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最果ての世界で見る景色  作者: ルカリナ
EPISODE 4

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EPISODE 4 - 18

正直、外骨格の操作性に関して

何か気になる事を、

言っていた気がするんだが、

エミリーが『陽電子ナイフ』の説明を

続けてしまっているので、

今は黙って聞く事にするか………。


「『ムラクモ状態』の陽電子ナイフは、

高密度のエネルギーに

刀身が晒されてしまう関係で、

攻撃力の代わりに、耐久性が極端に

無くなってしまうのが問題だったんだが、

アキトのおかげで、これらの問題を改善することが出来た」


「具体的には、どう変わるんだ?」


「画像を見比べてもらえれば、

分かると思うが、

左が『旧式のナイフ』で、

右が『新型のナイフ』になる」


モニターに映っている、

2種類の画像を見て見た物の

左の画像は、刀身が『有る』のに対して、

右の画像は、ナイフの『グリップ部分しかない』………。


「右の画像が新型なら、

何でグリップだけなんだ?」


取り敢えず、エミリーに質問を

してみる事にしたんだが………。


「おいおい………。

今時の若者は直ぐに答えを求めるな………。

少しは、自分で考えてみたらどうなんだ??」


何故か、ウザイ言い回しで、返された。


そもそも、エミリーの考えを

どれだけの人理解出来ているのか、

疑問に思う所なんだが………。


エミリーのそばに居た、

ヤヨイさんの方を見て見ると、

何とも言えない様な苦笑いを浮かべていた。


「はぁ………」


取り敢えず、

資料を読み返してみて、

陽電子ナイフの仕様変更点を考えてみる。


「(耐久力に難があるのを改善するなら、

単純に考えて、『刀身』を交換するのが、

一番手っ取り早いよな………)」


そうなると、グリップの中に

予備の『刀身』が入ってるか、

アタッチメント式で、

刀身を『付け替える』かだな。


この場合、1番可能性が高いのは………。


「グリップの中に替えの

刀身が入っているとかか?」


俺の考えをエミリーに答えると………。


「………本当に??」


暫く間が開いたと思ったら、

そんな事を言ってきやがった。


いやいや………。

本当かどうかは、俺が聴きたいは!!


若干を通り越して、

大分イライラして来たので、

エミリーを睨んでいると………。


「残念!替えの刃なんか、

入っていません!!」


と………。


キメ顔を浮かべながら、

俺の考えは否定された。


流石にイラッと来たので、

護身用のハンドガンを

ホルダーから抜こうとしたら、

それを見ていた朱音と碧依ちゃんに

全力で抑え込まれてしまった。


それでも、構わずに

エミリーに銃口を向けようとする俺と、

それを阻止する姉妹との攻防を余所に、

エミリーの説明は続いていく。


「今回の新型のナイフは、

『エネルギー・ブレード』の分類になるから、

そもそも、刀身が存在しないんだ」


真面目な話に戻ったので、

取り敢えず、ハンドガンから

手を放す事にする。


それを見た姉妹も俺の拘束を解くと、

エミリーの話に耳を傾けた。


「だったら、何で始めから、

そうしなかったんだ??」


もしもの話だが、

この新型のナイフがあれば、

タンク野郎との戦闘も、

もう少し余裕を持って、戦う事が出来た。


「『ムラクモ』を発動させるには、

高密度のエネルギーを投身に

纏わせるのは知っての通りだが、

何故、そんな事をするのかと言うと、

エネルギーの様な『不定形』の物に、

『指向性』を持たせる必要があったから」


なるほど………。


普通に考えて、

グリップからエネルギーを

供給しても無秩序に放出するだけで、

何かの形になる事は無い。


「じゃ、その新型のナイフは、

その辺の問題をクリアーしたって事なのか?」


「そうだ。

オマケに必要となるエネルギー量も

大幅に減らすことが出来たので、

『強化外骨格』のリミッターを解除しなくても、

常時、使うことが出来るようになった」


そう考えると、

圧倒的な攻撃力と引き換えに、

使用するのに、色々と条件が必要だった、

『ムラクモ』よりは、使い勝手は良さそうに思えるな。


この度は、最果ての世界を

ご覧頂きまして、誠にありがとうございます


これからも、3分間から5分間の

ささやかな楽しみを

皆様に提供出来ますように

のんびりマイぺースながらも

精進してまいりますので

何卒最後までお付き合いの程

宜しくおい願いいたしますm( _ _ )m

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