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いい人と言われるだけ  作者: 悠斗
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9/9

嘘に気がついてほしい。

彼女とのメッセージを見直していた。

なかなか寝つけなく、朝になった。

仕事にも、もちろん影響は出た。仕事仲間からも、元気ないね!この何日間のことを相談出来る相手はいなかった。

携帯を確認する自分がいた。

なっちゃんからのメッセージを待っていた。でも、メッセージは無かった。

そして、長い一日が、終わった。

翌日、気持ちが少し整理できた。なっちゃんがしあわせになるなら、これでよかったと思えるようになっていた。

ただ、なっちゃんがこれから、彼氏とのことで、相談する相手として、また、自分、周りの人を選ぶ可能性がある、自分しか見えない女性だから!

そして、彼女に出来る最後のことがわかった。

「なっちゃん、話したいことがあります。相談です。」メッセージを送った。

なっちゃんからの返事を待った。

なっちゃんからのメッセージがきた!

電話をする。

「なっちゃん、ゴメン!オレがあなたのことが好きだから、今回の相談を受けたとき、彼の浮気をしているんじゃないかと、調査を依頼したんだよ。でも、なっちゃんと彼が寄りが戻ってすぐに、調査を中止した。」

彼女は、怒りだした。なんで、そんなことするの、どこの探偵に依頼したの!かなり怒っているのがわかった。

「大丈夫、こちらからの情報量が少なくて、調査も中止で、何もわからなかった。」

「かってなことして、ゴメン!相談した男が、勝手にやったことだから!これ以上、迷惑かけること出来ません。連絡先、過去のやり取りも全文消します。スミマセンでした。」

電話を切り、すべてのメッセージ、連絡先も消した。

自分のことを嫌いになってくれたはず、二度と連絡したいと思わないはず、相談する相手をもっと慎重に選ぶはず、そう信じて!

彼女に最後の嘘をつくことで、自分は、いい人なんかじゃないと気がついて欲しかった。

純粋に、一人の女性を好きになったこと。

結果は、最低の結末だったが、恋愛できたことに感謝していること。

今日は、彼女の誕生日です。おめでとう。


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