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7/11

 不審者と夕飯を喰うだけです。(他意は無い)ええ。

 材料を渡された僕は台所で調理を開始する。

 日高姉さんに御飯を作らせるわけにはいけないからね~~。

 味が一種類に成るし。

 え~~と。

 鰻は調理済みの奴ね。

 なら~~身を電子レンジでチンして二人分にして~~。

 タレを水で薄めて醤油に味醂で誤魔化してかさ増し。

 其れでうな丼にしてと。

 山芋は擦って出汁と醤油に味醂を混ぜてと……。

 オクラは塩で表面の棘を取り茹でる。

 斜めに切り皿に盛る。

 醤油で食べればいいだろう。

 其れらを卓袱台に乗せる。


「「いただきます」」


 二人同時に箸を持って食べ始める。


「う~~ん」

「どうしたの?」

「不味くはない」

「はいはい」


 でしょうね~~。

 ソコソコ自炊経験あるし。

 でも此の鰻少し酸っぱくない?

 気のせいかな?


「不味くないんだけで微妙」

「はいはい」

「なのでアレンジ」


 カレー粉を台所から持ってくる日高姉さん。


「やめろっ! うな丼に対する冒涜だ」


 羽交い締めにしてカレー粉の投入を阻止する僕。


「何言ってるのカレー粉は万能調味料だよ」

「何でもカレー風味になるだけだ」

「多少材料が悪くても御腹が痛くならないし」


 其の言葉に僕は固まる。


「マテ」

「うん?」


 コテンと首を傾げる日高姉さん。


「賞味期限は何時だ?」

「鰻が……◇■過ぎ」


 思わずうな丼を捨てる僕。

 賞味期限の表示を確認して無かった。

 というか良く買えたなっ!


「なにするのっ!」

「煩いっ! 腐りかけやんっ!」


 僕の言葉に迫る馬鹿。


「カレー粉を掛ければまだ食えるよ」

「カレー粉を掛けても腹くだすわっ!」

「いけるっ! いけるよっ!」

「日高姉さんのカレー粉に対する信頼感は何っ!?」

「サバイバルの時蛇とかカエルに掛ければ御腹こわさないもんっ!」


 そういえば此の人時々サバイバルしてたな。

 仕事の都合上。

 というか……。


「普通の人はサバイバル何かするかっ!」

「え~~]

 

 僕より年上のくせに頬を膨らませるな。

 可愛くないから。


 

 三十分後。



 夕飯を食べ終えた僕らは食後のお茶を飲んでいた。

 まったりしている時にふと思い出した事がある。


「そういえば日高姉さん」

「何?」

「さっき大家さんに食材を見せたんだよね」

「そうだね」

「その時の反応は?」

「此れを渡された」


 見せられた物に僕は頭を項垂れる。

 というか何ですか?

 此れは?

 薄いゴム風船?

 意味分からんのですが……。

 

 泣いていいかな?

 


 栄養ドリンクは美味しく貰いました。


 ええ。

 

 薄い風船?


 誰に使えと?


 

 

  

 

 

 

 

 

 


 

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― 新着の感想 ―
[気になる点] そういえば此の人時々サバイバルしてたな。 [一言] 魔○○女かもというカンは外れました(笑)
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