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ニートな女神がログインしました。  作者: 唯一信
第1階層―始まりの街―
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ニートな女神と初めての召喚

次回、玲愛は岩場へ行く。

なお、もうお気づきの方もおられるかと存じますが、この次回予告はたまに嘘をつきます。

もしかすると次回、まだ岩場へ行かない可能性もあるのであらかじめご了承下さい。

すべては筆者の力量不足のせいであることを重ねてお詫び申し上げます。

 私は南門から平原フィールドへとやってきた。

 周囲を見渡すがどうやら他のプレイヤーの姿はなさそうだ。

 よし、これは好都合だと思ったが念のために街からかなり離れた場所まで移動した。


「よし、ここら辺でいいか。えーと、たしか消費MPが1秒で1だったよな」


 そう、私が試そうと思っている新しいスキルはもちろん召喚である。

 ヤタガラスを召喚できるというそのスキルだったが、強力な効果であるのか消費MPはすさまじい。

 私の今のレベルは12、そしてMPの最大値は94だ。つまり94秒間の召喚。

 わかりやすくすると1分34秒か。


「召喚:ヤタガラス!」


 私は叫んだ。すると私の予想した以上、あるいは期待した通りの変化が目の前で起こった。

 私の目の前の地面に巨大な黒い魔方陣が描かれるとその魔方陣から何やら黒い霧が噴出した。

 その霧の中から徐々に姿を現したのは紛れもなくさっき倒したあのヤタガラスだった。

 3本足で、赤い3つの目を持った巨大なカラスは襲い掛かってくることもなくただ私をじっと見つめてきていた。

 私は自分のステータス画面を見たが本当に1秒でMPが1ずつ消費されている。


「おおお、これはすごい。えと、翼を大きく広げて!」


 私がおとなしくこちらをじっと見つめているヤタガラスに指示を出してみた。

 するとヤタガラスは私の指示通りに両翼を大きく広げて見せてくれた。


「じゃあじゃあ、飛んで!」


 私が次の指示を出すとヤタガラスは翼をはためかせてはるか上空へと飛び立つ。

 30メートルくらいだろうか、戦闘中は空中にいてもそれほどの高度にはいなかったと思うが。


「もういいよ。降りてきて!」


 そしてそこで30秒が経過した。残りあと1分。

 そうだ、私にはまだやるべきことがあるじゃあないか。

 私は降りてきたヤタガラスに次の指示を出した。

 ちなみに今の降りてという指示はあえて小さな声で言ってみたが、召喚したモンスターにその声が直接聞こえていなくても声に出せば指示は通るらしいことはわかった。


「私を背中に乗せて飛ぶことは出来る?」


 ヤタガラスは小首をかしげるような仕草をしたが、その後大きく泣き声を発すると向きを変えて背中の方をこちらに突き出してきた。

 おっと、これはつまりいけるということかな。

 私はおそるおそるヤタガラスの背に乗ってみた、あ、意外とふかふかだ。

 そして私が背に乗ったことを確かめるとヤタガラスは地上を飛び立った。


「うわ、うわわわわぁ~。す、すごい。そ、空飛んでる~!!」


 その衝撃と感動はもはや筆舌につくしがたいレベルだった。

 ただ、何度か旋回や空中で1回転などの指示を出してジェットコースターのようなマネをしたりして遊んだ。

 それは夢のような1分間だったけど私ももちろん馬鹿ではない。


「あ、そろそろ降りないとやばいな」


 と、残りのMPが10を切ったところで私は地上へ戻るように指示した。

 無事に地上に戻ってきたところでちょうどMPが0になりヤタガラスは消滅した。


「いやー、にしてもすごかったな。私はもっとミニサイズで出てくると思ってたけどまさかそのままとは」


 そう、私は召喚といってもまさか本当にあの巨大なモンスターが呼び出せるとは思ってもみなかった。

 いや、できるなら呼び出したいなと思ったしこうして空を飛ぶことも期待してたけど。

 さすがにそれは無理で、召喚したらアストのようなフクロウサイズでせいぜいダークボールとか竜巻とか出して戦闘をサポートしてくれるだけの存在なのかと。


「あ、それ確認するの忘れたな」


 私は空を飛ぶのに夢中になってヤタガラスの戦闘能力などの確認は完全に忘れていた。

 スキルのどこかに詳細が書いていなかったかと探したが、見つかった。

 というか、それ以前に召喚というスキルの詳細も個別で見れるようになっていることに気づいた。

 それによると召喚というスキルは以下の効果があるらしい。


 〇召喚

 ・「召喚」という言葉に後に、呼び出したいモンスターの名前を言うことでそのモンスターを召喚できる。

 ・召喚したモンスターを返したい場合は「送還」と言うとモンスターは送還される。

 ・1度に同時にモンスターは1体までしか召喚できず、すでにモンスターを召喚している場合は別のモンスターの召喚は出来ない。

 ・モンスター召喚中はプレイヤーは一切のスキル及び魔法の使用が出来ない。


「え、うそ!?」


 私は4つ目に書かれていることを見て驚いた。

 つまりヤタガラスを召喚している時は私はほぼ何も出来ない。

 いや、普通に剣で攻撃とかは出来るだろうけど魔法や技などは使用できない。


「デメリットが大きいよ。でも、それに見合った効果ってことか」


 私は召喚というスキルの画面を1度閉じると、今度はヤタガラスについて調べてみた。

 ただ、スキルの画面には先ほど確認した以上のことは書いていなかった。

 私はダメもとでモンスター図鑑のヤタガラスのページを開いてみたが、そこで私は気づいた。


「ん、2ページ目?」


 今までモンスター図鑑に登録されたモンスターの情報はすべて1ページしかなかった。

 だから私はもしかしたらと思って次のページを開いたら当たりだった。


『ヤタガラス』が使用可能なスキル


 〇ダークボール

 〇小竜巻


「おお、ちゃんと使える技があるんじゃかいか」


 私はそれぞれの詳細を確認した。

 まずダークボールだが、これはヤタガラスの前方にのみ1つだけ発射されるというもので消費MPは普通のと同じで3だった。

 しかし再使用可能までの時間が0秒になっている。つまりヤタガラス版のダークボールは連射が出来るのだ。それはずいぶん爽快な気分を味わえるだろう。


 想像してもらいたい。

 はるか上空から無数のダークボールが雨のように降り注ぐ様を。

 その攻撃になすすべもなく散っていくモンスターやプレイヤーの姿を。


「おっといけない。さすがにそんなことしたらすぐにMP切れになるよな」


 なにせ召喚中は1秒でMPが1ずつ減っていくのだから。

 その状態でダークボールを発射するということはつまりヤタガラスを召喚していられる時間が3秒も減ってしまうということだ。連射などしたらすぐにMPが尽きるぞ。


「それで、竜巻の方はというと」


 今度は小竜巻という技の項目を確認した。

 小竜巻もダークボール同様にヤタガラスの前方に繰り出される。

 消費MPは5と、ダークボール以上のMP消費量だったが効果は絶大だった。

 まず、もちろん風属性の魔法攻撃であるということはわかっていることだろう。

 しかも実際に戦闘でヤタガラスが使ったものと同じ効果があることがわかった。


 つまりは攻撃対象に指定した者に対しての追尾性能である。

 ようは敵が逃げたりかわしても自動で後を追いかけてくれるのだ。

 そして小竜巻の効果時間は対象に命中しないままだと30秒で消えるとあった。


「これも戦闘の時と同じ、か」


 たしか敏捷の値が割と高い方のプレイヤーである李ちゃんと私でも、全力で走り回って30秒逃げ切れるかどうかというところだったので、まあまず間違いなく普通のやつには当たるだろう。

 それにそれで逃げ回るようなやつならそこをダークボールで狙い撃ちにしてやればいいのだ。

 ただ、小竜巻は再使用可能までの時間に10秒必要だった。

 使うのにもMPを5消費するので今は1回の召喚中に使用できても4回くらいが限界かな。


「大きな竜巻や毒の霧攻撃は、さすがに無理か」


 正直に言ってそれらも使えたとしたらそれはもう悪夢だろう。

 とくに毒の霧などは下手したらプレイヤー複数人を相手取っても勝ててしまう可能性がある。

 そんなことになればチート効果も過ぎるというわけだ。


 チート、つまりはものすごくずるいと思うほどの強さ。

 いや、そんなこといったら今使えるスキルだけでも十分にチートの域にあるだろうけど。


 だって多分、この召喚:ヤタガラスのスキル持ってるのって私だけだろうし。


「いや、召喚のスキル自体はこの先の階層でももしかしたら手に入って、それで使える人もいるのかもしれないけどさ」


 このヤタガラスはたった1度しか受けることしかできないクエストのボスなのだ。

 しかも私の、なぜか倒したモンスターからなんらかのスキルをいただけるというチート級の謎の効果があったからこそ手に入ったスキル。

 もちろん、今までに同じような効果を持ったプレイヤーがあのヤタガラスを倒して同じスキルを手に入れてたという可能性もある。しかしそれは極めて低い確率だろう。

 あのヤタガラスは少なくとも簡単に勝てる相手ではなかった。


「……ふう、まあこんなところか。んー、もう今日はやることもないけど。最後にアストに餌をあげておこうかな」



 ここで、私は1つの告白をする。私の飼っているペット、夜目フクロウのアストについてだ。



 実は気づいている人もいたとは思うけどアストにもレベルが存在していた。

 もう忘れた人のために前回アストを買ったばかりの時の最初のスターテスをもう1度書いておく。


 アスト 夜目フクロウ(♂) レベル1


 HP:30/30 MP:15/15


 STR:5

 VIT:3

 AGI:12

 ING:8

 DEX:0

 LUX:6


 これがアストの初期ステータスだが、今現在のステータスはこうなっていた。


 アスト 夜目フクロウ(♂) レベル6


 HP:60/60 MP:55/55


 STR:12

 VIT:5

 AGI:18

 ING:16

 DEX:3

 LUX:11


「ふふふ、アスト。たくさん食べてもっと強くなるといい」

「ホホゥ!」


 何が起きたのか説明するのは簡単だ。

 しかしまずその前にペットについての話に戻ろう。


 このゲーム内では、プレイヤーは1人につき1匹だけペットが飼える。

 飼ったペットは街中の他、フィールドにも連れていくことが出来て戦闘にも参加できる。

 ただしペットは戦闘中に死んだらそこで終わりであり復活はしない。


 ということはすでに言っただろうか。

 しかしペットの説明はまだ終わっていない。


 ペットにもレベルが設定されている。

 ペットは戦闘によってモンスターを倒しても経験値を得ることはない。

 ペットに経験値を与えるためには、アイテム(えさ)を与えること。


 この餌というのは、食料品であれば基本なんでもいいのだという。

 ただ、そのペットによって食べ物の好みはあるようで例えば犬なら肉、猫なら魚を与えると、他のアイテムを与えた時よりも多くの経験値が得られるそう。

 では鳥はどうかというと答えは木の実であった。


 私は平原フィールドでアイテムボックスから出したアストに木の実をあげている。

 え、木の実なんてお前いつ手に入れてたんだよって?


 いやだな、君はもう忘れてしまっているのかい。

 ではここで問題です。森林に出現したモンスター、トレントのドロップアイテムは?


 そうだよ、あいつが落としていったあの赤い木の実だよ。

 その時もちょっとだけ言ったけどあの後ほんとにアストに木の実をあげてたんだよ。


 え、ならどうしてそのことを今まで黙ってたのかって?


 う、うるさいな。べ、べべべ別に忘れてたとかじゃないし~。

 ただ、その、あれだよあれ。わざわざ言うほどのことでもないかなって思って。


 え、ならどうして今になってそのことを言いだしたのかって?



 …………なんとなく?


 ああもう、わかったよ認めるよ。忘れてましたよ。

 本当に申し訳ありませんでしたぁ~!!


「ホホゥ?」

「うん、いやなんでもないよ。ただちょっと謝罪をね。心の中で、してただけ」

「ホォー」

「うん、ほんと。なんでもないから」


 私はそう言ってアストに赤い木の実を食べさせていく。

 この木の実のアイテムは一粒で結構経験値がもらえてたんだよね。


「それにギルドクエストに挑戦して森に潜ってた時もトレントは見つけたら積極的に狩ってたから」


 ただ、おそらくだけどアストではなくても鳥系のペットは他のも木の実が好物なんだろうし、別にトレントが落とす赤い木の実が特別アストの大好物だったってわけではない、気もする。


 まあそれは、この先の階層で赤以外の色の木の実を手に入れた時にわかることだろうから今はいいか。


 それにしても……


「レベルは上がってくれてるんだけどやっぱり能力値が低いな。AGIはそこそこの値だけど、特にVITとか下手したらあのカラスたちよりも低い可能性が」


 ゴミ山のクエストに登場した普通のカラスは紙装甲もいいところだった。

 だって本来は打撃武器ではないはずのマロンちゃんの杖で、なぐっただけで瞬殺されてたし。

 もしかしてあのカラス、VITが0とかだったんじゃね?


「うーん、まあ根気よく育てていくしかないか」


 私はしばらくアストに餌を上げていたが、アストがお腹いっぱいになったそうだったのでこれ以上の木の実はやめておいた。

 そこらへんも現実世界のペットと同じでお腹いっぱいの時はそれ以上は餌を食べないのだ。

 なんだろうね、もう慣れたけどこの変に追求されたリアリティーというか。

 ちなみに餌をずっと与えなかったとしても餓死することはないらしい。ただ機嫌が悪くなるだけ。


 このゲームを作って運営してる会社の人にちょっと聞いてみたいよ。

 このゲームはいったいどこを目指しているのだろうか、と。


「はぁ~。街に戻ってログアウトしよう」


 と、私がアストをアイテムボックスにしまって街へと帰ろうとした時だった。


「ワオォォ~ン!」


 こういう時に限ってレッドウルフだよ。

 もう無視して帰ろうかな。でも、狼のストラップって1個500Gで売れるんだよね。


「仕方ない。倒すか」


 そして始まった戦闘は1分もかからずに終わった。

 レベル12にもなるとレッドウルフに苦戦することなどもうない。

 それに、今回の戦闘でさっき確認したかったことも一応確認できた。

 カラスの指輪とウサギのお守りの効果で、AGI+15%になっていた私の敏捷。

 初めて戦った時は普通にに速いと感じていたあのレッドウルフでさえ、今ではもうだいぶゆっくりに。

 そういえばさっき召喚でMPが0になってたけど剣だけで倒せたな。

 MPもあって魔法が使えていたらたぶんもう10秒もかからずに倒せそうだよ。

 取り巻きの、というか普通のウルフなどもう完全に止まって見えている。

 もうブルースライムと同じだったよ。


「はい、これでおしまい」


 私はレッドウルフにとどめをさすとそこでため息をついた。

 明日はもう岩場にいってもいいだろう。というか、この調子ならもうダンジョンまで行くか?


「あ、レベルがあがった」


 そしてここにきてさらにレベルアップ。

 ヤタガラスとの戦いで結構経験値もらえてたし、そのおかげかな。


『レベルが上がりました』


 レベル12→13

 HP:155→160 MP:94→98

 STR:32→34

 VIT:32→34

 AGI:29→31

 ING:25→27

 DEX:18

 LUX:19→20


「ふう、これで私はどこまで強くなったのやら」


 私は思う。

 もしもこのままの状態で明日ダンジョンまで行ったとして、そこでダンジョンのボスのところまで行けたとして。果たして1人でボスに勝てるのだろうかと。

 正直、ボスが今日のヤタガラスと同じくらいの強さだったとしたらまず無理だろう。

 もしもそれで死んでしまうようなら仕方ない、やはりマロンちゃんたちのパーティにいれてもらうことにしようかな。


「でも、攻略最前線でもまだソロプレイで活躍してる人もいるって聞くから、いけると思うんだけどな」


 私はそんなことを言いながら歩きつつ始まりの街へと帰ってきた。

 そこですぐにログアウトして現実へと帰還。ゲーム機の電源を切るとヘルメットを外した。

 いちおうこのゲーム機にもちゃんと名前はあるはずなのだが、まあもうヘルメットでいいよね。


 私はゲーム機をテーブルの上に置くとそこで軽くのびをした。

 ああ、ずっとこのゲームやってると運動不足が加速するな。


「明日は銀行によってから久々に歩くか。それで昼から岩場に挑戦しよう」


 歩くというのはもちろんこっちの現実世界、つまり神界を。

 さて、というわけなので私はもう寝ることにする。


 ああ、そうだ。今後も定期的にアイテムの作成やっておかなきゃいけないな。

 マロンちゃんたちにあげる分だけでも作っておかないと。

 にしても、13000Gってこの先いったいどのくらいアイテム売ればいいのか。


「向こうの世界のゴールドを、こっちの世界で引き落とせたらな~」


 私はベッドに仰向けに寝っ転がるとそう言った。

 でも、ゲーム世界の1Gって、神界だとどのくらいの価値があるんだろうか。

 今度、計算が得意な神にでも言ってちょっと調べてもらおうかね。

 もちろん、それを知ったところでゲーム内の金がこちらに出てくるわけもないのだけど。


「はは、はははははは……ZZZ」


 こうして私はまた今日も安らかな眠りについた。

 む、この言い方だと死んだみたいに聞こえそうだな。大丈夫、ちゃんと生きてるよ。

 こっちでもゲームの中でも私はまだ1度も死んでいない。



実はもう1つ告白なのですが、ゴミ山のクエスト、あれ本当は当初の予定になかった話なんです。

でも、玲愛も1度どこかのタイミングで死んでおかないといけないかなと思い急遽足されたエピソードでした。正確には死亡カウントにはなりませんでしたけど。


本来のプロットでは玲愛は森の中でローズ達を救出した後で街に帰ってきてそのままお別れのはずでした。なのでアイテム代金うんぬんの話も本来はなかった。


ただ、そこからあのゴミ山クエストを書いていくうちになんだかどんどん盛り上がってきてしまいこのような結果に。

なので今、1層のボス戦をヤタガラス戦以上に盛り上げるためにはどうすればいいのかを絶賛考え中ですが、それは完全に自業自得ですね。


あと、アストの餌の件。本当に申し訳ありませんでした。

ただ今思うと第1階層をクリアした後で、次のエピソードまでのつなぎというか、裏でこんなことやってたよできた番外編で書いても良かったかもしれなかったです。

ああ、今から書き直そうかな。でももう書いてしまったしな。ここままで行くか。

実は筆者も割と結構アストレアに性格的な部分で似ていたりします。


先日、この話を読んだ友達に言われたのです。


「なんか、この主人公って〇〇さんに似てるよね」


私はその言葉に心外しつつも改めて読み直してみてこう思いました。


「あ、たしかにちょっと似てるかも」


創作物は作者の心を映し出すという言葉もありますが、まさにその通りだったようです。

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