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最果ての世界で見る景色  作者: ルカリナ
EPISODE 4

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134/3022

EPISODE 4 - 14

そうなると、

黒いスーツを着ている男が持っている

大型のアタッシュケースの中身は………。


「ん?インゴット??」


てっきり『お金』が入ってると、

思っていたんだが、予想に反して、

アタッシュケースの中身は

何かの金属のインゴットが入っていた。


「このインゴットは、

恐らく『レアメタル』だな」


「あ~。

なるほどね………」


エミリーの補足を聞いて納得する。


確かに今の世の中では、

金よりも希少金属の方が

価値が高いからな。


それに白衣の男性が科学者なら

お金よりも希少金属の方が

利用価値が高いのは、当たり前だな。


アタッシュケースの

中身を確認し終えると、

黒スーツの男は、

小型のアタッシュケースを持って、

そのまま研究室を出て行った。


黒スーツの男を見送ると、

白衣の男は、研究室に残り

また何かの作業を続けていた。


「………」


暫く映像を見ていたが、

黒スーツの男が

研究室を出て行ってから、

ここまで、特に代わり映えが無い………。


「なぁ、エミリー………。

何時までこれを見てないといけないんだ?」


これ以上、映像を見てても

進展がなさそうだったので、

そうエミリーに告げて見たのだが………。


「問題は、ここから先だ。

だから、もう少しだけ見ていろ」


「ふむ………」


こう言われると、

従うしかないので、

もう暫くだけ映像を見る事にする。


白衣の男が、作業を続けていると、

内線でも入ったのか、作業を中断すると、

受話器越しに何やら、やり取りをしだした。


暫く受話器越しに

やり取りをしていると思ったら、

そのまま部屋を出て行ってしまった。


暫く無人になった研究室が

映し出されていると思ったら………。


「そろそろ問題のシーンだ。

注意して見ていてくれ」


そうエミリーが忠告をして来た。


「了解」


その忠告に従い、

映像を見ていると………。


「こいつは………」


先程、研究室を出て行ったはずの

黒スーツの男が研究室に入ってくる所だった。


黒スーツの男が室内を見渡し

誰も居ない事を確認すると、

先程まで、白衣の男が使っていた

パネルを操作して、何かをしだした。


数分程、パネルを操作すると、

作業が終わったのか、

足早に黒スーツの男は、

研究室を後にした。


黒スーツの男と入れ替わるように、

研究室を出て行ってた、

白衣の男が戻ってくると、

また、作業の続きを

しようとしていたみたいだが………。


そこで、事態は急変した………。


強化ガラスの向こう側にあった、

『ワーム』の『卵』の一つが、

孵化ふかを開始した。


白衣の男が、

『孵化』を止めようと、

パネルを操作していたみたいだが、

努力の甲斐なく『ワーム』が孵ってしまった。


孵化したワームは、

資料で見た通り、

最初は体長が2m程だったが、

隣にあった別の卵を捕食すると、

直ぐに成長を始め、体積を倍に増やした。


それを見た白衣の男が、

慌てて、何処かに連絡をすると、

強化ガラスの向こう側にある扉が開き、

1体の『強化外骨格』が室内に入って行った。


「(感じからして、警備用みたいだな)」


警備用の強化外骨格は、

そのまま『ワーム』に近づくと、

正面から抑え込もうとしていたのだが………。


「オイオイ………。

マジかよ………」


『ワーム』を抑え込むどころか、

逆にパワー負けした、外骨格は

『ワーム』に押し倒されると、

そのまま、操縦者ごと捕食されてしまった。


「うへ………」


「うぅ………」


これには、

姉妹も辟易してるみたいで、

顔をしかめていた。


外骨格を捕食した『ワーム』は、

お尻に当たる部分から、

直径1m程の『白い塊』を出していた。

この度は、最果ての世界を

ご覧頂きまして、誠にありがとうございます


これからも、3分間から5分間の

ささやかな楽しみを

皆様に提供出来ますように

のんびりマイぺースながらも

精進してまいりますので

何卒最後までお付き合いの程

宜しくおい願いいたしますm( _ _ )m

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