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地球真拳カミカゼ ~ま、まさか!?→そのまさかよ!!~  作者: 関 涼太郎
第四話『新奥義開眼!殺人忍法破れたり!』
37/88

5 CIA四天王集結! 逆襲!草原のクサッパ!(後編)

 草原のクサッパは四足獣のごとく――否、()()()()()()()()()ヤエベニへと突進!

 彼は己の肉体をトラのごとき獣人へと変身させる能力を持つ!

 獲物を追う瞬発力と速度は平地において右に出るものなし!

 鋭い爪に削られた芝が舞い上がる!

 遅れること数秒!

 天空のケーンはオスプレイのごとく上昇しクサッパの後に続く!

 地下鉄のトーマス、深海のマコはヤエベニの左右を固めに動く!


「やはり突出してきたか! 愚かな小僧よ!」


 ビームクナイを構えるヤエベニ!

 突っ込んでくるクサッパの攻撃をかわしカウンターで仕留める算段!

 ――しかし!


 ギイイイイイインンンン!!


「――!?」


 ヤエベニの胸部装甲に亀裂!

 深々と爪の跡が残される!

 ヤエベニのカウンターは失敗! 相手が速すぎる!

 すれ違いざまに一撃を加えたクサッパがターン!


「どうだああああああああああああ!!

 装甲くノ一いいいいいいいいいい!!

 狩らせてもらうぜえええええええ!!」

(――速い! 以前よりも!!)


 カウンターを諦め、両腕を盾にするヤエベニ!

 首と心臓、急所へのダメージを警戒!

 クサッパが往復するたびに装甲へ爪痕(つめあと)が刻まれていく!


 ギイイイイイインンンン!!


 ヤエベニの左肩装甲に亀裂!


 ギイイイイイインンンン!!


 ヤエベニの右肩装甲に亀裂!


 ギイイイイイインンンン!!


 ヤエベニの左オシリ装甲に亀裂!


 ギイイイイイインンンン!!


 ヤエベニの右オシリ装甲に亀裂!


 ギイイイイイインンンン!!


 ヤエベニの左太もも装甲に亀裂!


 ギイイイイイインンンン!!


 ヤエベニの右太もも装甲に亀裂!


「お前のおかげでええええええええええ!!

 十分に休ませてもらったからなああああああ!!

 今の俺はベスト・コンディションんんんんん!!

 ぶっ殺してやるうううううううううううう!!!」

「――ちいい!!」


 背面スラスターを吹かし上空へ逃れんとするヤエベニ!

 しかし!


「オスプレイ・キイイイイイイイック!!!」


 ゴシャアアアアアアアアアアアア!!!


 恐るべきオスプレイ宙殺拳!

 追いついた天空のケーンがヤエベニを撃墜!

 河川公園の芝地に背中から叩き付けられる!


「とったぞおおおおおおおおおおおお!!!」


 起き上がらせまいと草原のクサッパがヤエベニに跳びかかる!

 両腕を押さえつけられ無防備となるヤエベニ!

 各種武器の使用、そして防御手段を封じられる!

 クサッパの口から覗く太く鋭い牙!

 首に噛み付き、とどめを刺すつもりだ!


「これが俺の本当の力! ()()()()()()()()()()!!」

「……なるほど、確かに想定外のスピードだ」


 抵抗することなく、真っすぐにクサッパを見つめるヤエベニ!

 この状況から自力で脱出することは不可能!


「さすがは草原の。我らが手を出すまでもないか。

 これで屈辱を晴らすことができよう」


 暴走気味のクサッパを心配していたトーマス。

 勝敗が決した様子に安堵する。


「この様な地形での戦いはクサッパの最も得意とするところ!

 装甲くノ一……見誤ったな!」


 天空のケーンは上空からクサッパを見守る!


「孤立させれば勝てると思ったようだが――残念だったな!

 ()()()()()()()()()()()! 俺に勝てる者はいない!!」

「そうだな……確かにお前は強い。……()()()()()()


 ――直後!

 クサッパの右肩から左肩にかけて弾丸が貫通!

 弾道上の骨、筋肉、神経その他組織を破壊!

 ヤエベニの腕を拘束していた腕力が喪失!

 クサッパの体勢が崩れた隙を突きヤエベニは背面スラスターを噴射!

 脱出と同時にクサッパの頭上を取る!


 ――タアアアアアアアアアアアアアンンンン!!


 やや遅れて聞こえる銃声!


「な!? ま、まさか!?」

「そう、そのまさかだ」

「伏兵だとおおおおおおおお!?」

「相手が一人だと勝手に思い込んでいたようだな」


 ヤエベニの右腕、その装甲が展開!

 手のひらにエネルギー粒子が集束、光弾が形成される!

 草原のクサッパは理解する!

 己は狙撃された――そして!

 ()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()


「その姿、運動能力、確かに脅威だ。

 だが所詮は獣。その攻撃手段は限定される。

 爪で傷つけ、牙で息の根を止める。

 ()()()()()()()()()()()()()()()()()!」

(ろく)な抵抗を見せなかったのも……!」

「私が動かなければ貴様も動く必要がない。

 いくら速く動けようが……動かなければただの(まと)

 厄介な相手は確実に仕留めさせてもらう!」

「馬鹿な……! ()()()()()()()()――」

「そう! ()()()()()()()()!」


 ヤエベニが光弾を発射!

 至近距離からの直撃を受ける草原のクサッパ!


「くそおおおおおおおおおおお!!!

 ぶっ殺――」


 チュドオオオオオオオオオオンンンン!!!


 爆発! 木っ端みじんと化す!

 CIA四天王・草原のクサッパ、アララ・リバー河川敷公園に散る!



 ◆◆◆



 ――アララ・リバーを挟み一キロメートルほど。

 埼玉県戸田エリア、とある建物の屋上。

 スナイパー・ライフルに次弾を装填する者の姿あり。


「獣が人を狩ろうだなんて……なんて思い上がりでしょう。

 獣ごときが――()()()()()()()に敵うわけないでしょうに」


 小さく嘆き、銃を構えスコープをのぞき込む。

 その者は――腰まで伸びる長い黒髪を持ち――()()()()()()()姿()

 そう! 彼女こそは装甲くノ一・ヤエベニの助っ人日本人!

 その名はスナイパー巫女・乃木(のぎ)ののぎ!

 本業は巫女! その(かたわ)らスナイパーとしても仕事を請け負う可憐な美少女だ!


「さすが装甲くノ一、情報通りの動きね」


タアアアアアアアアアアアアアンンンン!!


 乃木ののぎが発砲!

 二発目の弾丸が向かう先は――天空のケーンだ!


いつもお読みいただきありがとうございます(>_<)

よろしければブックマーク、評価等をよろしくお願いいたします(^-^)

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