第2章 20 人間に、勝った戦利品(盗んだ)の本って一体?
光を放つ本のページの一ページ目は、白紙だった。
…え?…。
《ドウナッテルノ?》
…レアスライムちゃんも…この本の事はしらないみたいだね……んー、この本魔力が込められてるみたいだし…魔力操作をすれば…ページめくれるかな?…。
そう思って、スキル、魔力操作を発動して、本のページをめくろうと、色々と、奮闘してみる。
すると、ペラリと、本のページがめくれる。
…おー!めくれた!…感覚掴めば、普通にめくれるね…。
……うん、めくれたのは良いんだ…でもさ…二ページ、三ページ目も白紙ってどういう事なの…。
めくれた二ページ目、三ページ目も白紙だ。
《ネェ、魔力操作ヲシテ、コノ本ノ全ページヲ、メクッテ全ページ白紙カ、確認シテミヨ?》
…そうだね!そうしよう!…。
すぐに、魔力操作を、発動する。感覚が掴めてきたのか、すぐに本のページがパラパラとめくれてく。
《…コレデ、終ワリ?》
…………みたいだね…。
全ページめくってみたけど、その全ページが、白紙だった。
…何も言えない…。
《…ウン》
期待していたのに…いや、もう1回確認しよう!…。
そう思って、魔力操作で本のページをペラペラと戻していく。
そして、最初の一ページ目に戻った時、一ページ目のページに変化があった。文字が浮かび上がっていた。とりあえず読んでみる。
…えーと…この本に触れた者は、種族問わず、この本の所有者に認定します……何それ?…。
…何か怖いな…レアスライムちゃん触れば?…この本の所有者になれるってよ?…。
《イヤ…貴方コソ、コノ本ノ所有者ニ、ナルベキダト、思ウヨ?》
…いやいやいや、レアスライムちゃんが、所有者に向いてるから!…。
念話で、繋がってるから、そう心の中で唱えて、レアスライムちゃんの、背後に回って背中(?)を本に向かって押す。
《アッ、チョット汚イ!押サナイデ!ッテ、イヤァアアア!!》
レアスライムちゃんが抵抗しようとしているようだが、そんなの関係ない!。
私はそのまま、レアスライムちゃんを本に触れさせた(押した)。
その瞬間、本はさっきよりも眩い光を放つ。
思わず、目を瞑る。
光が収まったぽいから、目を開けた。
そしたら、レアスライムちゃんの頭(?)に本が乗ってた。
…えーと…何その状況(笑)…。
《…サァ……》




