第2章 31 ウリ坊の様な魔物との戦いⅱ
目の前には、殺気を向けつつ、私達に突進する気満々な、スノーウリブー達。
それは、さながら、闘牛の様な雰囲気だ。
…実際の闘牛が、そうなのかは、知らないけどねー…っと!…。
ダッと、突進を仕掛けてきたスノーウリブーを余裕を持って回避。
…さっきよりスピードが、少し遅いな……。
不思議に思って、後ろを振り返ると、そこには、Uターンをして、私にまた突進をしてくるスノーウリブーが。
…私が、避けると確信してたから、スピードを下げたのか!…。
そう、気づいて、回避しようと、右に跳ぼうと《チョット、待ッテ!右見テ!右見テ!》レアスライムちゃんの焦った声で、ばっと右を見れば、そこには、もう1匹のスノーウリブーが、突進をしてきていた。もう、距離がなくなる。私は殆ど無意識に、後ろへと跳ぶ。1匹はぶつかる前に急停止をして、もう1匹は、そのまま私に突っ込んでくる。必死に後ろへと跳ぶ。
【熟練度が一定に達しました。
スキル
・回避Lv.4
から
・回避Lv.5
に上がりました。】
…いいタイミング!けど…。
スキルが上がって、私が突進を避けるのに少し余裕が出てくる。しかし、ちらりと後ろを見れば、そこには雪塊。
…間に合うかな?…。
《何ヲ、スルノ?》
…後ろは、雪塊…だから、このまま、後ろに逃げ続ければ、いつかは、突進が当たるの…だから、その前に手を打つ!…。
《ナルホド!…アト、私攻撃出来ル、スキル2ツ習得シタヨ!》
…おー!…とりあえず、そのスキル使えそうなら、使ってね!…私は氷刺を準備しておくから!…。
《ウン!》
レアスライムちゃんから、返事が返ってきた所で、突進を後ろへと跳んで、回避しつつ、魔力操作を使って氷刺の準備をする…が、後ろの雪塊まで、いつ追い詰められるかが気になって、集中が出来ずに、氷刺が、発動出来る状態にならない。突進が、少し体をかする。焦る。
…!…追い詰められた…。
集中が出来ずに、回避を続けてたら、後ろ足から、雪の冷たい感覚が伝わってくる。
目の前には、突進をしてきたスノーウリブー。
《上二跳ンデ!》
レアスライムちゃんの声で咄嗟に上に跳ぶ。
真下で、スノーウリブーが雪塊に突っ込んだのが見えた。
…上に跳んだのは良いけど、距離が取れないのは辛いな…。
そう、思った矢先、体が、何かに引っ張られた様な感覚を感じがする。
…え?え?…。
不思議に思ったと同時に、口に咥えてたレアスライムちゃんがいなくなっていて、頭に違和感を感じる。
…レアスライムちゃん?…何してるの?これ…。
頭にいるのはレアスライムちゃんだと確信をしてそう尋ねる。
《念力デ、無理矢理、浮カセテル!》
…おおー!…凄い!…この状態のまま戦えたりは?…。
《無理!辛イ!マダ、ソレハ無理!》
…あー…そっかー…じゃあ、スノーウリブー達から、少し距離を取って降ろすのは出来る…?。
《ウン!》
…じゃあ、よろしくね!…。
《分カッタ!》
レアスライムちゃんが、念力で私をスノーウリブー達から、距離が空いた所に降ろす。スノーウリブー達は、私達が降りてくるまでに、また突進をする準備をしていたようだ。私達が降りてきた瞬間に、突進を2匹同時に仕掛けてくる。
…氷刺は、一つしか準備出来なかったけど…レアスライムちゃんがいるから何とかなるよね!…でしょ?…。
そう念話で言って、片方のスノーウリブーの前足を狙って、氷刺を放つ。
狙い通り、氷刺は、スノーウリブーの前足に刺さり、苦悶の声をスノーウリブーは、上げた。
《ソウダヨ!》
レアスライムちゃんは、そう言って、水の刃を飛ばした。その刃は、もう1匹のスノーウリブーの前足を切りつけるだけでは飽き足らず、その前足を切断してみせた。
更新してなくてすみません。
何か書けない気分だったんです、ハイ。
これからは、書けると思うんで、また、更新再開しようかと思います!。
書く度に文才が無くなっているような…((




