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「魔」として生きること
「お前は誰だ!」
人生で初めて恐怖のあまり滲み汗がでてくる程、震えていた。
「名もない魔人だよ...」
刹那の沈黙が続き、より恐怖が滲みだった。魔法条約では、魔人の人間界の侵入を一切禁止している。無差別殺人が起きる際はもちろん警報が鳴る。
・・・今目の前にいる生物は何者だ???・・・
「"今目の前にいる生物は何者だ"と言ったな。」
そう。今この瞬間も思っている。だが一言も発していない。考えが読めるあたり本物のようだ。だがしかし、なぜ警報が鳴らない??
「お前の目的はなんだ?」
「そう焦る出ない。今から簡潔に伝えよう。よーく耳を傾けるんだよ」
無駄に丁寧で余計身の毛がよだつ。
「私は霧 涼火お前を魔人にしに来た。」
「は!?」
「驚くのも無理はない。しかし私にはあまり時間が残っていない。受け入れてくれるか?」
突拍子にもほどがある。
「まず第一になんで俺なんだよ!魔法も使えないんだぞ!」
「そんなことは知っておる。だがお前にしか頼めない理由はあるのだ。」
話し合いで謎が深まる一方。どうやら魔人の目的は主人公を魔人にすることのようだ。しかしなぜ主人公なのか?謎が深まる中、ある出来事が起こる…




