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剣神の極意!



「今から君には、あたしの極意【剣神の極意】を習得してもらうからね」



修行場所に着いた俺は早速、教わる剣術について説明を受けていた。



「よろしくお願いします」



「うん。でなんだけど〜、あたし教えることってあまりやったことないから正直教え方うまく無いかもだけどそれでもい〜い?」



「ある程度わかる範囲でしたら問題ないですよ」



「そっか、じゃ教えるね〜」



ゆったりとした口調で俺と話すエリさん。なんだかこっちまでそっちのペースに巻き込まれそうだ......。





「【剣神の極意】ってのはあたしが作った5つの剣術をまとめたことを言うの〜。その一つ一つを【派生】と呼ぶ人もいるらしいよ〜」



5つの剣術があるらしいがまだ詳しくはよくわからないな......。



「その5つを挙げると、火、水、風、雷、土、この5つだね〜普通ならこの5つの内どれかしか習得できないんだー。なんでかって言うと、人にはそれぞれ適性っていうものがあって〜、適性が無い派は習得することができないんだ〜。しようとしても全く技が出なくて撃沈するのがオチだから」



なるほど、それぞれ適性があった派を選んでそれを極めていく。それがこの世界の剣士の流儀なのだろう。



「あたしの加護を受けてる人は何派か習得できるんだけど、それでも常人なら3派が限界なんだ。今までこれ以上習得した人間はいないね〜」



意外とわかりやすく説明してくれるエリさん。剣の話に関してはさすが剣神と言うべきか説得力がある。本人は相変わらず眠そうな顔をしているが......。



「じゃあ俺も3派が限度ってことですか?」



「いや、君は特別だよ。何せ7神全員から加護をもらってるんだから」



「どう言うことですか?」



「加護は人の力を増幅させると言う話はこの前も聞いたよね?増幅っていうのはただ力が上がるだけじゃないんだ。頭脳や、分析力、判断力、思考力そのほかの脳の細胞を活性化させることもできるの」



エリさんはさらに続けた。



「さっき、人間は3派しか習得できないって言ったけど、あれは人間の脳がそれ以上の情報を受け付けないからなんだ。人の脳には情報を入れる限度っていうのがあるの。それを超えると、頭の中で情報が入り組んじゃってしまいには一度覚えた剣術も忘れちゃったりすることもあるの」



語るにつれてエリさんの喋りが少ししっかりとしてきた。強い口調と言えばいいんだろうか?



「ただすべての神の加護を受けて脳の収容量を大幅に上げた君は脳の限度がほとんどないに等しい状態なの。だから君は【剣神の極意】の全ての派を習得することができるよ!」



最後は少し眠そうな目をキラキラさせながら俺に言ってきた。こんな目もできるんだな......。



「なるほど......つまり俺はいわゆるオールラウンドという感じですかね?」



「おーる......らうんど?」



「どんな派も使える万能的な存在っていう意味です」



「うん。そんな感じだね」




その後、俺はそれぞれの派の概要を詳しく聞き、軽く出し方も教えてもらったりした。




「だいたいこんなもん。後は実践あるのみだね〜」




これで説明はお終いと再び元の口調と目に戻った。メリハリをつけてるのかな......?




「よし!いっちょやってやりますか!!」




こうして再び俺は修行に身を投じるのだった。今回はどのくらいかかるかな......?





剣神の極意をマスターできるのか?

果たして?

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