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第3章続き決意の朝

朝日がゆっくりと地平線から顔をのぞかせる頃、廃屋の中は薄明るくなっていた。

カイは疲れた体を少し休めながらも、銀の飾りを見つめ続けていた。

その小さな光の塊には、まるで生きているかのような熱を感じる。


「この飾りは、ただの守りじゃない。俺たちの武器になるはずだ」

セラがか細い声で言った。

「でも、どうやって使うの? それに、代償って何?」


カイはゆっくりと目を閉じて、心の中で答えを探した。

「昔の文書には、力を引き出すには強い意志と、代わりに命の一部を捧げるって書いてある」

「命の一部……?」


「つまり、使う度に俺たちの力が削られていくってことだ」

カイの言葉に、セラの表情が曇る。

「でも、逃げ続けるわけにはいかない。俺たちは戦う。どんな代償があっても」


二人の間に決意が静かに燃え上がった。


その時、廃屋の扉が静かに開く音がした。

カイとセラは即座に身構えた。


「……誰だ?」カイが低く呟く。


薄暗がりの中から、見知らぬ影が現れた。

その人物は深いフードを被り、顔は影に隠れている。


「驚くな、敵ではない」その声は静かで、しかし力強かった。

「私はこの地の者。貴方たちの運命に関わる者だ」


カイとセラは一瞬見つめ合った。

新たな出会いが、二人の運命をさらに大きく変えていく予感がした――。


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