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転生魔術師は異世界を存分に満喫する〜何故か神々に気に入られ、チートになった件〜  作者: リューク
第2章 幼年期 王都立メルゲン学院編
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閑話 学期末テスト





武闘祭と魔法祭が終わってからは穏やかに?時間は過ぎて行った。毎日の授業も充実したものだったし、他のクラスメイトとも打ち解けられるようになった。俺としてはこれだけ充実していると、自分がだらけてしまうんじゃないかって思ってもいるんだが、意外とその心配は無く、休みの日に行ってる冒険者稼業でも特に問題なく依頼をこなしていた。



そんな充実した生活を送っていたが、夏休みが近づいてくるにつれて俺たちにとって一つの試練とも呼べるものが俺たちの前に立ちはだかってきた。もちろんそれはーーー




「テストか......だるい......」




「ほらほらセレン?口動かしてないで手と頭動かして?」





学期末テストだった。俺の元いた世界にもあったがこの世界にもあったなんてな...。




「セレンは勉強が苦手なのかい?」




「苦手ってわけじゃないけど......好きでもないな」




「それは......私も同じかな?というか、あんまり勉強が好きって子の方が少なくない?」




「わかるな。俺も大っ嫌いだし......」




「あたしも〜...」





俺たちは今、その学期末テストに向けて学園の図書館で勉強中だ。だが、みんなやっぱりテストが億劫なのか身が入ってない状態だった。まぁ、俺もなんだが...。




「あら皆さん。こんにちは。皆さんもお勉強ですか?」



そんな俺らのところにミリアが来た。見るとミリアも手に幾つかの参考書とノートを持っていた。大方ミリアもテスト勉強ってところだろう。




「あ、ミリア!うんそうだよ!でもみんなったらテストいやいや言ってて、全然集中してないんだよ?」




「そうなのですね...。ですが、ルナさんも先ほどからペンを置いてるように見えるのですが...」




「ん?私はさっき教科書の範囲とかは大体終わって覚えちゃったから問題ないんだよ!だからくつろいでる!」




「はぁ〜、ミリア、ルナはいつもこんな調子だから気にするな。それよりも折角なら一緒にやらないか?一緒にやった方が効率いいと思うし。みんなもいいか?」




ルナのことはとりあえず置いておき、ミリアを参加させる旨をみんなに伝えた。断る理由もなかったため、みんな快く許可をもらえた。それからは、ミリアを含めた7人でテスト勉強を始めた。同じやり方だと飽きそうだったから、お互いに教え合うという戦法を考え、苦手なとこを教えてもらい、代わりに相手が苦手なとこを自分が教えるという流れでテスト勉強を捗らせて行った。意外にもこの方法がはまり、スムーズに勉強を進めることができた。



それから俺たちは時間が合えば、互いに教え合い、勉強を捗らせて行ったのだった。

















「さて、みんな結果見にいくぞ〜」




あれからテスト勉強を頑張り、テストも無事に終了した数日後、俺たちはテストの結果を見に来ていた。教室から少し離れた掲示板のところに順位と得点が掲示されるらしく、これによって成績などが決まるみたいだ。今回の科目数は5科目。トータルで500点満点だ。俺として心配なのがやっぱり歴史なんだが、どうかな?




順位はーーー




1位 ルナ・ハルバン 500点


2位 ミリア・ルーナ・ワーデンローズ 492点


3位 セレン・ディクトリア 485点

7位 トラン・フォン・シルゼンタール 445点

10位 デール・ベロブレガ 424点


11位 ナルメア・ソルティ 420点

18位 ローレン・フォン・ゼルジエバ 396点





......ってな感じだった。とりあえず言わせて欲しいのは......




「ルナおまっ!?5科目全問満点って......ヤバ過ぎないか?」




「?別にやばくないでしょ?言ったでしょ?全部覚えたって。あんなのちょろすぎるって!それにセレンだって歴史以外は全部満点とれてるじゃん。セレンだってすごいよ!」




確かにそれはそうだが......。ルナの衝撃的な点数に俺たちだけでなく他の見に来ていた生徒たちもどよめいていた。こいつって普段おちゃらけてて不真面目そうなんだけど、頭だけは馬鹿みたいにいいんだよな...。毎回言ってるかもしれないが、その頭を他のとこにも使ってもらいたい。




「ルナさんはさすがですね。わたくしもそれなりに勉強はしましたが全問正解とはいきませんでした。今回は完敗ですね...」




「ああ、マジですげーって。ルナって頭わりーかと思ってたんだけど全然そんなことなかったわ」




「私もルナがこんなに頭いいなんて思ってなかったな...」




「ま〜普段が普段だしな〜」




「ははは......全くその通りだね......」




みんなやっぱりルナに対しての印象はそうだよな...。俺だって最初はそう思ってたし仕方ないんだけど。当の本人はそう思われてることに関しては無自覚だろうし、この際放っておこう。




もちろんこのことは教師陣にも伝わっていたみたいで、同じようにざわめきが起こってたみたいだった。ともあれ、俺たちはなんとか無事にテストを乗り切れ、夏休みを迎えることができたのだった。



ストーリーから外れた穏やかな閑話もまた楽しいですね。

次回からは再びストーリーに入っていきます!

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