彼女の嘘
「おはよう!なっちゃん」
携帯のメッセージ交換が、また始まった。
以前のような、やり取りに、癒される自分がいた。
その日の夜、仕事を終えて、メッセージを送った。
「仕事終わったよ!」
メッセージが読まれない、寝てるのかな?
「寝てるのかな?なっちゃん大変だったから寝てたら、ゴメン!おやすみ」
を送ると、見てることがわかった。でも返事が帰って来なかった。
家に着くと、メッセージきた。
「ゴメン、疲れて寝てた。」
「いいよ、疲れてるよね!」
なっちゃんから、その後、彼からメッセージが届いたことを聞かされた。
「友達に戻ったんじゃないの?」
彼からのメッセージを画像で、送ってきた。
「こんな、メッセージを送ってきたの、どう思う?」
なっちゃんが、友達としてやり直したいと送った内容に、自分は、信じて待つ。みたいな内容が、送られていた。
その後、過去のやり取りのメッセージも送られてきた。二人で、過ごした後のラブメッセージも送られてきた。
彼氏の顔も、LINEの写メで、わかった。
そして、なっちゃんから聞きたくない話しをしてきた。
「今日ね、実は、彼氏の家の前まで行ってきたの。彼には、ゴルフの練習中と行って!彼が帰って来るのを待ち伏せしていたの、家に帰ると連絡があって帰ってきたことを確かめたこと」
彼女のメッセージで、さっきの自分が送ったメッセージの返事をすぐに出来なかった理由が、本当は寝てたから出来なかったじゃなく、彼の家から帰って来る最中で、出来なかったことに気がついてしまった。
そして、自分に最後の意見を聞こうとしているのが、読み取れた。
もう一度、送られたメッセージを見直した。
「まさひこさん、彼のこと忘れることが出来ない。彼のことが好き、信じてみる、だから、まさひこさん、応援して、彼のこと信じてやれと言ってほしい。まさひこさんに相談してきたから、私を応援して!」
言葉が出なかった。彼のことが好きなのは、わかる。付き合ってたんだから!彼を信じたい、
自分の目で、確認もしたから、信じたい気持ちもわかる。でも、オレの気持ちも知っていて、相談したこと、そして、オレにも彼にも嘘を言って確かめたこと、わからなくなった。
頭の中で、整理出来なくなっていた。
「彼のこと信じて、しあわせに」
「彼のこと知らないのに、別れさせるようなこと言ったこと、ごめんなさい」
「まさひこさん、ありがとう。私が、悪いよね!彼のこと信じて無かったこと、相談したこと、ごめんなさい」
彼女のメッセージを見て、自分の感情が、壊れた。
「なんで、オレに相談したんだよ!なっちゃんのこと好きって知ってるだろ!なんで、彼の顔がわかるメール内容見せるんだよ!ラブメッセージ見せるんだよ!彼と一緒に過ごしたこと、肉体関係もあったこと!最低だよ!」




