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いい人と言われるだけ  作者: 悠斗
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8/9

彼女の嘘

「おはよう!なっちゃん」

携帯のメッセージ交換が、また始まった。

以前のような、やり取りに、癒される自分がいた。

その日の夜、仕事を終えて、メッセージを送った。

「仕事終わったよ!」

メッセージが読まれない、寝てるのかな?

「寝てるのかな?なっちゃん大変だったから寝てたら、ゴメン!おやすみ」

を送ると、見てることがわかった。でも返事が帰って来なかった。

家に着くと、メッセージきた。

「ゴメン、疲れて寝てた。」

「いいよ、疲れてるよね!」

なっちゃんから、その後、彼からメッセージが届いたことを聞かされた。

「友達に戻ったんじゃないの?」

彼からのメッセージを画像で、送ってきた。

「こんな、メッセージを送ってきたの、どう思う?」

なっちゃんが、友達としてやり直したいと送った内容に、自分は、信じて待つ。みたいな内容が、送られていた。

その後、過去のやり取りのメッセージも送られてきた。二人で、過ごした後のラブメッセージも送られてきた。

彼氏の顔も、LINEの写メで、わかった。

そして、なっちゃんから聞きたくない話しをしてきた。

「今日ね、実は、彼氏の家の前まで行ってきたの。彼には、ゴルフの練習中と行って!彼が帰って来るのを待ち伏せしていたの、家に帰ると連絡があって帰ってきたことを確かめたこと」

彼女のメッセージで、さっきの自分が送ったメッセージの返事をすぐに出来なかった理由が、本当は寝てたから出来なかったじゃなく、彼の家から帰って来る最中で、出来なかったことに気がついてしまった。

そして、自分に最後の意見を聞こうとしているのが、読み取れた。

もう一度、送られたメッセージを見直した。

「まさひこさん、彼のこと忘れることが出来ない。彼のことが好き、信じてみる、だから、まさひこさん、応援して、彼のこと信じてやれと言ってほしい。まさひこさんに相談してきたから、私を応援して!」

言葉が出なかった。彼のことが好きなのは、わかる。付き合ってたんだから!彼を信じたい、

自分の目で、確認もしたから、信じたい気持ちもわかる。でも、オレの気持ちも知っていて、相談したこと、そして、オレにも彼にも嘘を言って確かめたこと、わからなくなった。

頭の中で、整理出来なくなっていた。

「彼のこと信じて、しあわせに」

「彼のこと知らないのに、別れさせるようなこと言ったこと、ごめんなさい」

「まさひこさん、ありがとう。私が、悪いよね!彼のこと信じて無かったこと、相談したこと、ごめんなさい」

彼女のメッセージを見て、自分の感情が、壊れた。

「なんで、オレに相談したんだよ!なっちゃんのこと好きって知ってるだろ!なんで、彼の顔がわかるメール内容見せるんだよ!ラブメッセージ見せるんだよ!彼と一緒に過ごしたこと、肉体関係もあったこと!最低だよ!」




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