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あんたんーUNundersTANdable  作者: 三咲 美月
第二章「普通のラブコメを目指したい」

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第六話「普通のユーザー」

見舞いに来たのは多田、朝倉、パクチーと、晴れない表情の高島だった。


「あなたが来るなんて、意外ね。」

「一応、トラブルソリューションサービスの一ユーザーとしてな。」

「私は人間扱いされてないのね…。」

まあ、高島は小学生からの付き合いで、当時は私に利害調整される側だったから、手放しに友人と言いにくい感情はあるのだろう。

距離感が微妙とはいえ、付き合いが長いのでこう言う皮肉を言う。


「Yuki as a Service…略してYaaS(ヤース)ってところか?」

父が最悪のタイミングで会話に介入して来て最悪のボケをかます(褒め言葉)

「サービスモデルとしてはアリね。プランを月額300円、1000円、3000円の3プラン用意して、あ、でもYaaSってすごい間抜けな響よね…。利用料金『安ッ!』みたいな…。」


高島が表情を曇らす。

「あ、みんな、早めにお暇しよう。」

「え、なんで?」

「これ、結城の体調めちゃくちゃ悪いと思う。」

「…??」

言われてる私自身もよくわからないのだが?

「…いつも以上にテンション高め、しょうもないギャグ言ってくるあたり?」

「そう、これはヤバくなる前兆だと思う。というか、多田、お前よくこの短期間で異変に気付いたな。やっぱり観察しすぎだろ?結城のことが好きなんか?」

べちっ!

私は高島の頬に無言で氷枕を投げつけた。

「え?え?」

パクチーが混乱している。

「パクチー、あの悪質ユーザーは放っておいていいからね。垢BANするから。」

「ちょっと待て!」

高島は運営に異議申し立てをした。


後で熱を測ったら、高島とただの言う通りヤバかった。

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