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転生魔術師は異世界を存分に満喫する〜何故か神々に気に入られ、チートになった件〜  作者: リューク
第2章 幼年期 王都立メルゲン学院編
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王都に到着!





ーーView Change  王女ーー





わたくしはバララニアの第3王女、ミリア・ルーナ・ワーデンローズ。陛下であるお父様の命により、ある国に力を貸すべく王都の外に出ていました。お供の方達はお父様がお選びになった優秀な騎士たちでした。なので、何も問題なく終わらせられる、そう思っていました......あの”大きなドラゴン”が出てくるまでは......。


そのドラゴンが出てきたのは、国での役割を終え、王都に引き返していたときでした。わたくしは魔物に関しては詳しく無く、このドラゴンがどれほどの魔物なのか理解できませんでした。ですが、騎士たちの反応を見る限りこのドラゴンは相当危険な魔物であるということくらいは察せました。護衛の騎士達は、必死にわたくしを守ってくれていたのですが、ドラゴンの圧倒的な力の前に徐々に追い詰められて行きました......。


もはや......これまでですか......。そう思った時でした。2人の私と同じくらいの年の子供が飛び出してきたのは。



「え!?」



わたくしは一瞬助かる、そう思いましたがそれもすぐに崩れ去りました。大の大人ならまだしも子供がここに来たとしても死体が2つ増えるだけ。そう思ってしまったのです。ですがその考えは間違っていたと”今の光景”を見て思いました。


まず、赤い髪をした女子の方がその小さな体からは想像も出来ないほどの巨大な魔法を放ちました。その魔法を受けたドラゴンはそのまま崩れ落ちました。そして、倒れてくるドラゴンをもう一人の綺麗な銀色の髪をした男子の方が持っていた剣で真っ二つに切り裂きました。この光景は10秒にも満たなかったと思います。それだけ一瞬で決着がついたのです。わたくしの護衛の騎士達が手も足も出なかった魔物をわたくしと同じくらいの子供が倒してしまう。その光景を見てしまったこともあり、その子供達が去ってしまう時までわたくしは馬車の中でずっと固まってしまいました。



その後、護衛の騎士達が周りの安全を確認して、わたくしの元に近づいてきました。



「王女様!お怪我はありませんか!?」



「ええ......大丈夫です。それよりも先ほどの方達は?」



「いえ、私にもさっぱり......。ですが彼らに助けられたのは事実です。彼らには感謝したいですね......」



どうやら騎士達も詳しくは知らなかったようですね......。どこに行ったのか特定できれば良いのですが......。



「ああ、そういえば彼らは確か王都に行くと言っていた気がします。もしかすると王都にいるかもしれません」



「本当ですか!......よかった」



場所が分かっただけでもよかったです。王都にいるのならばいずれ会えるかもしれない、その想いを胸に焼きながらわたくしは王都に帰還しました。いつか会えることを期待してますよ。名前の知らないお2人さま......。







ーーView Change セレンーー





少し寄り道をした俺たちだったが、それでも予定よりも早く王都に着く事ができた。王都に入るには身分証のようなものが必要となるのだが、俺たちはギルドカードがあるため問題なく通過できた。さすが王都だな。警備も厳重だ。



「さて......無事に王都についたけど、やっぱりでかいな〜」



まず思ったのはこの広大さだ。アルメナが可愛く思えてしまうほどの広さだったためたじろいでしまう。その反面、どんなところがあるのか見てみたいという興味心も出てきているのだが......。



「セレンどうする?試験があるのってあと5日先だよね?それまで暇じゃない?」



「そうだな、先にとりあえず宿を確保しよう。それから考えよう」



本来なら1週間で着くところを2日で着いたんだ。暇にもなる。さすがに試験まで何もやらないのはつまらないため、宿を確保してから何をやるか考えよう。よし!宿探すか!



数時間後、周りの人に宿の場所を聞き、なんとか無事に寝床を確保する事ができた。無論2部屋だ。ルナにやましい感情は微塵も湧かないが、男女で同部屋はなんと無く抵抗があるため却下だ。



「さて!泊まるとこも決まった事だし、これからどうする?」



互いに荷物を部屋に置き、宿の外に出た俺たちだったが、どうするか......。



「とりあえず、俺たちはまだここに来て間もないから、ぶらっとするか......」



「さんせーい!あ、そうだ!私何か服とか買いたいなー!試験受ける時は新しい服で行きたいし!」



「はいはい、じゃ、俺も何か買うか......」



やることもないので、王都の中をぶらっとする事に決めた。たまにはこういうのもアリだろう。









「は〜〜〜〜、やっぱり王都って広いね〜!」



「そうだな、たまに迷路みたいなとこもあって迷いかけたけど......」



あれからまた数時間経ち、徐々に日も傾いてきた。俺達は、あの後、ルナの服やアクセサリーを買ったり、昼食をとったり、王都を探索したり、いろいろした。俺も何か買おうとしたが特にめぼしいものが無かったためやめた。お金にはゆとりはある。母さんから金貨10枚を貰っているからだ。もっと持ってると思われがちだが、子供が大金を持つのはまずいと母さんに言われたため、俺たちが稼いだお金は母さんもしくは村長の奥さんに預けている。稼いだ合計は数えていなかったが、大体金貨500枚ぐらいはあるだろう。確かにそんな大金を子供が持つのはまずいな......。

それでも金貨10枚あれば最低でも10日は王都で生活できる。母さんもそう判断して渡したんだろうな。



そう思いながら歩いていると、一つの建物に目が留まった。建物にこう記してあったからだ。



「......冒険者ギルド?」



アルメナの冒険者ギルドとは全く違う冒険者ギルドがそこにあった......。



王都の冒険者ギルド!

一体どんなギルドなんでしょうね!

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