6 サムライ危うし!? 整列!CIAテッポー隊!(後編)
「地球真拳・銃弾返し!!」
「「「アアアアアアアーーウチ!!??」」」
チュドオオオオオオオオオオオオンンンンンン!!!
己の放った銃弾を逆に撃ち込まれ爆散するCIAエージェント!
因果応報とはまさにこのこと!
神風トオルを狙ったエージェントが凶弾に倒れる!
「オスプレイ・キイイイイイイイイイッック!!!」
天空のケーンが墜落オスプレイ的に急降下!
悪魔的重力加速度エネルギーを帯びた蹴りはミサイルに匹敵!
「何度も同じ手をくうかあああああああああ!!!」
神風トオルもまた跳躍!
天空のケーンを迎撃すべくトビゲリを繰り出す!
グシャアアアアアアアアアアアアアアア!!!
互いの蹴り足が衝突!
発生した衝撃波が爆散したCIAエージェントの残骸を吹き飛ばす!
「バカめ! 蹴り合いで俺に勝てるものか!」
上空へのトビゲリは重力に逆らう行為!
当然、負の作用が働く!
片や重力エネルギーを利用した急降下攻撃は威力倍増!
一般常識的に上にいる者が圧倒的有利!
「ならば! 貴様の足を砕くまで……我が身を燃やすのみ!」
「何い!?」
「力が足りなければ生み出すまでだあああああああ!!」
おお、見よ!
神風トオルは蹴り足を軸に高速回転!
悪魔的速度の回転は運動エネルギーを生み出し、慣性モーメントがベクトルでニュートン力学!
つまり!
重力加速度を上回る超絶物理パワー力が発生!
徐々にオスプレイ・キックを押し返し始める!
「地球真拳! 地球ドリルうううううううう!!!」
「ぬ! ぐ! ぐうううううううう!!??」
地球真拳・地球ドリルは穴を掘るための技にあらず!
万物を貫く信念の突撃槍なのだ!
ギャリギャリギャリギャリギャリギャリギャリギャリ!!!
地球真拳・地球ドリルはさらに悪魔的超絶高速回転!
天空のケーンも手首のオスプレイ回転数を上げ対抗するも、ついに――!
グジャアアアアアアアアアアアアアア!!!
「アアアアアアアアウウチイイイイイイイイ!!??」
地球ドリルがオスプレイキックを破る!
ドリルに砕かれ、引き裂かれる天空のケーン右脚!
激痛と必殺技を破られた精神的苦痛により草原へと墜落!
神風トオルは地球ドリルを停止し鮮やかに着地!
「勝負あったな……天空のケーン! 」
「バカな……!
こんな小僧に……この俺のオスプレイ宙殺拳が破られるとは!?」
サムライ丸の方を見やるトオル。
「向こうも大勢は決したようだな」
「マコ……!」
肉体に甚大なダメージを負ったCIA四天王。
CIAエージェントもすでに全滅。
勝敗はすでに明らか! 自明中の自明!
「だが……こんなところで負けるわけにはいかん!
あの憎き装甲くノ一を討ちとるまでは……!」
「それほどにウメコを恨むか」
「奴には二人も殺されたのだ!
CIA四天王として苦楽を共にしてきた我が友を!
どうして仇を討たずにいられようか!」
「仇討ちか……」
復讐。仇討ち。
己の姿を重ねるトオル。
自分もこのように鬼の顔をしているのであろうか。
(しているのだろう……だが!
鬼になる覚悟なくして仇討ちはできぬ!)
そう!
プレジデント・ピザフライへの復讐を誓う神風トオル!
CIA四天王はその道を遮る壁!
障害は取り除かなければならない!
「ピザフライに忠誠を誓う限り……貴様らを逃す余裕はない!
CIA四天王、覚悟!!」
天空のケーンにとどめを刺すべく、拳に地球パワーを込めるトオル!
サムライ丸もまたサムライブレードを振り上げる!
CIA四天王、ここに全滅か!?
誰もがそう思った――次の瞬間!
「「――――ッ!?」」
ヒュールリー! ヒュールリーララー!
一陣の風が吹く!
悪魔的な殺気を放つ恐ろしい風が!
とどめを刺さんとした手が止まるトオル、サムライ丸!
殺人的な風はつむじとなり、草木を巻き上げたのちに弾ける!
風と共に現れたのは長身長髪のクールっぽいアメリカン米国人だ!
ライトブルーのシャレオツスーツ!
米国人らしく足が長い!
「んん何ヤツ!?」
天空のケーンを警戒しつつ、新キャラへ向かって叫ぶトオル!
明らかにただ者ではない!
ネクタイをクイクイしながら答える謎の米国人!
「私の名は……『風のウインドウズ』!」
名乗りを上げた直後、ウインドウズの隣に火炎と共に現れる米国人女!
ブロンドオカッパに紅色のオイラン衣装!
はだけた胸元から見えるオッパイが実にデカい!
「わっちは『火のウォーター』でありんす!」
さらにその隣、突如ニョキニョキと木が生える!
その木にモンキーのごとくしがみつきながら現れる米国人ガキンチョ!
目元まで隠れるマッシュルームヘアに半袖短パンのクソガキだ!
「僕は『林のアマゾン太郎』!」
さらに三人の後方!
大地を割りながら現れる巨大な米国人マッスル男!
岩のごとき上半身をさらした4メートルの巨人だ!
「オレハ、『山のヤマサン』、ダ!」
謎の米国人が一度に四人!
この者たちは一体何者か!?
「おい、なんだこいつらは!?」
「し、知らぬ存ぜぬだが……まさか!」
現れた四人を青ざめた目で見つめる天空のケーン!
神風トオル抹殺司令を受け、この場所を知るのはごくわずか!
そこに現れたということは……!
「ジャパニーズ礼儀を重んじて自己紹介をしてやろう」
風のウインドウズが一礼!
つづいてその他三名もお辞儀行為!
その後一斉に名乗りを上げる!
「「「「我らスーパーCIA四天王!!」」」」
チュドオオオオオオオオオオオオンンンンンン!!!
四人の背後でカラフルな超新星爆発!
登場シーンを彩るナイスな演出だ!
「四天王だと!? 他にも四天王がいたのか!?」
「小僧、間違えるな。我らはただのCIA四天王ではない。スーパーCIA四天王だ!
スーパーなCIA四天王なのだ! そこにいるザコ共と一緒にされては困る!」
ニヤリと笑う風のウインドウズ!
「我らの強さはCIA四天王の軽く百倍以上!
神風トオル! フジヤマ・サムライ丸!
貴様らにスーパーな戦いをお見せしよう!」
書きだめストック余裕が消えていく!(;_;)




