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最果ての世界で見る景色  作者: ルカリナ
EPISODE 4

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EPISODE 4 - 64 √碧依

 落下の速度も関係して、

いるんだとは思うけど、

それでも、身軽な動きからは、

想像も出来ない程の『重量』が、

乗った攻撃が『五月雨』に襲い掛って来た。


「ックぅぅぅううう!!」


 『ガード』している腕の方から、

ミシミシと、言う音が聞こえて来たけど、

攻撃を受けてしまった以上、

ヘタに動く事が、出来ない。


「(お願い!頑張って『五月雨』!!)」


 実際は、数秒程度の時間しか、

経過していないけど、体感では、

途方もない時間が、経過しているんではないかと、

思わされる程『マザー』の攻撃は、重かった。


 その証拠に、『マザー』の飛び蹴りを

受け切った時には、『五月雨』が、

地面に数cm程、埋まってしまっていった。


 だけど、『マザー』の攻撃を

受けきる事は出来た!


「はぁぁぁあああ!!!」


 気合を入れた私は、

まだ、『五月雨』の腕の上に居る

『マザー』を力任せに投げ飛ばす。


 私の投げ飛ばす力を利用した、

『マザー』が、『五月雨』の

後ろに回ったので、反転にして、

追撃を仕掛けようとした時………。


 異変に気が付いた。


「『五月雨』に何か、巻き付いてる?」


 何時の間にか、『五月雨』の胴体に

直径50cm程もある『黒い縄』みたいな物が、

巻き付いていて、『五月雨』の動きを封じていた。


【!?

碧依さん!!

速く、振り解いて下さい!!】


「アイネには、『これ』が、

何なのか分かったの!?」


【これは………】


 私がアイネから『黒い縄』の

正体が何なのかを聞くよりも早く、

体感する事で、その正体を知る事となった。


 『黒い縄』の正体は、

『マザー』の『尻尾』だった。


 何時の間に、巻き付けたのか、

分からないけど、自分の『尻尾』を

『五月雨』に、巻き付けた『マザー』は、

地面に着地する際に、生じた反動を

利用すると、かなりの重量が有るはずの

『五月雨』を軽々と、投げ飛ばされてしまった。


「キャァァァアアア!!!」


 先程とは立場が変わり、

『マザー』を起点に半円を描くように、

宙を舞う『五月雨』の姿勢を

如何にか、整えようとしたんだけど、

『マザー』の『尻尾』に巻き付かれている為、

上手く姿勢を制御する事が出来なかった。


 そして………。


 努力の甲斐なく、

投げ飛ばされた『五月雨』は、

背中から地面に、叩き付けられた。


「ッツ!!」


 地面に叩き付けられた瞬間、

かなりの衝撃が、加わったのか、

大部分の痛覚神経を切っているのにも拘らず、

一瞬、意識が遠のきそうになった。


「ハァ……。ハァ………」


【碧依さん!

急いで、離脱してください!!】


 朦朧とする意識の中、

アイネが、警告をしてくれるけど、

上手く体を動かす事が出来なかった。


 それでも、どうにか、

状況だけでも把握しようとした瞬間、

私の体に新たな衝撃が、加えられた。


この度は、最果ての世界を

ご覧頂きまして、誠にありがとうございます。


ここから暫くの間、

碧依ルートに入ります。


これからも、3分間から5分間の

ささやかな楽しみを

皆様に提供出来ますように

のんびりマイぺースながらも

精進してまいりますので

何卒最後までお付き合いの程

宜しくおい願いいたしますm( _ _ )m

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