第14話 修行 天国かつ地獄
スミマセン
遅れました。
「ちゅ、ちゅかれた~」
まぢで疲れた
言葉にならない、この三日間でヤバいものを見た。
「よく出来たわね、まさか家の人考案の特訓を乗りきるなんて
攻略不可能なメニューだったのに」
今更 何を・・・・・・
「お休み、明日から頑張るのよ」
ぅう眠い・・・・・・
少々、時間が跳んだようだ。
三日前からの記録を読み解いていこう。
異世界記録、二日目
昨日の記録はないので今日から記録を付けていく。
朝起きると母さんが着替えを用意していた。
今度はお父さんの作業服だった。どうやら父さんも昔はチビだったらしく、
サイズはぴったりだった。悲しきかな、服があるのを喜ぶべきか、
父さんのチビが遺伝したのを嘆くべきか・・・・・・
まぁ、よしとしよう細かいことは気にしても仕方がない、
着替えたら母さんに色々と聞いてみた。昨日は寝落ちしてしまったし、
そうしたら、かなりとんでもないことが分かった。
母さんと父さんは昔はこの世界を救うために魔法を片手にかなりやらかした
とか、そのせいで二人の魂が強くなりすぎて、子供の僕たちにとんでもない
運命を背負わせてしまうとか、そんなこんなで打開策として母さんが
こっちの世界で暮らして、力を一般人程度まで抑えていたらしいけど
僕が中学生の時の一件でこっちの世界に戻らざるを得なかったらしい。
そして、なぜ僕がこのような事になったかと言うと
母さんにチョッカイをかけようとした連中が手を出せないと悟り、
母さんを諦めて僕の方に手を出してきたと、
そんな訳で 夏祭りの夜(と言っても昨日)の事件になったと・・・・・・
母さんもここを離れられない事情があるらしく、僕の事に気がついたのは
かなりぎりぎりだったと、ここまで聞いて分ったのは僕を召喚したのは
母さんだと言う事、そして その時、僕の魂の器に使えるのがこの体しかなく
そのせいでこんな体になったらしい、換えられないかと聞いてみたが
魂が定着しているとかで無理やり引っ張りだすと記憶が消えるらしい、
かなりショックだった。
ここまで理由があるのならばもう諦めよう。
流石に確率の低い賭けをしようとは思わないから・・・・
さして重要なことでは無いが、この場所は竜樹の森と言うものらしい。
昨日気になったからついでに聞いておいたけどスケールがデカカッタ。
何でもこの世界には三大樹なるものがあり、そのうちの一つらしい・・・
余談だが、のこりの二つは世界樹と神樹とのことだ。
名前を聞くだけでも如何にもって感じで、ここに居るのが怖くなってきた。
樹にはそれぞれ役割があり、
そのお陰でこの世界の秩序の一端が保たれているとか。
と、まぁこれを知ったところで何かが起こる訳でもなしに・・・
ここまでの説明を受けたけど、若干小難しくて上手く考えがなとまらない、
結局ボケ〜っとしていたら僕の異能からお知らせがあった。
母さんに異能について聞こうとしても詳しいことははぐらかされてしまったし、
何だかよく分からないけど、僕の分からないことに答えてくれるみたいだ。
で、異能さんからのお知らせの内容はというと、
どうにも、僕の魂と体とが完全には馴染みきれていないらしく、
そのせいであまり多くの情報(会話)について考えようとすると知能が
一時的に幼くなってしまうらしい・・・・・
ナンテコッタイ、
通りで風邪ひいた時みたいに頭がフワフワすると思ったよ!
そんなショックお知らせの後に追い打ちをかけるかの如く、
母さんによるお勉強の時間が始まった。
昨日の三択の結果とのことだ。
そして、殆どの説明が終わったこのタイミングで母さんによる
魔法講義が始まった。
うすうす、と言うかほぼ気づいてたけど、この世界では
魔法が使うことができる。
なんでも、魔法と言っても複数種類あるらしく、今の僕は
体が貧弱過ぎて、碌に魔法が使えないらしい。
使えないことは無いのだけれど、今後のことを考えると、
戦闘に使えるレベルまでは鍛えたいらしい。
確かに、今の僕の目的は自分の魂に干渉してきた奴から
僕の魂のカケラを取り戻すことだ。
それならば、ある程度は強くなければならない。
以上の理由から、魔法のお勉強と言う訳だ。
そもそも魔法とは何か、その根本的な部分は解明されていないらしい。
しかし、使い方としてはある程度確立されている。
1つ目は、詠唱を行うこと、声帯に魔力を込めて 対応する複数の
キーワードを口にすることで、求める現象を引き起こす。
2つ目は、陣を描くこと、円を作り その内側にラインを構築することで、
魔力の流れを作り出し、その流れに自分の魔力を混ぜることで、
陣に対応した現象を引き起こす。
この二つが主な方法らしい、基本とも言える。
その中で僕が学ぶのは基礎中の基礎である魔力のコントロールと
この世界の社会の仕組み、あとは近接格闘術・・・・・・
記録だから記しておくが、ぶっちゃけると 何をするのか予想がつかなかった。
だから、つい ウッカリと言ってしまった。
「簡単じゃん!」
人生で指折り数えられる位の失敗だった。
実際の所簡単だった。
だけど、精神的にきつかった。
先ずは魔法のことを書いておこう。
魔法は一言で省略すると、数学だった。
だって、第一事象から第四事象までの部分と四元素の部分がほぼ同じだった。
一次関数とか、二次関数、ガウス記号まで適応出来るから驚きだった。
しかし、今の自分には頭脳労働はかなり厳しい ここで頑張ってくれたのが
僕の異能だった。何でも演算系のことは大体できるというので
僕の代わりに魔法の計算をお任せしたのでこれは解決した。
魔力のコントロールもできなかったので、異能にお任せ、
異能 様様ですな。
次にこの世界の社会の仕組みだが、貴族あり王様ありの中世感溢れるもので
事細かな しきたりや風習があったがあまりにも多過ぎたので、
異能に覚えてもらった。異能便利だなぁ
最後に近接格闘術・・・
これだけは異能が使えなかった。
肉体のコントロールは僕がやらなきゃいけないらしく、ここは
キッチリ扱かれた。
でも、異能の思考加速が使えたので、最適化された格闘みたいな感じだった。
常に急所を躊躇なく狙われたので、身体中ボロボロになった。
そして、酔っ払ったオッサンのごとく、眠りに就いた。
これが異世界二日目の記録である。
大変申し訳ない 今回、かなり手抜きです。
ほんとうは、数学的魔法理論はもっと詳しくいきたかったのですが、
リアルの方がかなり修羅場っててこの様な形になってしまいました。
補足になりますが、魔法理論は関数のグラフで右上から、反時計回りに火→風→土→水となっております。
理由は追い追い説明していきますので今回はご容赦ください。
ブクマ、ポイント評価ありがとうございます。
TSっ娘の布教に努める所存ですので、応援よろしくお願いします。




