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ハーフエルフの父  作者: タマツ 左衛門


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迷子の風の民

『ゾクッ』

 一種独特の寒気が来た。リーザの帰宅である。

 しかしこの感じ、いつまでたっても、何度経験しても、この感覚は慣れない。


「ただ今帰りました」

 いつもの元気で明るいリーザの声が届く。

 表情も笑顔、素敵。

「お帰り、リーザ」

 帰って来て早々にリーザに抱きつかれる。嬉しい。

 リーザはこちらの時間で55日周期の割合で、エルフ里国の担当地区の巡回を行っている。

 これは私と結婚し、こちら(人間)の世界で暮らす事となっても続け行う任務だと言い、王の解任を促す言にも首を横に振り自分の希望、我を通した。


 リーザが自身の望みや希望を積極的に表し求むる事は珍しく、この任務の継続を強く要求した時は少し驚かされた。

 リーザ曰く「私がエルフの里国、エルフの民達と繋がっていられる行いであり、私を証明する為の任でも有ります」だそうだ。だから解任されると、それはまるでエルフの里国から追い出されてしまう気持ちになると。


 その巡回の報告を王に済ませ、こちらの世界に帰って来た。

 私の世界時間では、三日振りの再会となる。

 私は本日、土曜休みで昼近くに起きて昼食を食べ終わったところであった。(インスタント袋麺を二個)

「リーザ、お昼は?お腹減って無い?」

「ええ、王宮でユーカナーサリーと頂きましたので」

 午後からは、食品の買い出しに行くけど、リーザの任務・労働を労う為にも、早目に出掛けて何処でスイーツのお店にでも寄ろうかな。


「リーザ、お疲れ様。今日はケーキでも食べに、ん?」

 リーザの背中から腰の辺りに何かが付いてる。ぶら下がってる?

「リーザ、リーザ!背中に何か付いてる!」

 一瞬、折れた木の枝かと思い、見直すと小さな人形かな?と思ったけど、人?だ!動いた!

「あら?」

 リーザ別段驚かず、落ち着いている。

 リーザはそっと、その小人(?)を優しく摘み上げると、食卓の椅子に座らせた。

「わわわわ、それヒトなの?小人?妖精?生きてるの?」

 私は慌ててる。


「トキヒコさん、風の民です。」

 って言われても、チンプンカンプンだよ。ただただびっくりしたよ!

 身長は50cm前後ぐらいかな、立てば私の膝の高さぐらいになりそうだ。羽根こそ生えてないけど、妖精としか思えない。薄手の服なのか布なのかを体に巻き付けているようだ。でもでも何者?


「どうしたのでしょう、私にくっ付いて一緒に越えてしまったみたいですね、でもどうしたのでしょうか?」

 リーザが首を傾げる。

「いやいやいやいやいや、リーザ『風の民』って何者?生きてるの?安全?」

 私の驚きと慌てっぷりは収まらない。


「はい『風の民』は私達エルフの里国に近き所に住んでいると言われてます。」

「言われてます?」

「はい。詳しい場所、彼らの里ですかね、皆知りません。時折、我らの里へと遊びに来るのともうしましょうか、訪問する者がいます。特に風の民から害を受けたと言う報告も話しも聞いた事は有りません。愉快な行動を目にする事が有るようですが。」

 愉快な行動?何だそれ。まあ害が無いと聞いて少し安心した。それは私に落ち着きを取り戻させ、目の前に居る『風の民」への興味に変わった。


 目の前には、食卓の椅子にちょこんと座った小人さんがキョロキョロと周囲を見回している姿があった。

 まじまじと見ると可愛らしい。腕と足がしゅっと細く、高い鼻を持つ美人さんだ。

 私は近付き、覗き込むように『風の民』を観察し出した。しかし、私と目が合うと『風の民』はポロポロと泣き出した?!


「リーザ、私は何もしてないよ」

 私、怖がらさせちゃった?またまた慌ててしまう。

「いえ別段に。トキヒコさんはご心配為さらず。それよりも何故、私に掴まっていたのか聞いてみましょう」

 リーザ話せるんだ。


 私は一歩下がってリーザと『風の民』とのやり取りを見守る事にした。

 私の解らない言葉、と言うか、解っていたとしても聞き取るのが難しく感じる小声で少し早口だな。

 風の民は小さな体だけど、リーザとの会話が始まると声は小さいままに、身ぶり手振りで何かパワフルだ。

 リーザはその場を離れると、小さな器を選んで水道の水を注ぎ、風の民に器を差し出した。


 風の民は水を入れられた小さな器を慌てて奪い取るかのように受け取ると『ゴクリ』と一口、水を飲むと凄く不味そうな顔をして私を睨んで来た。

 その水が不味いのは、オレのせいじゃ無いよ!


「トキヒコさん、どうやらこの子は迷ってしまったようですね。」

迷った?迷子か。

「迷子にしては、またえらく遠くに来ちゃったのかな?」

 エルフの里国がこの私の居る世界と遠いのか、実は近いのか、さっぱり分からないのだけどね。



「どうしようリーザ、こちらに帰って来て早々だけど、この子を連れてエルフの里国へもう一度越えて来る?」

『越える』とは、エルフの里国と私の居る現代社会の日本とを行き来する事。

『越える』事が出来るエルフは、エルフの里国の民達の中では殆ど居なく、リーザが持つ“魔力“の特殊な一面。だそうだ。

(エルフの里国の王、女王ユーカナーサリーは『越える』では無く、魔力で『繋いで』来る。)


 でもリーザの『越える』事は、ココ日本のこのアパートに来る事に限らず、エルフの里国を起点として、特定の場所への移動が可能なんだと聞いている。

 その範囲や仕組みはサッパリなんだけどね。


「トキヒコさん、実は少し困った状態です。」

「えっ、困ったってリーザ、何が困ったの?」

 リーザが困り事なんて珍しい。

「ちょっと今の私の状態では、この子を連れて、エルフの里国に越える事が出来ません」

「リーザ、何か問題が?」

 何だろう?


「ええ、今の私はパワー不足ですね。『越える』術を出すには体内の力、エネルギーが足りません」

 エルフ達が体内に秘める“魔力“は消費される。

 だから術を繰り出す為のパワー不足?燃料切れ?

リーザが初めてこの世界に来た時も似たような事を言ってたのを思い出した。


「リーザ、術のエネルギーを貯めるのには何が必要なの?」

 以前の流れで行くと、時間なのだろうか?

「そうですねぇ~、先ずは食べる事。それと睡眠ですね」

「うん」

 リーザ、めっちゃ食うからなぁ。いい事です。

「それからぁ~」

「そられから?」

「はい、トキヒコさんの愛を私に注いで下さい!」

リーザに再び抱きつかれた。

ええー?!嬉しい事を言ってくれるんだが、人(小人)前でリーザ、大胆だなぁ。


 ちらりと小人さん(風の民?)を見ると、、、私達の状態を見て、なんかニヤニヤしてる。

 ゆっくりとリーザを離す。


「でもどうしようねえ、風の民」

 こいつちょっと生意気に感じ出した。

「はい、少し困りましたね」

 リーザの力が回復するまで、ここに居させるしかないのか。

 でも、リーザが私を連れてエルフの里国に越えるよりも、こんな小さいのが一緒だったら、その使用エネルギーも少しで済むんじゃないかな。


「今ここで何かをしてあげられる事は無いのかも知れませんが、どうしましょう。ユーカナーサリーに聞いてみます。」

 リーザは食卓の椅子に背筋を真っ直ぐに腰かけると、ゆっくりと目を瞑った。

 リーザはエルフの里国の王へ想いを伝える。これもエルフの持つ『術』の一つなのだが、念話?テレパシー?みたいなモノと聞いているが、私は全く出来ないので、実際にどんなやり取りがされているのか判らない。

 私と風の民は興味深く、邪魔しない様にリーザを見守った。


 リーザが瞼を開き、エメラルドグリーンの美しい瞳が輝く。

「トキヒコさん、ユーカナーサリーがこちらに来て下さると申しておりまする。」

「えっ、女王様、こっちに来るの?!」

 そうリーザに言った途端!

「痛たたたた!」

 この感覚、この痛み、エルフの里国の王、女王ユーカナーサリーの来訪だ。これも慣れない。


「おうトキヒコ殿、来たぞ。」

 リーザと揃って玄関に向かう。

 エルフの里国の王は、既にわがアパートの玄関に立っていらっしゃる。

「ユーカナーサリー、ありがとうございます。お呼び立てをしてしまい申し分けございません。」

(エルフの里国の王は、私とリーザ以外のエルフが居ない時は、ご自身の名前を呼ばせられる)

 リーザは片膝を付き、深々と頭を垂れ、女王を迎え入れた。


「良い良い。それよりも風の民の迷子じゃと?」

「あ、女王さま、、、ユーカナーサリー申し分けございません。履き物をお脱ぎ頂きたいのですが」

 すいません、我が国は土足文化では無いもので。

「おお、そうじゃった。すまぬなトキヒコ殿。」

 エルフの里国の王、女王ユーカナーサリーがお履きになられている編み上げのブーツは、手を触れず共、スルスルとその脚から離れて行った、、、不思議?!

 いえいえですが、謝って頂く程の事では無いのですが。

 普通に謙虚に振る舞い、こんな得体の知れない人間の私に接して下さるエルフの里国の王の姿は、何時も素晴らしいと思わさせられる。


 玄関から狭いダイニングキッチン横のこれまた狭いリビングに女王様を案内しつつ向かうと、風の民はフワフワと浮いていた。

 背中から四枚の羽根に見える光を放ち、正に翔んでいる?!

「うわっ!翔んでる!」

 私は驚いているのに、エルフの二人は特に関心を見せない。

「どうしたトキヒコ殿、何を慌てておる」

 いやだって飛んでるよ!まんま妖精じゃんか!

 私はフワフワと翔んでいる風の民を指差し、おたおたしているのに、お二人は動じもせず。


「すみませんトキヒコさん。少し説明不足でしたね。」

 風の民が翔ぶ事は普通の事なのか。

「わわあぁ、いや風の民について説明を受ける時間も無かったけど」

 光の羽根を広げて飛んでいる(フワフワ浮いている)風の民はやっぱり妖精さん!凄く幻想的だ。


 女王ユーカナーサリーには二人掛のソファーに座って頂いた。

 リーザが三人分とひとつ、紅茶を淹れてくれた。

 私は風の民に驚き慌ててるのと対照的に、エルフの二人の態度が変に優雅に感じる。

「それで?コヤツをどうするつもりじゃ?」

 あれ?女王様、珍しく風当たりの強い口調、風の民に対して、ぞんざいな扱いをしますね。

「トキヒコ殿、気を付けるが良い。コヤツ達の特技はイタズラじゃぞ。」

 イタズラって、、、リーザも少し言っていたけど、愉快な行動ってイタズラの事か!


「我らの民は鈍い者も多かろうて、コヤツらのイタズラに気付かぬ者もおるがの。我は騙されん。のう」

 ユーカナーサリーがそう言って、風の民を見ると、空中で『ビクンッ』とあからさまな動きをした。

 風の民は小声で何か反論しているようだが、ユーカナーサリーは聞く耳を持たずにティーカップに手を伸ばした。

「まあお主もリーザがせっかく淹れた紅茶を頂け。」

 風の民は機嫌が悪い素振りをして、風の民向けに用意された小さな器に向かった。


 そして口を付ける前に、私をにらんで来た。

 何なんだよ、コイツ。

 風の民は両手で小さな器を抱えると、フーフーしてズズッと紅茶を口にした。

 すると今度は満面の笑みを浮かべた。背中の光の羽根は消えている。


「お主もこちらの言葉を使え。我らのやり取りから、既に理解しておるじゃろう。」

 え、エルフの里国の関係者は皆天才なの?言葉の壁って無いも同然なの!?

「ほれ、お主は名を何と申す。」

 風の民、紅茶を飲んで少し機嫌が直ったか?

「あたいは、クーリャ・ククール・シャンデニーラト・サンダステェン・アンディカミー・ヴィラーサットだよー。」

 わ、日本語しゃべった!


「長いわ、クーリャで十分じゃ」

 今日の女王様、相手に有無を言わさせない迫力が有る!

 風の民は腕を組み、頬っぺたを脹らましぶー垂れている。

「クーリャ、可愛い名前だね」

「あたいの名を略すなー!」

 何だよ、普通に感じた事を素直に言ったつもりだけど、風の民の機嫌は直らない。

 それよりも名前、長くて覚えられないんだが。

「放っておけトキヒコ殿、こやつに世辞など不要じゃ」


「それでクーリャよ、お主は何を持っておるのじゃ?」

 え!何なに?

「先ほども申したであろう、我には通用せんと。」

 風の民クーリャは、まともにバツの悪い顔をした。コイツの態度あからさまだなぁ。でも、裏を返せば裏表が無い?


「お主はリーザに迷い来たと申したそうじゃが、そうとは限らんな。お主は逃げて来たのじゃな。では何から逃げて来たのじゃ?」

 クーリャはモゾモゾとすると、背中から自分の頭程の大きさの石を取り出した。どうやってこの大きさの物を隠し持ってた!?

 クーリャが取り出した石は大きなガラス玉の様だ。その大きさは小振りのリンゴぐらいある。

「どれ、」

 エルフの女王ユーカナーサリーに促されると、渋々と石を差し出した。

「これは何じゃ。ん?」

 女王ユーカナーサリーは石を掲げると、光に透かすように、改めてガラス玉の石を見直した。

「これは『記憶の石』じゃな」

 記憶の石?

「そして地図が書かれておる。お主の里へと続く道の地図じゃな」

 風の民、クーリャは女王ユーカナーサリーの言葉を身動きせずに聞いていた。


「トキヒコ殿、『記憶の石』とはの、一種の記憶装置、記録媒体じゃ。多種多用の情報をこの石に移す事が可能じゃ。者達の記憶然り図形や歴史、物語の記録、場所の風景や暮らしの姿等。そしてクーリャの持っとる石はの、コヤツの里まで続いておる地図じゃ。この石を使う事により、コヤツの里まで飛んで行ける寸法じゃな」

 ん〜ビデオやポータブルDVDとか、いやブルーレイ?パソコン?ハードの記録機器か?それと飛んで行く、飛ぶ!?


「お主がコレを持ち出してしまったのじゃな。そして逃げとる事か。」

「違うよ違うよ違うよー!あたいがこの石を取り戻したんだい!」

 クーリャは強い口調で反論する。

「では、何者から取り返したのじゃ?」

 クーリャはモゾモゾとしだした。

「これはね、女王の里の国で見付けて拾った。だってあたいが出て、着いた先にあったんだもん!」

 拾ったって、、、。


「トキヒコ殿『記憶の石』はの、10有ると云われておる。風の民の王家の者が管理しておると聞き及ぶぞ。それを拾ったなどと、些か信じられる事では有るまい」

 10個、希少品?


「嘘じゃないもーん、あたいが着いた所で見付けたんだもーん!」

 クーリャの反論は続いた。

「お主は何か?我の里国の者が持っておったのか落としたと申すのか。」

「それも違うー!」

「何んじゃー!何と申すか!ならば説明してみぃ!」

 あー女王様、素が出て来ちゃった。クーリャに対して相当に苛ついちゃったからか。


「あたいはねー、あたい達は石探しに旅立ったのさ。29番位のリイリー・カティン・べへアン・ウッタリー・バーダル・ヴィラーサットと30番位のナアシサス・カティン・マハンジィ・パスチィミィ・バッシャヒ・ヴィラーサット二人のねー様とあたいと三人。石が3つ無くなったの、だから探しに出たのさー」

 29、30バンイ?名前、、、それよりも、それぞれの名前が長い。


「あたい達は、無くなった『記憶の石(地図)』を三人で力を合わせて逆から入ったんだ」

 逆?入るって??

「でもね、石(地図)から出たのは、あたいだけ、、、二人のねー様は居なくなっちゃたの、、、それで怖くなって、リーザリー・フェアルンにくっ付いたのさー」

 石から出て来たって、、、もう、何をいっているのかサッパリだよ。


「ユーカナーサリー、クーリャの話しはちょっと私では理解を越えてしまっているんですが、分かる範囲なんですが、どうしてエルフの里国にこの『記憶の石』はあった(落ちていた)んでしょうか?ユーカナーサリーが関与していない場所でもあるのでしょうか?」

 エルフの里国には、壁の結界以外にも、女王ユーカナーサリーの結界が覆っていると聞いたが。

 それと『記憶の石』が三個無くなったって、、、エルフが盗みを働くとも思え無いし、余り里国の外に出る事は無いと聞いているし、そもそもリーザは風の民の里は知られていないと言った。


「トキヒコ殿、我らの里は先代、先々代の以前より国を囲む結界による高き壁が存在する。しかしの、その結界内の全ての里、全ての民が我の里国に属しておる分けでは無いんじゃ」

え?女王様の配下とならないエルフ達が居るの!?

「し、知りませんでした。女王、、、ユーカナーサリーの庇護の下とならないエルフがいるのですね」

「うむ。我らと同じとするルーツでは有るがの、エルフの初代王がその座に着いた時、全てのエルフが賛同した訳では無い。言い替えれば王を掲げる必要の無いエルフも多数おっただけの事じゃ」

 女王様の庇護の下とならないエルフが居るって、、、エルフの人口、何人ぐらいなんだろう。

「それらの者が我が里国に来る事は拒ばぬし、我も関与はせぬ。かと言って、その者達の誰ぞが『記憶の石』を手に入れ落としたとも言えぬ」

「コヤツの言が真なれば、何者かが、わが里国に持ち込んだ事となろうぞ。だが、何者ぞ?」


「お主先程、ヴィラーサットと申したな。風の民の王と繋がる者となるのか。」

「あたいはー、ハヴァバンドゥーンズローシミィの89番位の子だよ。エヘン!」

 ババあドーンとズロースがシミ??でも風の民、子沢山!?

「でもユーカナーサリー、この記憶の石で飛んで行けるのなら、どうしてクーリャはこの石を使って、自分の里(国)に帰らないんですか?」

 女王様の力を借りずに、リーザの術の力の回復を待つ間も無く、自力で帰れるじゃん。

「記憶の石を使い、コヤツの里まで飛ぶのには、コヤツ一人では無理じゃ。力が身体が足らぬし、定まらぬ。」

 風の民三人が力を合わせてって、そういう事?でも、逆から入るって?

 訳の分からない小人さんが、訳の分からない事を言ってる。

てか、ついて行けない、、、。




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