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地球真拳カミカゼ ~ま、まさか!?→そのまさかよ!!~  作者: 関 涼太郎
第四話『新奥義開眼!殺人忍法破れたり!』
38/88

6 到達! 人外魔境の地に恐怖の知的生命体を見た!

 CIA四天王、草原のクサッパが爆散した直後!


(――狙撃! まずい!!)


 クサッパの右側、アララ・リバー側に位置取りした地下鉄のトーマス!

 狙撃手に背中を晒している状況!

 次に狙われる危険性大!


「――モグラ男(モール・モール)!」


 トーマスの身体をCIAオーラが覆い、頭に生えた煙突から黒煙! 能力発動!

 足元が底なし沼のごとく性質変化!

 地下鉄のトーマスがズブズブと地中に沈み姿を消す!


 クサッパの左側に展開した深海のマコは地面に手をかざす!


 シュバアアアアアアアアアアアアアア!!!


 周囲の芝生から間欠泉(かんけつせん)的に噴き出す水柱(みずばしら)

 水しぶきを使い狙撃手からの視界を遮る!


「クサッパ!? おのれ装甲くノ一いいいいいいい!!」


 上空に位置する天空のケーンは装甲くノ一・ヤエベニの元へ急降下!

 怒りに我を忘れ、必殺のオスプレイ・キックにより(かたき)を討たんとす!

 腰を沈め天空のケーンを迎え撃たんとするヤエベニ!


(――あの馬鹿!)


 深海のマコが察する――と同時、埼玉県戸田エリア建物屋上!


「さすが装甲くノ一、情報通りの動きね」


 スナイパー巫女・乃木(のぎ)ののぎが発砲!

 狙いは――ヤエベニへと急降下する天空のケーンだ!

 まず草原のクサッパを殺害!

 仇を取らんとヤエベニへ突っ込む天空のケーンを撃つ!

 ()()()()()()()()()()

 己を囮としたヤエベニのプラン通りに事は運ぶ!


 バチュンンンッッ!!


「――――ッ!!??」


 銃弾に撃ち抜かれる天空のケーン!

 オスプレイ・キックは不発!

 弾き飛ばされ芝の上を転がる!

 作戦成功! 天空のケーン殺害完了か!?

 答えは――なんと否!


「痛あああああああああああ!!??」


 急上昇する天空のケーン!

 銃弾は確かに命中したが――左脇腹を浅くえぐったのみ!

 致命傷には至らず!

 スナイパー巫女の狙いが甘かったのか!?

 否、その原因は命中直前に突如噴き出した間欠泉的水柱!

 弾丸に摩擦と垂直ベクトルを加え、軌道を逸らし威力を半減させたのだ!

 マコの能力により天空のケーンは死亡回避!


「天空! 迂闊(うかつ)だよ!!」

「すまぬ、助かった!!」

「一度こっちに来な!」


 天空のケーンは上空から回り込み、マコを守る水柱の陰に隠れる!


「……味な真似をしてくれるわ」


 スナイパー巫女・乃木ののぎは狙撃銃を置き次のプランに移行!


 キュイイイイイイイイイイイインンンン!!!


 装甲くノ一・ヤエベニが両腕をかざしエネルギーチャージ!

 巨大な光弾を形成中!

 最大出力で水柱ごとCIA四天王を消し飛ばすつもりだ!

 悪魔的エネルギー量に気付いたマコは間欠泉的水柱を増やし対抗!


 チュドドド! チュドドド! チュドドド!


 そこへさらにスナイパー巫女による長距離射撃!

 乃木ののぎはマークスマン・ライフルに持ち替え殺人的弾丸を連射!

 射撃精度は下がるも密度を上げて銃撃!

 CIA四天王を釘付けしヤエベニの攻撃準備をサポート!


 バチュン! バチュン! バチュン!


「ぐうううう!?」


 水柱を突破した弾丸が深海のマコに命中!

 CIAパワーは間欠泉的水柱の発生に注力!

 自身の肉体の防御は手薄!

 威力を殺されているとはいえ無視できないダメージが重なる!


「ここは一度引くしかあるまい!」


 地面からニョキリと地下鉄のトーマスが登場!

 CIAパワーを防御力強化に回し深海のマコを守る!


「アタイの水もこれ以上もたないよ!」

「ぬううううう!!」


 マコの間欠泉的水柱が消失すれば遮蔽物なし!

 CIAカーとオスプレイ輸送機もすでに木っ端みじん!

 瞬く間に狙撃の餌食と化す!


(装甲くノ一め……我らを迎え撃つ準備をしていたのは明らか!

 つまり他に戦力を有している可能性も否定できない!

 これ以上不利な状況で戦うわけにはいかぬ!!)


 天空のケーンが撤退を決意!

 プレジデント・ピザフライの怒りを買うのは確定!

 だが背に腹は代えられぬ!


「――頼むトーマス!」

「承知した!!!」


 チャージを終えたヤエベニが光弾を最大出力で発射!


 チュドオオオオオオオオオオオオンンンン!!!


 間欠泉的水柱の防御壁が水蒸気爆発!

 悪魔的破壊力!

 CIA四天王のいた場所は巨大なクレーターと化す!

 全てが消し飛び生命の反応はなし!

 大気中に巻き上げられた水の粒が虹をつくる!


「……逃げられたか」


 排熱動作により両腕から白煙を上げるヤエベニ!

 装甲に降りかかるミストは触れた瞬間に気化!


(倒せたのは草原のクサッパ一人……!

 だが……不明だった二人の能力をおおよそ知ることができた。

 加えて天空のケーンと深海のマコには少なくないダメージ。

 戦果としては十分!)


 排熱を終了した腕を下ろす。

 装甲の下では出血箇所多数。

 草原のクサッパとの戦いは実際ギリギリの勝利であったのだ。


「……これでしばらくは大人しくなるだろう」


 CIA四天王を抑えれば他に警戒すべき戦力はない……現時点では。

 神風(かみかぜ)トオルに約束した通り、これで特訓終了までの時間はほぼ確保できた。


『――終わりでいいのかしら』


 ヤエベニのマスク内に通信。

 ターゲットを喪失したスナイパー巫女からだ。


『銃声を聞ききつけた警察が来そうなんだけど』

「ええ、撤収して頂戴。感謝するわ。忍者巫女さんにもよろしく伝えて」

『代理でごめんなさいね。私より万能な分、彼女忙しいみたいで。

 何かあればまた呼んでね』


 ライフルをケースに収納し、立ち去らんとするスナイパー巫女。

 ――その時!


「埼玉県警のポリスだ! 手を上げろ!!」


 ピストルを構えた警察官が二人!

 明らかに不審な乃木ののぎを職務質問!


「ここで何をしている!? 名前は!?」

「乃木ののぎ17歳。バストはFカップです」

「職業は!?」

「スナイパー巫女です」

「巫女さん!? これは失礼しました!」


 ピストルをしまい敬礼する警察官!

 乃木ののぎの長い黒髪、巫女装束、ふわふわ系オッパイを確認!


「よくよく見れば間違いなく巫女の姿……どうぞご容赦を!」

「お気になさらず……何かあったのかしら?」

「ええ、この辺りでスナイパーライフルをぶっ放したとんでもない輩がおるようでして!」

「物騒ね。じゃ、そういうことで」

「はい! くれぐれもお気をつけて!!」



 ◆◆◆



 ――一方その頃。


「おい! 来るぞ、おい!!」


 神宮司(じんぐうじ)隊長の悪魔的叫び声!


 ゴロン! ゴロン! ゴロン!


 神風トオルら探検隊の前には傾斜45度の上り坂!

 そして転がり落ちてくる直系1メートル越えの丸太!

 しかも道幅いっぱいの長さ!

 横軸移動での回避は不可能!

 丸太の下敷きになれば潰されてクレープ屋さんに出荷されてしまう!


「トオル! ルリ! タイミングを合わせて跳ぶぞ!」


 三人が掛け声を合わせる!


「「いっせーの、せッ!!」」


 三人が一斉にジャンプ!


 丸太を跳び越え、無事に着地!

 探検隊全滅の危機は去った!

 ――と、次の瞬間!


 ゴロン! ゴロン! ゴロン!


 新たな丸太が転がってくる!

 しかも次から次へと連続して襲い掛かる!


「ええい、前に進みながら全て跳び越えるぞ!」

「「はいッ!!」」


 神宮司隊長に神風トオル、ルリが応える!


「「いっせーの、せッ!!」」


 三人が一斉にジャンプ!

 丸太を跳び越え、無事に着地!

 しかし次の丸太が接近!


「「いっせーの、せッ!!」」


 三人が一斉にジャンプ!

 丸太を跳び越え、無事に着地!

 しかし次の丸太が接近!


「「いっせーの、せッ!!」」


 三人が一斉にジャンプ!

 丸太を跳び越え、無事に着地!

 しかし次の丸太が接近!


「「いっせーの、せッ!!」」


 三人が一斉にジャンプ!

 丸太を跳び越え、無事に着地!

 しかし次の丸太が接近!


「「いっせーの、せッ!!」」


 三人が一斉にジャンプ!

 丸太を跳び越え、無事に着地!

 さながらハードル走のごとき連続ジャンプ!

 丸太をかわしながら、少しずつ、着実に坂道を上がっていく!

 ――そしてついに、坂を上りきる!

 するとそこに待ち受けていたのは!


「ゲッゲッゲ! よくぞここまで辿り着いたな!!」


 殺人目的の丸太を転がしていた犯人だ!


「た、隊長! こやつらは……まさか!?」

「そう! そのまさかよ!!」


 丸太を転がしていた生物とは――全身緑色の皮膚!

 背中に甲羅を背負い、指の間には水かき!

 鳥類のごときクチバシ、頭にはお皿!

 そう! この生物は――カッパ!

 ブループラム霊山の奥地に待ち受けていたのはカッパの群れであった!


「トオルよ! カッパに驚いている暇はない!

 いよいよこれからが特訓の本番!! 覚悟いたせよ……!!」



皆様体調は崩していませんか?(>_<)


よろしければブックマーク、評価等をよろしくお願いいたします(^-^)

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