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最果ての世界で見る景色  作者: ルカリナ
EPISODE 4

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EPISODE 4 - 62 √碧依

 『E・O』の攻撃は、

『マザー』の全身を覆っている

『鉄質』の表皮に命中しても、

表面を軽く溶かす程度で、

有効打になって居ない事が分かった。


「アイネ!

『E・O』の発射間隔を

『2秒間に1発』で、再変更して!!」


【今、設定を変更したら

『マザー』への牽制が、

出来なくなりますよ!!】


 アイネにも今の攻撃では、

『マザー』に対して有効打に

なっていない事が、

分かっている、みたいだった。


 それでも多少は、

『マザー』の動きを制限する事が、

出来ているので、今『E・O』の攻撃設定を

変えてしまうと、それすら出来なくなる事を

危惧しているようだった。


 アイネの気持ちも分かるけど、

現状を『維持』するか、それとも、

現状を『打破』するかの2択なら、

私は迷わず『打破』する方を選ぶ。


「それでも、だよ!

無意味に外骨格のエネルギーを

消費するよりは、対処が出来ているうちに

対応した方が良い!!」


【!?

了解です!

直ぐに設定を変更します!!】


 私がそう告げると、

アイネが、直ぐに『E・O』の設定を

変更する為に、一時的に攻撃を中止させる。


 それを確認した『マザー』が、

好機とばかりに、脚部に力を込めて、

最短距離で、私に向かって来た。


「(まだ、速くなるの!?)」


 10mは、あった距離を、

一瞬で詰めた『マザー』は、

『五月雨』の懐に入り込むと、

私の胴体を狙って、

右の拳を突き付けて来た。


「そんな大ぶりの攻撃に、

当たらないよ!!」


 攻撃が当たる瞬間、

私は、左手に持っている『長刀』を

『マザー』の右拳に合わせて、

一気に振り抜いた。


 『拳』と『斬る』事に特化した

『長刀』の相打ちの場合、

十中八九『長刀』が勝つと、

思っていたんだけど………。


「(かったぁい!!)」


 予想に反して、

私の振るった『長刀』は、

『マザー』の右拳を、

真っ二つにする事は無く、

『マザー』の鉄質の表皮の表面を、

浅く斬りつけただけ、

食い止められてしまった。


「それなら!!」


 『マザー』の攻撃を

受け止めた事によって、図らずとも、

無防備になっている『マザー』の頭を

今度は、上から切り裂くイメージで、

大上段に構えたていた、

右手の『長刀』を『マザー』の

頭部に向かって、一気に振り下ろした。


 だけど『マザー』は、

攻撃が当たる瞬間、身を更に低くすると、

自分に向かって振り下ろされている

『長刀』に向かって、突っ込んで来た。


「なぁ!?」


 紙一重で攻撃を回避した『マザー』は、

私の右脇をすり抜けつつ、

尻尾を使って急ブレーキを掛けると、

今度は、無防備になった『五月雨』の

右側部に向かって、2連撃の掌打を加えて来た。


「しまった!!」


 てっきり、『左手でガードする』か、

それとも、大きく『飛び退く』ものと、

思っていた私は、完全に裏を、

かかれる形になってしまった。


【私に、任せてください!!】


 反応の遅れた私に代わり、

『マザー』の攻撃を察知したアイネが、

一撃目を左手に持っていた『長刀』を

『五月雨』と『マザー』の間に差し入れて防ぎつつ、

2撃目が当たる前に引き戻した右腕で受け止める。


この度は、最果ての世界を

ご覧頂きまして、誠にありがとうございます。


ここから暫くの間、

碧依ルートに入ります。


これからも、3分間から5分間の

ささやかな楽しみを

皆様に提供出来ますように

のんびりマイぺースながらも

精進してまいりますので

何卒最後までお付き合いの程

宜しくおい願いいたしますm( _ _ )m

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