11話 〜自慢だが?〜
チリン、チリン、
「おおっ、ミナぁまた来てくれて、マモルもありがとうね」
「いいえ、ノリさん。ナミさんもこんばんは〜」
「いらっしゃい、2人とも」
「かんぱ〜いっ」
「マモは何食べる?」
「そうだなぁ?里芋の唐揚げは?」
「いいね、それとぉ〜」
「今日は角煮があるけどぉ?」
「あ、ナミちゃん、角煮食べるっ!」
「はぁ〜い、待っててねぇ」
俺も角煮とビールでキュッとやっちゃおうかなぁ?
「ノリちゃん何やってるの?」
「え!?ビールを出そうかと……」
「誰に?ミナちゃんたちはボトル飲んでるよ?」
「え!?オ……」
あ!?いけねぇ〜、頭に浮かんだらついうっかり……
「はは、ノリさん自分のビール出そうとしたんだよアレ!」
「そうだね?怒られちゃってね〜」
「なぁにコソコソ話してんだお前ら」
「うわぁ、ノリさん!聞こえてたの?」
「やっぱりかコラっ」
「はははは〜」
「歌にしよっか?マモマモ」
「そうだね。あ!?あのさぁ……」
「いいわね、じゃあ話してみよっか?」
「ノリさん、ちょっと……」
「ふ〜ん、いいよ、今なら他にお客さんも居ないしね。ナミもやろぅ?」
あれねぇ?
1の位と10の位を足して、1番小さい人が一杯ずつと……ま、賭博にはならないしね。
「さあ〜て、ジャンケンポンっ!」
「あいこでしょっ!」
「はい、1番はナミさんね」
よお〜し、何で狙おっかなあ?
パチパチパチ〜、
「おっ94点だから……3だな?」
「ちっ、微妙だなぁ?」
「ナミちゃん、逆にドンマイっ!」
「このぉ〜?て、ミナちゃん次でしょ」
「はい、4点以上を目指して!」
パチパチパチ、
「おお、すげぇ〜95だぁ?」
「このぉホントに4点出しやがったなあ?」
「へへへぇ、狙い通り〜」
次は、マモルだな……シブいの来たねぇ?
おお、パチパチパチ、
聴かせるねぇ、マモルは?
「う〜ん?あぁ、ておお!?」
「86だ?てことで4点かぁ、今んとこナミがドベな」
「ドベって……笑」
ま、点数は別だよなぁ〜?
「さ、真打の登場っ、ノリちゃんだよ?私より下を出してね」
「任せとけ俺は100点だからなっ」
パチパチパチ、
「さぁ、何点だぁ、何点だ〜、何点っ?」
「ああ……ははははっ」
「ノリさんいただきまぁ〜すっ、かんぱ〜い」
「はぁ〜美味しいっ」
チリン、チリン、
「おぉ〜アユミぃいらっしゃいっ」
「こんばんは、みんなで楽しそうに?」
「あ?うんノリちゃんがね……」
「ははははっ、オハコを途中で咽せて、55点……はは、もうちょい咽せれば良かったのにねぇ?」
「あ?アユミ、俺をバカにしたな……次はホントのオハコを出しちゃうからねぇ?」
「いいですよぉ〜ノリさん受けて立ちますよぉ〜」
「よぉ〜し、ジャンケン……」
また俺がトリかあ?
派手な衣装でも着てくるかぁ?
年末の宙に浮かぶ人みたいに……
で?
「おお、やっぱアユミちゃんうま〜い」
「はっ!そんなもん足して低かったら意味がないっ!」
「ノリちゃんどう、どう、どう〜」
俺は今年の干支かっ?
ウソっ?
「ああ、惜しいぃ、あと1点だったね?」
「はは、100までは届かなかったかぁ〜?」
届かなかったかぁじゃないわっ!
8って何だよ、8って、、、
「じゃあ、俺はわざと90とかに下げればいいのね?」
「ノリさん、無理しないで?54でもいいんですよっ!」
「ミナは黙れっ、俺の実力を知らないな?」
じゃ、行くよっ!
「あっ!?ノリちゃん本気のヤツだ」
パチパチパチ、
「うおー、ノリさん。すげぇ〜、この歌俺ここまで歌えない」
「そうだろ、見直しただろ?」
「暇な時いつも練習してるからねノリちゃんは?」
「ナミ、お前もだろ?」
「この2人は……笑」
「おっ?出たぁ!」
「ああ〜すごっ!」
「やったあ、初だぁ!初めて行ったぁ!」
「ノリさんおめでとうっ」
「お祝いに俺から一杯出しますよっ」
「おお、マモルありがとうなぁ?て、お前1点なんだから当たり前だろ?クラッカー」
「でも、1点で勝てるて……持ってるねマモマモは?」
「ホントだよねぇ?やるぅ」
は?何言ってんだお前らは?
「じゃあ2度連続で、ノリさんいただきまぁす。かんぱ〜いっ」
「はははは〜」
「待てお前ら……俺は100点だから10だぞ?」
「ノリちゃん、0+0は?」
「は?そんなもん0だろ?」
「だからぁ〜!?」
「ええ〜初の100点なのにぃ〜罰ゲームかよぉ〜」
完




