EPISODE 4 - 59 √碧依
何故なら『五月雨』は、
全長5mもある大型の外骨格なので、
2m以上の長さがある『長刀』は、
寧ろ、丁度良い武器だったりする。
「(ただ、問題として『長刀』を扱うだけの
技術を私が持っていない事なんだけど、
そこは、アイネに頑張って貰うしかないよね!!)」
そんな風に、一見すると、
『前向き』な感じがするけど、
実は、大分、『後ろ向き』な事を、
私が考えていると、アイネが質問をしてきた。
【『突撃ライフル』と
『ガトリング・ランチャー』を
破壊してしまっても良かったんですか?
それに、次の武器が『長刀』??】
先程、使用した武器を
破壊した上に、次に選んだのが、
最も危険な、近接武器を装備した事に
アイネが疑問を口にした。
「うん。
さっきの感じだと、銃火器の類は、
殆ど効果が、無かったからね。
だったら、ヘタに捕食されて
『マザー』達に飛び道具を与える位なら
破壊した方が、マシだよ。
それに、確証は無いんだけど、
多分、『新種』の『体液』は、
『強酸』の性質が無くなってると思うから、
ここは、危険を承知で、近接戦闘に
持ち込んだ方が、勝算が高い気がするんだよね」
【成程………。
確かに一理ありますね!
それでは、『五月雨』の
『運動性能』を上げますね!!】
アイネの疑問に私が、簡潔に答えると、
私の考えに賛同したアイネが、
早速、『五月雨』を
近接戦闘に対応出来るように、
システムを組み直してくれた。
っと、言っても、
『後方支援』を目的として造られた、
『五月雨』だと、多少、早く動けるように
なるだけなんだけどね………。
それでも、一般に出回っている、
外骨格に比べると、『五月雨』の性能は、
断然、上なんだけど、『マザー』が、
相手だと、どうしても、戦闘に関しては、
スペック不足感が拭えない。
「(それでも、何もしないよりは、
全然、良いんだけど………)」
【システムの構築を完了しました!
何時でも行くけます!!】
数秒で、システムの構築を
終わらしてくれた、アイネに感謝しつつ、
『新種』に対して、警戒を強めていると………。
「(来る!!)」
何時でも飛び掛れるように、
姿勢を低くしていた『新種』が、
低姿勢のまま、凄い勢いで、
私の方に向かって来た。
それを見た私は、
新たに装備した2本の『長刀』を構えて、
『新種』を迎え撃つ態勢を整える。
そして………。
後、もう少しで『新種』が、
私の攻撃の間合いに入ろうとした、
その時………。
【!?
『マザー』の方向から、
未確認の飛行物体を確認!
回避します!!】
アイネが、
咄嗟にサブ・ブースターを点火して、
瞬間的に『五月雨』を後退させる。
すると………。
数秒前まで、私が居た場所に
『新種』が、飛び込んで来た瞬間………。
もの凄い勢いで飛んで来た、
『何か』に真横から激突された、
『新種』は、その『何か』と、
一緒に、壁に激突して行った。
「(一体何が飛んで来たの!?)」
突然の事態に混乱する私は、
『新種』の飛んで行った方向を確認する。
「(何………なの?
あの『金属の塊』は!?)」
凄い勢いで飛んで来た物の正体は、
一抱えもある『金属の塊』だった。
この度は、最果ての世界を
ご覧頂きまして、誠にありがとうございます。
ここから暫くの間、
碧依ルートに入ります。
これからも、3分間から5分間の
ささやかな楽しみを
皆様に提供出来ますように
のんびりマイぺースながらも
精進してまいりますので
何卒最後までお付き合いの程
宜しくおい願いいたしますm( _ _ )m




