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氷雪の猫又 〜少女の過ごした100年間〜  作者: 餅月 白
第2章 猫又のサバイバル生活の始まり
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第2章 11 近距離戦と遠距離戦は相性が悪い

そうこうしていたら、地面で何かを踏んで、何かがパキッと折れた音がした。

知らない内に後ずさっていたようだ。

……これは不味い…非常に不味い…。

そう思いながら、顔を上げる。

案の定、人間は音に気づいて、振り返っていた。

「逃げてなかったのか…まぁいい。気も変わっちまった。」

人間は私を見据える。

「何が狙いかは知らねぇが…今ここでお前を切り裂いてやるよぉぉお!」

思いっきり私に向かって何かを飛ばしてきた。暗くてよく見えない。


【熟練度が一定に達しました。

スキル

・暗視Lv.4

から

・暗視Lv.5

に上がりました。】


…ナイスタイミング!…。

頭の中で声がスキルのレベルアップを

告げた。

暗視のレベルが上がったおかげで、飛んでくる何かが見えた。人間が飛ばしてきた何かは鋭く尖った形状をしている。

…多分、当たったら確実に死ぬ!…。

直感的に、そう思ったから咄嗟に右に避ける。鋭く尖った形状をした何かは、私のすぐ左に刺さった。

…!?…危なっ!?…卑怯だよー!、近距離戦しか出来ない私に、遠距離なんて!?…。

「にゃっ!?」

鋭く尖った形状をした何かは、次々と飛んできた。必死に避ける。

……これじゃあ、殺られる……あっ…そういえば、MPって、魔力みたいなもんだよね……もしこれが魔法なら…。

ふと、もしかしたらと思って、必死に避けながら、ステータス鑑定を発動する。


【人間(名前 ユウタ・ガレア)】

〔Lv.10〕

〔種族〕人族

〔能力詳細〕

HP100/100 MP40/22 お腹100/44

攻撃力110 特殊攻撃力89

防御力62 特殊防御力33

素早さ32

状態 健康

スキル

鑑定中

弱点

鑑定中


…当たり!…さっきから、飛んでくるアレは、魔法の類だね!…けど今は避けるしかない…。

自身の仮説が合っていると分かった所で何も出来ないから必死に避け続ける。

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