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疑問検証(後編)(異世界)

イージスに戻り手紙を渡し


……夜間見回りでたまに千世たちと出会った時。大半ビギナのおごりで露店の料理を食べながら、集週間後に合同で行われる盗賊とうばつクエストの地図を見て作戦を立てる


 そして当日。今回も現場はイージス王国からバキアに向かう途中に広がる、森の街道。

だからか集合場所へ来た狂子たちが、商人たちと話をしているところに

千世が来る


「こんにちは今回もよろしくお願いします」

「千世ちゃん」振り向く狂子に、驚く千世

「君か。今回も大活躍、期待しているよ」

笑顔でフレンドリーに肩をたたく商人へ、よそよそしく視線をそらし

「はい」

小声で返事する千世。

チャンスとばかり、商人に詰め寄る狂子。


「活躍って、どんなことしたの?」

「そりゃもう」


話が始まろうとした時

「そんなことより、そろそろ始まるから。こっち」

強引に腕を引っ張る千世。


……そして数分後『作戦開始』……

「そろそろだ」


 商人のつぶやきに森の奥から、剣げき音や男の叫び声が響く……それだけで『相当な戦闘がが来る広げられてるんだろう』など容易に想像がつく。

「相変わらずスゲーな」

「ああ」


と言ってる間に……茂みの中から木の影から、盗賊たちが現れた

「千世ちゃん、こいつら叩きのめしていいんだよね」

「出来るだけ無傷に捕まえて」

「気絶させろって事、脳震とうでダウンは⁈」

「大丈夫、それでお願い!」


活躍する二人の後方で

ビギナは、戦いの雰囲気に当てられ騒ぐ馬をなだめるたり商人を誘導したりする程度……だが『商人と積み荷の護衛』こそが目的だから、重要な行動と言える


……と、千世の顔に気づいた盗賊たちがいっせいに矛先を狂子にかえた

「え、うそ!」


防御体勢しか取れない狂子を囲む盗賊たち。その外側(はいご)千世が見事な手つきで気絶させていく


「ごめんなさい。でも、きょうちゃんが彼らの気を向かせたおかげで、簡単に制圧できた」


申し訳なさそうだけど、どこか嬉しそうに礼を言う千世


千世にピンチを救ってもらった狂子。実は薄目を開け、彼女の見事な動きをみていた。

(手慣れた動き。人を気絶させることにためらいがない。あんなの日頃から練習してなきゃできないよ)いさらに疑問が



イージスまで全員で戻る

川辺にて

「千世ちゃん達も馬車に乗っていく?」

「ボートで来てるから」

「ボートくらい載せてやるよ」商人

「ありがとよ、気持ちだけ受け取っとくよ。いやうちのボートは特別でね。おいそれと人には見せられないんだ」

イツキと千世は例のボートで


ギルドでは『クエスト成功祝いと、歓迎会』が行われる

深夜、人気のないギルドの裏庭から、ビギナ達に見送られ元の世界に戻る




学校に行く


夕方、いつものように狂子は、千世と一緒に下校し……中二寺の山門前。相変わらず人け一つ無く静かなものだ。

「それじゃまた明日学校で、ばいばい」

「はい。さようなら」

そう言い手を振りあって別れ……聞こえるのは自分の足音だけ。

(もしかして、見送ってくれてるのかな)


淡い期待でふり返ったあたしは、視界に彼女の姿がないのに驚くなり、すぐさまユーターンし、境内へ続く長い階段を見上げても彼女の姿は発見できなかった。




「ううん」狂子は、うなりながら決心する

(ママの言ったとおり、何かある……ここは名探偵、いや、ストーカー狂子の登場ね)

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