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最果ての世界で見る景色  作者: ルカリナ
EPISODE 3

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EPISODE 3 - 58

『O・B』を使用した不知火は、

一気に最大速度に達すると、

ジャックさんとの合流ポイントに向けて、

戦線の離脱を開始した。


順調に高度を上げて行き、

もう少しで、合流地点に到着すると思われた時………。


朱音の乗る不知火に異変が起きた。


不知火のメインブースターから

突如、黒煙が上がったと思った

次の瞬間………。


メインブースターが爆発を起こした。


「!?」


朱音が無事に離脱するまで、

眼の前の3体を監視していたが、

怪しい行動はしていなかった。


寧ろ、眼の前で暴発した

グレネード弾の影響で、

それ所では無い様子………。


いや………。


相変わらず騒いでるのは、

タンク野郎だけだで、

他の2体は、動じてすらいない。


そうなると、考えられる可能性は、

不知火自体の不調だと結論付けた

俺は、状況を確認する為に、

急いで朱音に通信を繋げる。


【大丈夫か!朱音!!】


【ヤバイ!

ベフィモスとの戦闘で不知火に

無茶させてたせいか、

予想以上に損傷が!!】


【警告!警告!!

メインブースター大破………。

高度を維持できません………。

繰り返します………】


予想通り、不知火の不調が、

原因だったようだが、

依然自体は、深刻だ。


通信越しに聞こえてくる、

不知火に搭載されている『AI』からの

警告アナウンスも事態の深刻さに拍車を掛けている。


【後……。

後、少しなんや!

頼む頑張ってくれ!!】


朱音の想いとは裏腹に、

徐々に不知火の高度が落ちてくるのが、

俺からも見て分かるのだが、

現状で俺に出来る事は何も無い。


最悪の場合は、

『朱音を庇っての撤退戦』を

するしかないと、覚悟を決めると………。


【私に任してください!】


【ジャックさん!?】


本来の合流ポイントよりは、

大分低い位置のはずなのに

咄嗟の機転で、『ライトニング・フェニックス』を操り

高度を落とし続けている不知火を

収納用のアンカーを使い、見事キャッチする。


【朱音さん!ご無事でしたか!!】


【おかげさまで、ウチは大丈夫です!!】


【直ぐにダアトにお連れしますので、

今しばらく頑張ってください!!】


【はい!!】


飛行速度を落としながらも、

空中でキャッチした不知火を

『ライトニング・フェニックス』に収納していく。


【不知火の収納を確認!

これより全速力で戦闘領域からの

離脱を開始します!!

アキトさんご武運を!!】


【ありがとうございます!

それと、朱音を宜しくお願いします!!】


【はい!

必ず無事にダアトにお送りします!!】


ジャックさんとの通信が切れると同時、

不知火の収納を完了した、

『ライトニング・フェニックス』は、

徐々に飛行速度を上げて行き、

瞬く間に戦域から離脱していった。


「一時はどうなる事かと思ったぜ………」


冷や冷やする場面もあったが、

結果だけ見れば、

大成功と言っても過言では無い。


一番の懸念事項であった、

『無事に朱音を離脱させる』と

言う目標も達成できた今………。


「これで、心置きなく戦えるな………」


そう呟いた俺は、

今度こそ奴らと決着を付ける為、

八汰烏との同調率を高めて行く。


この度は、最果ての世界を

ご覧頂きまして、誠にありがとうございます。


UPして早々ですが、

何だか物足りない感があったので、

少しだけ修正しました!


『瞬く間に戦域から離脱していった。』から

少しだけ書き足してみましたので

良ければ、もう一度ご覧いただけたら幸いです。


これからも、3分間から5分間の

ささやかな楽しみを

皆様に提供出来ますように

のんびりマイぺースながらも

精進してまいりますので

何卒最後までお付き合いの程

宜しくおい願いいたしますm( _ _ )m

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