10話 ギルド
朱莉です。
今回から文を長くするつもりです。
更新速度は遅くなりますが見ていただけると嬉しいです。
昨晩衛兵に連れられた宿は値段の割に快適だった。…覚えておこう
翌日・・・またギルドへ行った。
クエストが貼られている板を見るとこのようなものがあった。
・一角獣の討伐 ★★
・スライムの討伐 ★★
・フランク氏の護衛 ★★★
・スライムナイトの撃退 ★★★★
・森の館調査 ????
森の館はとても気になるが、さすがに初めてにしてはハードだ。
ひとまず上の二つを取った。
カウンターに持っていこうとしたところ。マッチョに絡まれた。
「オイオイガキが一丁前にスライムの討伐だ?お前みたいなガキはお母さんのお手伝いでもしていろよ」
そう言いながらスライム討伐の依頼書を必要に奪おうとしてくる。この筋肉ダルマめ、眼前の男の弱点を蹴り飛ばしてやろうかと初の煽りに対し本気で思った。
するとどこからともなく声がした。
「君、少年に絡んで恥ずかしくないのか?」
見ると若く身なりの整った人がいた。
「メ、メタル。なに、このガキに冒険のつらさを教えようとだな。」そういうと僕のほうを見る。
コイツは何を言っているんだ。あれのどこが、冒険のつらさを…だ。ただの新人いびりだろう。
「嘘をつけ、そうは見えなかったぞ。」
そういわれた筋肉は舌打ちをして離れていった。その時僕にギリギリ聞こえるくらいの声で「相手が悪かったな」と吐いていった。なんなんだまったく。
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スライムが大量に発生しているらしい平野にきていた。うちの近くとは違い一色しかレパートリーのないスライムが大量にうごめいていた。
「よし、協力していくか」何故かメタルも一緒に来ていた。
曰く「危険な時は私が助けよう。」とのこと。
幾度も処理してきたスライムにそんなピンチになるような要因はなく問題もなくクエストは進んだ。さっきの依頼書には何体とかは書かれていなかったが、報酬は狩った分出るそうなので、何十体も狩った。
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次は一角獣を狩りに行った。狩場はスライムを買った場所からそんな遠くなく、また実態がある分スライムより簡単に終わった。
「こっちに来てくれ、面白いものがあるぞ!」メタルが道から離れたところから僕を呼ぶ。行くと大きな木が中央に生えた広場があった。
「木しかないけど」
そういうと背後から何かが飛んできているのを感じた。
避けるとそれは木に深々と突き刺さった。
見ると銀色のナイフであった。
「かかったなレイ!」
さっきとは様子の違うメタルが、手に銀色の武器を持ちこちらに向けている。
僕は刀を抜くと一気にメタルに接近し、左肩から右腰までを切り裂く。しかし、その傷跡はまるでかのターミネーターに出てきたT-1000のように銀色に輝いている。
「これが俺のスキル”溶鉄身体”だ!この無敵の体を持つ俺に勝つことなどできないのだ!」
さっきとは口調から全く違う。化けの皮が剝がれたのだろう。しかし、メタルの場合一度ならず何度も攻撃を無効化するようだ。僕はかたやぶりではないので、何か手を考えないと…
さっきからメタルと切結んでいるが、どうも手がない。いろいろ試した結果、スライムのようにコアがあるわけでもないし、どこか生身の場所があるわけでもない。しかも、さすがベテランの冒険家。剣術の腕は相当なものだ。正直ヤバい。
何かこちらからの決定打があれば…
(特殊skill”理想突破”付与)
ナニコレ?特殊スキルは初だ。これはどんな能力なのだろう。というかユニークスキルは何かから付与されているようだ。
まあどんな能力としてもこの状況をなんとかできるならありがたいな…
今回で出てきたメタル君は、私の友達のmk氏が考えてくれました。
mk君は特に理由も言わず聞いてみたところ「ドラクエのメタルスライムみたいなキャラ」としてメタルの元を考えてくれました。ありがとう!!
ではまた次回




