表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ハーフエルフの父  作者: タマツ 左衛門


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

91/296

風の民 トキヒコの帰還

ポンッと着いた場所はエルフの里国の王、女王ユーカナーサリーの私室のソファーの上だった。

女王様の私室の脚付ソファーの真ん中に、でぇ〜んと座った形だ。

目の前にはリーザと戦闘服っぽく(?)プロテクターの付いた赤い服の女王ユーカナーサリーが居る。

「あ、女王様今晩は、突然に失礼しました。その格好どうしたんです?カッコいいです!」

リーザとユーカナーサリーにポカンとした顔で見られている。

リーザ、女王様の所に居たんだ。ああ、オレが急に消えちゃったからか。でもエルフの里国に『越える』エネルギーは有ったんだ。

「わあぁぁぁ~~~~ん、トキヒコさーん!」

リーザに飛び付かれた私は、脚付きのソファーごと後ろに吹っ飛び、ひっくり返った。頭をゴチンと床にぶつけた。

「ああ、リーザただいま」

後頭部が、、、痛たたた。

「ユーカナーサリーと風の里へ、乗り込む準備をしてました~~~」

ああ、それで女王様はそんな出で立ちなんですね。


この後、クーリャと揃って『記憶の石』に吸い込まれ、風の民の里である『嵐の国』へと飛んで行き、その時クーリャの中に何故か入っていて、クーリャの風の民の二人の姉に追い掛けられて命からがら(風の民は滅多には死なないそうなんだが)走って逃げた事をお話しした。

『記憶の石』を持ち出したのはその二人だった事、嵐の国の創造者であり風の民の父であるハヴァバンズローシミィ(合ってるか?)に会った事等を話した。

神様?だったんだよなぁ〜。お別れの挨拶もせずに。


リーザとユーカナーサリー、二人の追及は激しい時も有り、えらく時間が過ぎた。そう言えば喉も口も乾いたままで、何か飲み物をとお願いした。

「ふわぁ〜」

何かを一口するのに、えらく長く時間が掛かったなぁ~。

「女王様、ご心配をお掛けしました。お気遣い頂きましてありがとうございます。リーザ、ありがとう」

リーザは今回の風の国への道中の報告中、ソファーに並び座り、私の横から離れなかった。

「リーザ、心配掛けちゃったね」

「トキヒコさんは、悪くありません」

この後、エルフの里国の王、ユーカナーサリーのお力によって、リーザと揃ってアパートまで送り届けて頂いた。

「トキヒコ殿、災難じゃったな。風の民と関わるとロクな事が無いと肝に命じるべきじゃな」

「はい、その様ですね」

全くです。


アパートに戻ると、夜明けを迎えるような時間であった。

キッチンのテーブルを見る。

クーリャが食べ散らかしたチョコレートの包みが散乱したままだ。もうひと寝し、起きてから片付けよう。

そう思い寝室へ向かおうと、、、

「・・・ドギビ~~ゴ〜〜〜ガー、、、アハハハ、、、ガー、、、グゥ〜」

「ええっ!?」

テーブルの下でクーリャが寝ている。

ハヴァバズローなんとか、何でコイツまで送り返してるんだよ!

ババァのズロースのシミだ!

あいつ刻の場送りだな!



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ