↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
53/67

王子誘拐

城は、町中を見渡せる小高い丘の上にそびえている、傾斜地に並ぶ民家の屋根から屋根へと飛び移り……難なく城の裏門前に

巡回警備は居るが……平和ボケの油断からか門前に立つ警備や監視所等は無い


「なんか拍子抜けするな」


 ため息を漏らすが好都合……警備が門を通過するなり、二人はすぐさま影から飛び出すと、かぎ爪で城壁を登り……噴水や石像、花壇など身を隠すに困らない裏庭、中庭を走り抜け……以前の親善訪問の時覚えた城内の見取り図から、王子の私室の下に到着し見上げる


「まったく、馬鹿と煙は高い所が好きって……鍵縄、長いの持ってきて良かった」

「はい、高いですね四階ほどでしょうか」

「行くよ」

「はい」

 かぎ爪で塔の壁を登り、窓から王子の私室を覗き見ると……運よく王子は背を向けたまま読書に夢中。

 イツキは静に侵入し、つづく千世に部屋の隅に隠れるよう手信号を送り、彼女も侵入させ……準備完了すると頷き、窓をノックして、王子を振り向かせた



「こんばんは王子様」

「君は、あの時のボディーガード、もしかして暗殺」

「まさか、友好国の王子様に手を上げるなんてしないわよ、仲良くしたいの、あわよくば玉の輿にのりたいの……あたいは強い男が好き」

「だったらあの時、君の後ろにいたビギナ……ぼくは彼に一度も剣技で勝てていない」


そこまで弱いのかと、渋い顔になりかけたが

「そんなの以上にあんたは権力っていう凄いもの持ってるじゃない……あたいみたいな女は嫌いかい」


色仕掛け開始

「ふふふ、それは君の頑張り次第だね、無数にあるそくしつの扉はいつでも開けてあるよ」

王子の背後に千世が現れ、クロロホルムをかがせ、気絶

そうして王子は難なく誘拐される


王子の私室に侵入……王子を誘惑、気絶させる」



鍵縄に王子をくくり付けると、イツキは中庭を指さし、指示する

「あたいが王子(こいつ)を下すから、お前は下で受け取って、そこの植え込みに王子(こいつ)と一緒に隠れて待機してろ」

「はい」

そして、鍵縄を手にイツキが中庭に着地……裏門の鍵を開け、城壁を登り様子を見て合図をし、裏門から王子を出して、裏門の鍵をかける


千世は、王子を背をうイツキの、前に立ち、後ろに立ちと、誘導とボディーガードをこなして細い路地を行く

「……大通りを抜けるぞ」

「しかし」

「おいおい、深夜なんだから人はいない……慎重は良いが、ちんたらしてたら、朝早い商売人が起きちまう」


そして、順調に大通りを抜け運河沿いを行く二人の背後に人影が


「おい、ちょっと」

その声に千世は、足を止めるなり態勢低くして、腰の短剣に手を掛けた。


読んでいただき、ありがとうございます。

『オタク系女子中学生が異世界転移⁈ 狂子のお気楽ファンタジー』

第二十四部『王子誘拐』

いかがでしたか? 気に入っていたたけたなら是非

ブックマーク ・ ☆一つでも、評価をいただけると……

とてもうれしく、励みとなります。よろしくお願いします。


by.メガネ君(作者)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。