依ルートに入ります。


これからも、3分間から5分間の

ささやかな楽しみを

皆様に提供出来ますように

のんびりマイぺースながらも

精進してまいりますので

何卒最後までお付き合いの程

宜しくおい願いいたしますm( _ _ )m

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