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最果ての世界で見る景色  作者: ルカリナ
EPISODE 3

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118/3006

EPISODE 3 - ???

ベフィモスの破棄に伴う爆発に

『アキト』が巻き込まれる、前まで時間が巻き戻る。


思わぬ所で、予想以上の物を得た俺は、

部下の一人である『銀色の外骨格』を操る

搭乗者『ルチル・セラフィー』と共に、

現在、所属をしている『ブラック・オニキス』の

アジトへ帰投していた。


といっても………。


自己主張ばかりで、

何の生産もない、害虫ばかりが居る組織だ。


目的を果たした今、

そろそろ害虫駆除を

決行しても良いのだが、

例外はある物だ………。


数年ほど前に

『ブラック・オニキス』に

『逸材』と言っても過言ではない人物が

2名も所属してきた。


名前は確か………。


『ルリ』と言う女と、

『ヒスイ』と言う男だったか………。


最初は、『外骨格』の操縦も

ままならなかったのだが、

数週間程の訓練で、自分の手足のように操るになる。


作戦達成率も100%と、

かなりの成績を誇っていたのだが、

何があったのか、

前回の任務は、失敗に終わっていた。


それでも、この2人の評価が変わることは無く、

今では『ブラック・オニキス』に

無くてはならない人物となっていた。


「(まぁ、あの2人を退けるだけの逸材が、

まだいる事を知れたのも我々にとっては朗報だな。

そして出来るなら、

是非この眼で、見て見たいものだ………)」


奇しくもその人物こそが、

先の戦いで『クレース・アイド』を

瀕死にまで追い込んだ『アキト・ハーヴェル』だと

言う事を『カイト』が知るのは、

もう少し、後になるのだった………。


そうとは知らず、

『カイト』の考察は、まだ続いていく。


今回、『タンクタイプ』の

外骨格の操縦者であった

『クレース・アイド』の

破棄に踏み切ったのも、

この2人の存在が大きいと言える。


我々の『理念』を実現する為には、

生半可な才能では、達成出来ないからだ。


だが、この2人ならば、

後数年もあれば我々の所属している

組織でも主戦力となりえるだろう。


今はまだ、彼女らにも何らかの

『思惑』があるみたいで、

『ブラック・オニキス』を

利用しているみたいだが、

あんな小物しか所属していない組織では、

近い内に、2人を御し切れなくなるだろう。


2人が『ブラック・オニキス』から

出て行く前に、勧誘したいものだな。


「隊長………。

本当に宜しかったんでしょうか?」


そんな事を考えていたら

今回の作戦の同行者である

銀色の外骨格である

『ヴァルキリー』の操縦者である

『ルチル・セラフィー』は、

俺と一緒に『ブラック・オニキス』に

派遣された部下の1人だ。


優秀なのだが、

どうにも考えが硬いのが玉に傷なのだが、

命令に忠実で、どんな作戦でも

難なくこなせる程、能力が高い。


そんな部下からの質問を

考えてみたのだが、

どうにも要領を得ない………。


「何がだ?」


結局、思い当たる節が多すぎたので、

先を催すことにした。


「先程の『アキト』と言う人物の事です。

奴はきっと、我々の脅威になります。

止めは、刺せる時に刺しておいた方が

良いのではないでしょうか?」


何を言うかと思えば、

そんな事だったか………。


「確かにその通りかもしれないな………」


「でしたら何故、見逃したのですか?」


俺の肯定が意外だったのか、

ますます、俺の取った行動が謎になったようだ。


「確かに今後も、我らとアキトは

『敵対』関係のままかもしれないが、

こんな世の中だ、もしかした『味方』に

なるかもしれないだろ?」


「それは確かに………」


「今の我々は、優秀な人材を

1人でも多く確保したい。

アキト程の力が手に入れば、

我々の『理念』に2歩も3歩も

近付くことは、想像に難くないだろ?」


「そうですが………。

それでも、リスクが高すぎないでしょうか?

奴の力は、危険すぎます………」


『ルチル』が、ここまで言うのは、

俺としても意外だった。


それだけ、『ルチル』も

アキトの事を高く評価していると言う事だな。


「何………。

猶予はくれてやったんだ。

それでも、もし奴が我々と

『敵対』するようなら………」


そこまで言うと俺は、

一泊の間を置いて、

宣言してやる。


「『叩き潰す』だけだ。

それは今後も変わらない事だろ?」


「それがあなたの考えなら、

私は従うだけです」


俺の考えを伝えると、

一様は納得したようだ。


「なら急いでアジトへ帰るぞ。

今後の事も決めておきたい」


「了解しました」


そう言うと俺達は、

『オーバー・ブースト』の出力を上げ

仮の拠点である、『ブラック・オニキス』のアジトへ

帰投するのであった。

この度は、最果ての世界を

ご覧頂きまして、誠にありがとうございます。


これからも、3分間から5分間の

ささやかな楽しみを

皆様に提供出来ますように

のんびりマイぺースながらも

精進してまいりますので

何卒最後までお付き合いの程

宜しくおい願いいたしますm( _ _ )m

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