11話 クエスト1
朱莉です
少しずつ長くなってきました。
楽しんでください!!
(特殊skill 理想突破)
理想突破そのままの意味で考えたらもしかすると不思議なものをなんとかしてくれるのではないだろうか…ふと先と同じようにメタルを切りつける。
「何度も攻撃したって無駄だ…は?」
確かに金属ではなく肉体を切った感覚があった。しかし、何度か切った内いくつかだけであった。
数撃てば当たる‼そう考え魔力矢を一気に撃ちだす。
パシュッ 「えっ...ア"ア"ア"ァ"ァ"ァ”!!!」
いくつかの魔力矢はメタルに細かい傷を与えついに一本が腕を捉えた。喉が裂けるのではないかという叫び。大げさだと思うが、おそらくあのスキルのおかげで今までろくにけがをしたことがないのだろう。
「どうして?僕の体は傷つかないはずなのに」
悲鳴をあげ焦りを見せるメタルを見ていると自然と頭の中がスーッとしていく。なんだろう。不思議な感覚だ。
・・・・・・・・・・・・・・・・
「ん?‥意識が飛んだのか?」ゴロっ
手元に球状の何かがあることに気が付いた。
それはメタルの頭であった。
…っなぜメタルが死んでいるんだ!?
その瞬間血の気が引いていくのを感じた。僕は今人を殺したのか…
まず落ち着かなければ…あの時いきなり意識が飛んだそのあとにこうなっていた。
物的証拠的に確実に僕が殺したのだろう。
周りを見回すとメタルの頭から血の線が向こうまで続いていた。
その先にはミキサーにかけたようにグチャグチャになったおそらくメタルの体と思われるものがあった。あぁやっぱり僕が殺したのだろう。そう考える僕の手は真っ赤に濡れ、ズタボロになっていた。よく見ると僕の額から血が出ていた。余程の乱戦だったのだろうか…額の傷に触れていると不思議と冷静になることができた。
ひとまずどうしようか。もしかすると僕はあの国に戻れないかもしれない。だが、なぜだろう。特に緊急事態には感じきれなかった。二回目の人生というところもあり、微妙に非現実的に感じているのか…そういえばあのユニークスキル。どんな能力なんだろう。
(skill 鑑定)
ステータス
シュリ・マリア・レイ 十二歳
種族 ******
力A 体力A 速A
守A 術S
特殊skill
理想突破
skill
・魔狩人(魔力矢、気配遮断、気配把握、千里眼) ・魔剣士(剣術特級、魔法上級) ・各属性軽減 ・物理軽減 ・魔法耐性 ・魔法解読 ・感覚強化 ・身体変化 ・鬼刀
おそらく5歳ぶりの僕のステータス。時々スキルが増えていることは気が付いているが、まさか勝手に進化してその上なんか合体してる。これいつか枠外にはみ出すのでは…
そして、スキルの説明はないらしい。勝手に覚えろということか。
数時間後王国に帰った。
大変な初クエストだった。
どうでしたか
メタルを考えてくれた友達には悪いですが、必要な犠牲だった。
ではまた次回




