1、異世界転生する為に〜容姿を決めよう〜
「でも、それじゃあ転生する時の体はどうするの?」
「それを今から作ろうと思っていたの」
「分かった」
待てよ、そうなると私の母親はティーアになるのか?
「そうなると、梨花の母親は私になるわ。だから、その、ね、私のことはティーアママと呼んで欲しいの。駄目かし「もちろん!というか、私孤児だったからむしろ母親が出来てとっても嬉しい!!」
「そう、なら良かったわ」
はい、とってもとっても素敵な満面の微笑みいただきました!
あ、この人超可愛いな。と本気で思ったのは内緒。この人、私の母親だからね。
「じゃあさっそく、梨花の体を作りましょう!まず、普通は転生した時の体の年齢を決めなければならないのだけど、体を一から作るとなると、年齢を選ぶことが出来ないの……。だから6歳からになるの。ごめんなさいね」
へにょへにょ、と眉を下げる。
くっ!美人は何しても美人である!!
それにしても6歳か……。もうすぐ三十路になる所だった私からすると、幼児になるのは恥ずかしいな。でも自分で決められないならしょうがないよね。
「なんかごめんね?で、彩色はどうする?あっ、顔は美形にするからねっ」
美形なのは決定なのね。そこに選択肢はないのか……。あんまり目立たなくていいんだけどな。ん?でも、
「彩色は自分で選べるんだね。じゃあ、ティーアママと同じ、アメジストの瞳に、キラキラ輝く銀の髪がいいな。あ~でも、金髪も憧れるね……」
ううむ。自分で選べるとなると迷うね~。
「じゃあ銀髪で、光が当たると反射して金のような色になるようにしましょう!」
それ異世界らしくてとっても素敵!!
私は異世界ライフに思いを馳せて、胸が躍る。
「うん、そうしてっ!!」
「うふふ。私と同じ色だなんて、私の娘は可愛いことを言うのね~っ!大好きよっ!」
おうふ、ティーアママさんや、そんなことを言われたら照れるぜ。
「私もティーアママが大好きだよっ!」
二人でギュウギュウッと抱きしめ合った。うむ、私は大満足じゃ!
この状況を見たら、男に羨ましがられるね。だって、お胸が思いっきり顔に当たってる。しかもティーアママ、魅惑のボディーをしてるから。
でもティーアママは私がそんな事を考えているとは思っていない。
だから私も精一杯出さないように頑張るね!
「次はステータスを決めましょう。私の可愛い娘が困らないように、チートにするからね!期待していて?」
「いいの!?」
「もちろんよ。ステータスは分かる?」
「もちろん分かるよぅ!私、異世界転生物の小説、大大大好きだから」
「ふふっ、そんなに好きなのね。ステータスは私が勝手に決めていいかしら?」
「いいよ~。でもでも、チートにしてね!」
どんなものになるのかな??超楽しみ!!
……ごめんよフェイ。異世界でちゃんとフェイの幸せを願うから私が異世界を思いっきり楽しんで時々お前のことを忘れても許しておくれね。
先にフェイに謝ってみました!




