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最果ての世界で見る景色  作者: ルカリナ
EPISODE 4

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EPISODE 4 - 16

エミリーにそう言われた俺は、

先程、見た映像を思い返してみる。


映像の中の『ワーム』は、

短い時間で、その個体数を

爆発的に増やしていた。


それから、更に時間が経った今、

『ワーム』がどうなっているのか、

考えるだけで、鬱になりそうだ。


そして………。


その渦中にある『ケテル』には、

現在、連絡が取れない………。


現在進行形で、

『ケテル』が『ワーム』の処理を

行っているなら構わないが、

そうじゃない場合は………。


「(これは、最悪の事態も

考えないといけないな………)」


取り敢えず、エミリーが何を

言いたいか分かったので、

後は、それを踏まえた上で、

準備をする必要がある。


「まず、質問なんだが、

『ワーム』の進化は、

『level : 4』で終わりなのか?」


現状で、どれ程の個体数に

なっているのか、分からないが、

何匹かの『ワーム』が、

もし『兵器』を捕食していた場合、

脅威度は、一気に跳ね上がる。


ただ捕食した兵器を

『ワーム』が単純に使うだけなら、

幾らか対処のしようは、あったんだが、

捕食した兵器を際限なく

使用出来るとなると、

話は変わってくる。


出来れば『level : 4』で、

進化は打ち止めになって、

欲しい所なんだが………。


「現時点までの情報で、

確認が取られている、

ワームの進化は、『level : 4』までだが、

何分情報が少なすぎる……。

不測の事態も

考えられるとしか言えないな」


当たり前の事だが、

あまり考えたくない事案ではあるな………。


「はぁ………」


現時点でも、

かなり厄介な相手なのに、

これ以上が、あると考えると、

それだけで、気が滅入る………。


「そもそもの話、

何で『ケテル』の連中は、

自分達でも制御が、

出来ない物を作ったんだ?」


戦争中なら分からなくもないが、

小競り合いが起こっている位で、

大きな戦闘が無い今の世の中で考えると、

『ワーム』は些か、過剰戦力な気がする。


そもそも御し切れていない物を

作るメリットが分からない。


仮に『ワーム』を戦場に投入して

戦闘に勝てたとしても、

此奴らが居たのでは、

自分達も結局、占拠した領域に、

手が出せないのではないのか?


だったら前提として、

『ワーム』を使った戦闘を

行う意味が無い気がするのは俺だけか?


「その件に付いてだが、

『ワーム』は『マザー』と、

呼ばれている個体が群れを

統括する仕組みになっている」


それを聞いた俺は、

一つだけ思い当たる事があった。


「ん?もしかして

『最初に卵を産んだ個体』が

その『マザー』なのか??」


「そうだ。

因みに卵を産めるのは、

『マザー』と『マザーから生まれた個体』だけになる。

その後の『ワーム』は、『卵を産むことは無い』が、

食べた物の特徴を反映する機能は備わっている」


まぁ、全てのワームが、

食べては、増やしてだと、

全て殲滅しないといけなくなるが、

限定の個体が、数を増やしているんだったら、

数を増やすことが出来る、

個体を中心に殲滅すれば、

これ以上、数を増やす事は無い。


「(そう考えると、

少しだけ、気が楽になるな)」


残す問題としては、

何故『ワーム』が、

暴走してしまったのかだが、

今の話を聞いて、納得できた。


白衣の男が居ない間に

黒スーツの男が戻って来ていたが、

その時に、『マザー』を暴走させると同時に、

停止信号を受け付けないようにしたんだな。


「仕事内容は分かったけど、

優先順位は『マザー』の破壊として、

それでも『ワーム』が、

暴れている場合は、どうするんだ?

どれだけの数に増えてるか分からないが、

流石に一匹残らず、殲滅するのは無理だと思うぞ?」


懸念事項としては、その一点だ。


この度は、最果ての世界を

ご覧頂きまして、誠にありがとうございます


これからも、3分間から5分間の

ささやかな楽しみを

皆様に提供出来ますように

のんびりマイぺースながらも

精進してまいりますので

何卒最後までお付き合いの程

宜しくおい願いいたしますm( _ _ )m

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