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居酒屋なみのり  作者: マメ
居酒屋なみのり3

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10話 〜ホントの狸は?〜


こんにちは〜アサミです。


今日はマサくんに呼ばれてお家デートです。


「あ〜もしもしマサくん?今着いたよぉ〜」


「分かったぁ」


よお〜し、今日は女らしいところを披露しちゃおうかなぁ?



「あれっ、マサくん何か作ってるの?」


「ああ、ゆっくりしてていいよ」


ええ〜、私材料も買って来たしぃ、昨日ナミちゃんにいろいろ教わって来たのにぃ〜!?


「あ、でもほら……一緒にね?」


「いや、座ってて。いいからっ!」


あれ?


何か言い方キツい気がするけど……気のせいだよね?


スマホいじいじっ、て?何か落ち着かない。


せっかく来たのにスマホしてる場合じゃないっ!


「でも〜私もなんかするよ?」


「いいから座ってろっ!ここは男の戦場だっ!」


「あぁ〜ごめんなさい、ごめんなさい」


て?


なに今のは……ホントにマサくんなの?


料理すると変わる人ぉ?


ハンドル握るとみたいなぁ〜!?



ピィーンポォーん、


「あ、ごめん出てくれる?多分アイツだ」


「え!?あ、はいっ」


これ以上怒られたくない、素直に……


ガチャ、


「あっ!?」


私とシンクロすんじゃないわよ!


「何でここに居んだよ?」


私のセリフよっ?


「じゃ、新聞は間に合ってるんで」


「ちょっ、、、俺、新聞屋さんじゃねぇし、呼ばれて来たんだよ」


ちっ、マジかよっ!



「マサくーん、弟さんがいらしたわよぉ?」


「おぉ〜、ちょっとそっちで話でもしてて」


な”!?


「コイツと話すことなんてねぇ!」


だから、被るなっ!


「お前と居ても仕方ねぇなぁ?」


はぁ……こっちのセリフだっつってんだろ?


て、そっち行ったら怒られるぞっ、機嫌悪くさせるなよっ?


「兄ちゃん、何かやろっか?俺も」


「おお、トモキ。じゃあさお皿にそれ盛り付けてくれるか?」


「分かった、これね?しかし、あの女は何もしねぇな?」


「あ?あぁ、良いんだよアサミは」


おいおいおい、ちょっと待てっ!


いろいろとさぁ。



何かムカついて来たから……


ぷしゅっ!


「あ?兄ちゃんアイツ1人で、、、」


うっせー、知ったことかっ?


ばーろー、人を退けもんにしやがって。


「はあ〜、美味しっ!」


これ見よがしに大声で言ってやったわっ!



「はい出来たよぉ〜みんなで食べよねぇ」


え?怖いんだけど……ホントに別人格?


「じゃあ、乾杯っと」


「ほら、アサミも食べて」


「あぁ、コレ……私の好きなやつ」


「ああ、練習してさ、アサミに喜んでもらおうと思って、さっきはごめんね?」


な、何よそれっ——私はなんてオン……



「兄ちゃんマジうめぇなぁ?コレ」


「そうだろ?ナミちゃんに教わってさぁ」


アンタもだったのね……何も言わないナミちゃん、、、恐るべしっ!


「コレなら彼女が出来ても喜ばせられるなぁ?兄ちゃん」


ここに居るんですけどぉ〜、認めたくない気持ちは分かるんですけどぉ〜。


「で、トモキはあれから仕事変えたのか?」


「あ、あぁ、元々アレは先輩に無理やりやらされてたから……俺にはむかないし」


ワシもそう思〜う。


「そうだな、うち来るかぁ?店長に聞いてみるぞ?お前、電気の資格持ってるから多少は有利かもしれないぞ?」


「ホント?じゃあお願いしようかなぁ?」


あ”!?アンタら同じ職場だと、いつも3人で?ってなりそうなんですけどぉ?


「て、は〜、昨日も目玉の入れ替えで遅かったから眠いやぁ」


目玉って……モエちゃんのあの頭を思い出したわ。


「兄ちゃん寝ちゃったな?」


あ〜ぁ、コイツと2人かよ……ま、啀みあっても、、、



「ねぇ、アンタ……」


「何だよ?オバハン」


オバ……ちっ。


「就職の前祝い。ほらっ」


「はぁ?まだそんなの……」


「マサくんが言ってくれてんだから決まりよ、決まり。だからほらっ」


「分かったよぉ」


「おめでとうっ」


「あ、ありがと……な」


お、かわいい顔すんじゃん。素直になればこの子も……



「て、アレ!?もう無いわね?」


「ああ、ホントだ」


「ねぇ、なみのり行かない?」


「はぁ?2人でか?」


「うん、アタシたちが2人で行ったらみんなどんな顔するか?」


「はは、それ面白そうだな?アサミちゃん」


おぉ、素直になったトモキはいい子だあ〜?


お姉ちゃん……て呼んでもいいのよ?


「じゃあトモくん行こっか?」


バタン、ガチャガチャ。




「ふっ、仲良くなってくれたか……」




             完


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