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66 ドクターフォリーの逆襲(3)サブマリン

ドクターは再びA I のシエラと対話をしている。

「というわけで、ステルス・モスキートを使ってサーベイランスシステムのスイッチを切ったのじゃ。


従って外部からの攻撃ができる状態になっておるのだが、何か策はあるか?」


「それは絶好のチャンスです。ドクターが最近完成させた超小型ミサイルを、昨年完成させた小型サブマリンに搭載し、その建物を攻撃するのです。


連中がサーベイランスモードがオフになっていることに気づく前に攻撃するのです」


「よし、分かった。アンドロイドF5号よ、大至急トラックに小型サブマリンを積み、これから支持する湖へ向かうのだ」


アンドロイドF5号が運転するトラックが湖の湖畔にたどり着くと、トラックの荷台から小型サブマリンがトラックから伸びた太いアームに吊るされて湖畔に降ろされた。


ドクターは

「アンドロイドF5号よ、おまえは証拠が残らないようにトラックを運転して研究所へ戻れ。よし、ここからはわしのリモートコントロールで無人の小型サブマリンを動かすのだ」


小型サブマリンはジェット噴射で湖の中に入り、静かに進んでいく。ドクターは

「よし、そこで止まれ。あの城のような建物がミサイルの発射圏内に入った。先ずは試しに1発お見舞いしてやる。それ、発射だ」


小型ミサイルが一つ発射され、シャトーに向かって一直線に向かっていく。普通はシャトーはサーベイランスシステムが働いているので、たとえシャトー内の住人が気づかなかったとしても自動的にメインコンピュータのモハベが判断してバリアを張るのだが、今はモスキートによってシステムがオフになっているので無防備な状態になっている。


ミサイルはまっすぐ突き進み、シャトーの一角に命中した。

するとドッカーンと轟音がして、シャトーの一部に穴が開き、湖水が流れ込み始めたが、そこはちょうどコパンたちの憩いの部屋だった。


 慌てて爺が研究室から飛び出してきた。

「コパンたちは速やかに他の部屋へ移動するのじゃ。水が流れ込んでいる部屋には防護シャッターを下ろし、さらなる水の侵入を防ぐのだ! モハベよ、一体何が起きているのだ」


「ミサイルが撃ち込まれました。17度の方向に小型潜水艦があり、そこから発射されたようです」

「おかしいな。どうしてバリアーが張られていないのだ?」


「それはサーベイランスシステムがオフになっていて作動していないからです」

「更に2発目、3発目のミサイルが撃ち込まれるかもしれない。大至急バリアーを張り巡らせ、その間にステルスミサイルの準備をするのだ」


そこにプリンセスとマーガレットが駆けてきた。爺は

「何者かにシャトーがミサイル攻撃を受けている。サーベイランスシステムに何か問題が起きたようだから、ワシはメインコンピュータ室に行ってみる。二人も来てくれるか?」

「もちろんです」

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