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あんたんーUNundersTANdable  作者: 三咲 美月
第二章「普通のラブコメを目指したい」

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第十二話「普通の授業」

「結城が入院?明日は雪かー?結城雪だけに!」

小路がまた暴走している。


「最悪ですぅー!!」

即座に間宮が指摘する。


そういえば自己紹介の時のアブノーマル発言に間髪入れずにツッコミを入れてたのも間宮だったっけ…?


「結城だったら面白い返しをしてくれそうだけどなー…。」

「今の結城さんに送りますねー?」


教師公認でスマホで今のやり取りを文字起こしして送付する。

「返信きました。『小笠原気団株に1000口投資するわ』だそうですー。」


…雪は降らなさそうだった。

というか、そろそろ梅雨入りなんだが。


そもそも珍しいことに対して「明日雪が降る」という表現は何だ?

絶対に太平洋側の住民が言い出した表現だろう。


もう1個メッセージが来た。

『因みに気象現象ではなく結城雪なら、YaaSユーザーに平等に降り積もります。月額300円からでご利用いただけます。』

………。


普通なら「お前元気だろ?」と言いたくなるところだが、結城の場合は逆らしいから、これまだ熱あるな…。


「まぁ、チートプレーヤーがいない分、運営側としては楽なんだよなー…。」

「言い方が失礼ですが…同意ですねー…。」

初めて小路と間宮の意見が一致した。


(…いいから授業しろ、小路!)

心の中で叫んでいた。

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