4 希少職
「ふぅふぅふぅ、ふぅ……」
やっと落ち着いた俺は神官に聞く。
「そ、そういえば職名は何なんですか?」
「そ、そうじゃな、、職名はぁ、、、ん?なんじゃこれ?」
驚きの数値を叩き出し散々叫んで大人たちからドン引きされた俺の質問に、神官が応えようとして疑問の声を上げる。
「魔の者、、? 格闘士ではないのか、、?」
どうやら俺は希少職を引いたらしい、、しかもかなりマイナーな、、
「ねえ君、僕の番だから早くどいてくれる?」
「ん? 何だお前?」
大人の方からどよめきが上がり、父が走ってくる。
「すみません、ゼロ=ファン・アシュル3世様、息子は世間知らずなもので、、どうかご無礼をお許しください」
父が必死に謝るのを見ると、相手はこの地を治める貴族の子息っぽいな。あやまっとこ。
「ゴメンナサイ(棒)」
「いいよ、早く列抜けてね。」
ゼロが青い水晶に手をかざす。
神官も大人たちも驚く。
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【ステータス】
名前:ゼロ
種族:魔人
職業:大魔銃士
・攻撃力:750
・素早さ:880
・魔力 :600
・耐久力:450
・HP :500
【固有スキル】
・【魔弾】:体内の魔力を特殊な弾丸(貫通弾、爆裂弾、麻痺弾など)に変換・装填する。
・【エイム】:動体視力を著しく上げて自分含む味方の遠距離攻撃手段の命中率を著しく上げる。
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それもそのはず大魔銃士はただでさえ希少な銃士の上位職だ。驚くのも無理はない。
「ふふん、2人ともすごいけど、私も負けてないんだから!」
ゼロが静かに壇上を降りると、次に進み出たのは俺と同い年の幼馴染姉妹の姉――『アリア』だった。
昔から妹と一緒に俺の家に遊びに来る、元気いっぱいで世話焼きな女の子だ。
アリアが水晶に手をかざすと、ズシリとした重厚な光が広がった。
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【ステータス】
名前:アリア
種族:魔人
職業:重騎士
・攻撃力:500
・素早さ:350
・魔力 :200
・耐久力:1,200
・HP :1,500
【固有スキル】
・【バリアシールド】:前方からのあらゆる物理・属性攻撃のダメージを大幅に軽減する大盾を展開する。
・【挑発発動】:周囲の敵の注意を一瞬で自分に惹きつけ、味方への攻撃を肩代わりする。
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「おおおっ! なんという耐久力……! まさに鉄壁の騎士ですぞ!」
神官の叫び声に、周囲の村人たちが「アリアちゃんもすげぇ!」「村を守る頼もしい騎士様になるぞ!」と歓声を上げる。
「見た、シオン!? 私、めっちゃ強いんだよ!!」
「おお、すごいよアリア……(マジで一生俺の前にいてくれ、物理で死ぬから)」
こうして、規格外の紙装甲シオン、貴族の天才銃士ゼロ、そして鉄壁の幼馴染アリア。
同じ年に生まれた3人によって、村の神殿は大いに揺れ動いたのだった。
またこの年に生まれた者の職業は希少職が多く後に、英雄の世代と言われるのはまた別のお話...




