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最果ての世界で見る景色  作者: ルカリナ
EPISODE 4

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EPISODE 4 - 36 √朱音・碧依

準備を整えたウチらは、

まず、ケテルの管制室に向かい出発した。


ゲートを潜り、

道なりに進んで行くと、

T字路に差し掛かる。


碧依に合図を送ると、

それぞれ反対方向の通路に

外骨格の上半身だけを出して、

通路の先を確認する。


「左、異常なしや」


「同じく、右も異常なし」


目視できる範囲にワームは、

居なかったので、どちらに進むか、

碧依と相談する。


「碧依、

どっちに進んだら良いんかな?」


「ちょっと待ってね。

アイネ、お願い出来る?」


【了解です!

システム、スキャンモード!!】


碧依の指示を受けた、

アイネ03が、そう言うと、

五月雨に搭載されている、

高性能センサーが展開された。


「碧依?それは、何なんや??」


「これは、五月雨に搭載されている、

高性能センサーの1つで、

主に建物の内部構造の

マッピングをしてくれる物なんだよ」


「へぇ~。そんなんが、

付いてるんやな………。

やったら、それを使えば、

態々(わざわざ)、管制室に

行かんでも良いんやないか?」


そんな便利な物が、あるんやったら、

直接、目的地に向えば良いと思い、

碧依に聞いて見たんやけど………。


「ん~………。

理由は、色々あるんだけど、

実際に見て貰った方が、速いかな?」


そう言うと、碧依は、

ケテル内部の解析作業に戻った。


暫くの間、周辺の情報を

探っていた、五月雨だったが、

探索が終わったのか、

展開していた、センサーを収納しだした。


【スキャン終了!

結果をサブモニターに出力します!!】


アイネ03から送られて来た情報を

早速、確認したウチやけど………。


碧依の言いたかった事が、

何となく分かった。


「途中までしか、

マッピング出来んのか………」


五月雨から送られて来た情報では、

『管制室』までの道順が、

1/3までしか、表示されてへんかった。


しかも、マッピングが、

出来た範囲内だけでも

ケテルの内部構造は、

迷路のような作りになっている事が判明した。


「それやったら、

いっその事、センサーを起動しながら、

移動したら良いんと違うんか??」


「ん~………。

センサー起動中は、

大量のエネルギーを使う事と、

その後の解析にも時間が掛るから、

あんまり、現実的じゃ無いんだよね………。

でもでも!!

途中までだけど『管制室』までの

道順が、分かったから、良しとしようよ!」


同じく地図を見ていた碧依も

迷路のような作りをしている

ケテルの内部に少し、

辟易している様子やったけど、

それでも、元気良く答える。


地図を参考にするなら、

左が『管制室』に繋がる道やけど、

途中にワームが数匹、

居るみたいやな………。


逆に右側の通路は、

左とは比べ物にならん程、

ワームの反応があるけど、

もしかして、『マザー』が、

この先に居るんか??


「左の道が、管制室に

繋がってるポイっけど、

右の道には、

目標の『マザー』が居そうやな………。

碧依、どないする?」


「そうだね………。

直ぐに『マザー』を倒しに行きたいけど、

ここは、やっぱり、『管制室』に行こうか」


『何を』と、言わずとも、

ウチが言いたい事を

察してくれた碧依は、

当初の目的地である、

『管制室』に向かう事を主張した。


「因みに、理由を聞いても良いか??」


「予想以上にケテルの内部が、

複雑だったこともあるけど、

五月雨で、確認できる範囲で、

ワームが密集しているのが、

気になるんだよね………。

当初の目的でもある、

内部の地図を手に入れる事と、

『管制室』にある監視カメラで、

目標地点までの情報を確認した方が良いと思う」


「なるほどなぁ………」


確かに、スキャンで分かった事は、

敵が居ると言う事だけで、

どんな敵が居るのかまでは、

見て見んと、分からん。


碧依の負担を少しでも、

減らす為に、ここは、『管制室』を

目指すのが、良いかもしれんな。


この度は、最果ての世界を

ご覧頂きまして、誠にありがとうございます。


ここから暫くの間は、

朱音と碧依のルートに入ります。


これからも、3分間から5分間の

ささやかな楽しみを

皆様に提供出来ますように

のんびりマイぺースながらも

精進してまいりますので

何卒最後までお付き合いの程

宜しくおい願いいたしますm( _ _ )m

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