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裏19話「振り返り」

 結論から言うと、文化祭は無事に終わった。


 え、なんで省略してるのかって?


 理由は簡単。


 カフェが人気出すぎて、遊ぶ暇がなくなっちゃったから。


 可哀想じゃない?


 そうだよね、私達可哀想。


 まあ仕方ない。


 私も白山くんも顔が良すぎたし、駕籠野先輩は結局超有名人だし、氷室先輩はミスとミスターの二冠だし、甘神ちゃんは落語が上手かった。


 ということで、ここからは文化祭で起きた図書研絡みの事件一覧。



①:氷室先輩男子トイレ事件


 読んで字の通り。

 男子トイレに入って用を足そうとした氷室先輩が何も知らない来場客に痴女だと思われて通報されてしまったという事件。

 しかもリアリティ志向の駕籠野先輩から一見女性用に見える感じの男性用下着という指定を受けていたせいで余計にその状況は混乱。

 最終的に友人の証言と和メイド衣装のスカートを捲ったことによって決着。



②:黑谷アメ連続ナンパ事件


 これまた読んで字の通り。

 完全に油断してた。

 白山くんは高貴というか別次元の存在なのでめったにナンパはされないというかナンパされないように呪いと書いてまじないと読む方をかけまくっているのだが、まさか白山くんとの比較によって私が相対的に「こっちはいけるかもな」って方になるなんて。

 3日間でナンパ人数延べ17人。

 私、美少女過ぎ……!?



③:白山くん成長期事件


 ワイシャツのボタンぶっ飛んでて超えっちでした。



④:甘神ちゃんフリップ芸事件


 駕籠野先輩と甘神ちゃんが回していた落語ローテーションの一部で主に駕籠野先輩が有名人過ぎたが理由のアクシデントが発生してしばらく甘神ちゃん1人で繋がないといけなくなったため、落語の代わりに即興のフリップ芸で誤魔化したという事件。

 内容自体はめちゃくちゃ面白かったのだが、その中身がかなり元ネタを拾わないと面白くないタイプのやつだったため、フリップの度に数人が爆笑して、また別の数人が爆笑してというのを繰り返していた。

 これは関係ない話だけど、大喜利部が主催してた大喜利大会では見事3位で表彰台入りを果たしたらしい。

 1位のとこには「白山」って書いてあった。



⑤:駕籠野先輩誘拐未遂事件


 始めに言っておくと、駕籠野先輩が誘拐犯になりかけた事件。

 駕籠野先輩が迷子の少女を見つけ、文実本部まで連れて行こうとしたもののあまりの敷地の広大さ及びスマホを忘れるという痛恨のミスによって母親とすれ違い続けてしまい、最終的には駕籠野先輩自身が迷子になりかけ、知り合いに迷子を託して敗走した、というのが顛末。



 まあこんなものかな。


 他の部活まで広げると、占星術部打ち上げ花火事件とかもあるんだけど、それはおいおい。


 それじゃ、みんなお疲れ様。

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