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到着!ルスミス王国!





「それにしても本当に2人ってすごいよな......。あんなバカでかいドラゴンを倒しちまうなんて......」




「そうか?意外と簡単に倒せたけど?」




「いや......副団長でさえ苦戦してた相手だよ?簡単って言葉で片付けるのはどうかと思うけど......」




ドラゴンを討伐した後、馬車の中で俺とルナは他の4人に質問攻めにあっていた。4人は...というか、Sクラスのみんなは俺たちの強さのことはこれまでのこともあり理解はしているが、さすがに副団長さんが苦戦している相手を一瞬で片付けてしまったことに関しては予想してなかったのか、こうして質問に来てるんだ。ちなみに副団長さん達は軽傷で済んだみたいで、軽く治療をした後、再び警護に戻って行った。




「そうだな〜......お!見えてきたぞ!ルスミスが!」




俺が窓の外を指差すと、みんな身を乗り出して窓の外を除いた。俺たちの目の前には今回の目的地、ルスミス王国があった。大きさというか、規模に関してはバララニアとたいして差はない。外観も良く、第一印象としてはいい感じだなと言えた。




「相変わらずでっけ〜な!前に来た時よりもでかくなってないか?」




「いや、それはないでしょ......」




「あれ?トランとローレンはここ来たことあったの?」




確かに今の口ぶりだと初めて来たわけじゃなさそうだな...トランもローレンも。




「うん。僕たちは、前に一度来たことがあるんだ。主に家の都合でだけどね」




「その時はまだ俺たちも小さかったから、うろ覚えなんだけど、それでもでかいってことだけは覚えてるぜ?」




「...それ以外に何か覚えてることはないの?いいお店あるとか...」




「あったかもしんないけど忘れた」




「ならほとんど初めて来たのと同じだろ......」




うん。とりあえず、ローレン達のことは全く当てにしないほうがいいってことはよくわかったな。...さて、そろそろ城門だな......。



















城門をくぐり、俺たちの前に広がっていたのはルスミスの街並みの光景だった。活気あふれていて、その場にいる人たちもみんな笑顔で溢れていた。それを見ているだけでもこちらとしては心が和んだ。というか、街並みもバララニアに似てるんだな。



副団長さんに連れられ向かったのは、ここにいる間寝泊りをすることになる来客用の寮だった。Sクラス20人が止まるには十分な大きさの寮で、食事や風呂などもここで済ませることができるみたいだ。





「はい皆さん!今日はこれより自由時間といたします!遊びに行くのも良し、寮の中で休むのも良し、この時間を有意義に使ってください!夕食は6時からとなりますのでそれまでに寮に戻ってくるようにお願いします。では、ひとまず解散です!」




部屋の割り当てなどは今までと同じでいいとのことだったため、細かい説明は避け、授業体験の説明は夕食の時に伝えるとしてひとまず解散となった。みんなそれぞれ自分の好きなことに時間を使っていた。買い物に行くって話も出てたな。せっかくだから俺もみんなを誘ってーーー




「セレン君、ルナさん2人は少し待ってください」




「「??」」




みんなを誘ってどこか出かけようとした俺だったがそれはマテリア先生の制止によって遮られた。マテリア先生に待てと言われ、何を待つのかと考えていた俺たちだったが、すぐに待つ相手がわかり、内心溜め息をはいた。その相手ってのはーーー




「待たせたな。確か...セレン君とルナちゃんだったかな?」




「あ、セルさんだ!どうしたの?」




「おい......失礼だろ。すいません副団長さん......」




「はは、気にしなくていいぞ?セレン君もセルって呼んでくれていいからな?」




意外と気にしない人なんだな。話しやすそうな人でよかった...。




「わかりました。それでセルさん、多分俺たちを呼び出したのって...?」




「もちろん、君たちのあの強さのことを説明してもらうためだ。後で説明してもらうって言っただろ?」




「じゃあ、とりあえず場所を変えましょうか。立ち話もなんですし...」




とりあえず座って話したいと思っていたため、俺たちは寮の中に入った。





















「なるほど...冒険者稼業で鍛えたと?」




「そういうわけです。信じられないかもしれないですけど......」




寮の中の食堂で俺とルナは俺たちのこれまでのことを説明した。俺たちが冒険者であること、小さな頃から鍛錬を重ねていたこと、他にもいろいろ。信じてもらえるか微妙だったがセルさんは最後まで耳を傾けてくれ、必ず相槌を入れてくれていた。




「でもほんとだからね?これが証拠!」




「それは...冒険者の首飾りかい?色は......銀!?」




「......そういうわけなんです」




首飾りの色を見た途端、セルさんは目を見開いて俺たちを見ていた。そりゃそうだろうな。まだ10歳の子供である俺たちがAランクの冒険者だなんて到底思えないよな普通...。しかももう時期Sランクに昇格するかもって話も出てるしな...。




「もしかして君たちは、あの【白銀の剣鬼】と【深紅の魔女】なの...か?」




「セルさんも知ってるんですね...その名前」




「うんそう!それ私たちだよ!よかったねセレン!セルさんにまで知られるくらい私たち有名になったんだよ!」




「いや......俺としてはあまり目立ちたくないんだがな......」




セルさんまでその名前が知られてるとは意外だったな...。セルさんが知ってるってことは少なくとも騎士団全員知ってるだろうな...。多分風の噂......もしくは......団長さんか。




「話は聞いてるよ。なんでも冒険者ギルドに突如として現れた超新星の2人の子供が破竹の勢いで高難易度のクエストをこなして行ってるって。でもまさかそれがメルゲン学園の生徒だとは夢にも思わなかったがな〜、ハッハッハ!」




「そんなふうに言われてたんだな...俺たち......」




まあ...今まで周りなんて気にしないでどんどんいろんなクエスト受けに行ってたから、そうなることも無理ないよな...。自業自得ってことか...。




「さて、あんまり長話して君たちを拘束するのも忍びないし、そろそろ出るか。そういえば、君たちはどこか出かける予定はあるのかい?」




「とりあえず他のみんなを誘って買い物に行くつもりですけど?」




「それならついでにここの冒険者ギルドにも寄ってみるといい。バララニアとはまた違った雰囲気で良いぞ?」




冒険者ギルドか......興味あるな。帰りにでも寄って見るか。




「わかりました。帰りに寄ってみますね。それじゃ、俺たちはこの辺で...」




「じゃあねセルさーん!」




セルさんと別れ、俺たちはみんなを誘うため、部屋に向かった。やっと俺の自由時間だ......。

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