表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
氷雪の猫又 〜少女の過ごした100年間〜  作者: 餅月 白
第2章 猫又のサバイバル生活の始まり
27/48

第2章 17 戦いに、決着を

肩の氷が割れ、一部の肉が裂けていて、足は地面に縫い付けられ、利き手じゃない方の手は、凍らされている人間と、尻尾が片方切断され、体の所々にかすり傷を負った猫又が対峙している。

…そろそろ、この件を終わらせたいもんだね〜……終わらせるつもりではあるけど…。

そう思いつつ、自分と人間のステータスを鑑定する。


【人間(名前ユウタ・ガレア)】

〔Lv.10〕

〔種族〕人族

〔能力詳細〕

HP100/2 MP40/20 お腹100/0

攻撃力110 特殊攻撃力89

防御力62 特殊防御力33

素早さ32

状態 凍えている、絶望

スキル

・氷魔法Lv.4 ・暗視Lv.10

・斬撃強化Lv.6 ・道連れLv.1

弱点

氷、火、雷

急所足の小指、股間


【ネコマタ(名前ニコ)】

〔Lv.3〕

〔種族〕魔族

〔能力詳細〕

HP56/19 MP115/109 お腹100/59

攻撃力78 特殊攻撃力136

防御力62 特殊防御力80

素早さ129

状態 道連れ(低確率)

スキル

・ステータス鑑定 ・気配感知Lv.1

・寒さ耐性Lv.7 ・暑さ耐性Lv.1

・火耐性Lv.1 ・空腹耐性Lv.4

・忍び足Lv.2 ・暗視Lv.5

・肉球猫パンチLv.1 ・回避Lv.1

・魔力感知Lv.2 ・魔力操作Lv.2

・氷魔法Lv.1 ・聴覚強化


スキル鑑定モード

弱点鑑定モード


…あれ?…人間のステータスの、スキル欄に若干変化があるね…スキルポイントを使ったり?…調べるのは…後にして、レアスライムちゃん助けよう!…。

いつでも、自分と人間のステータスを見れるように、ステータスを表示しておいて、氷刺を人間に当たるギリギリの位置を狙って発動する。氷刺が発動して、飛んでいくと同時に、私も氷刺を追いかけた。

「っ!!」

人間が飛んでくる氷刺を見て、恐怖に顔を歪めた。そして、死を待つように目をギュッと瞑った。

…今だ!…。

人間の腰に付いている檻に飛びつき、鍵を破壊しようと、肉球猫パンチを鍵に叩き込む。


《!…アリガトウ!私モ、ヤルヨ!離レテテ!》


…オッケー!…。

レアスライムちゃんは、そう念話で言い、私が鍵から離れると、何かの液体を鍵に向かって口からぺっと吐き出す。

…何それ?…って、うわぁぁあ!?…。

檻の鍵が少しずつ溶けていく。


《コレデ、出ラレルネ♪》


…私…やらなくて良かったんじゃね?…まぁ…ってことで何か忘れてる気がするけど…まぁいいや!…人間には死んでもらうねー…。

レアスライムちゃんが、檻から抜け出したのを見てから、檻からぴょっんと人間の腕へと飛び移り、噛み付く。

すぐに、表示されていた人間のステータスの体力がゼロになる。

…ふー…終わったよー……疲れた〜………っ!?…。

急な吐き気と立てないほどの頭痛、そして、感覚が麻痺していたがーーもどったのか、尻尾の痛みが、私を襲う。

「にゃはっ」

何かに、助けを求めようとして、代わりに出たのは血塊だ。

ーー寒い。

ーー辛い。

ーー苦しい。

ーー死にたい。

痛みの余り、苦しさの余り、のたうち回る。

ーーこの苦しさから解放されたい。

ーーこの痛みから解放されたい。

それ故に、死にたい。

死にたい。

死にたい死にたい。

死にたい死にたい死にたい。














ーー痛みと苦しみが急に治った。

…え………?…。

首だけを動かして、痛みが無くなった尻尾を見る。そこには、レアスライムちゃんが、尻尾を再生しているのが見えた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ