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旧:召喚術師の喧嘩殺法  作者: 噛み付き熊さん
高校生が神になるまでのその過程
60/70

59話 正義の終わり

本日二話めですね、後は午後にでも

 ――――目元は亜理子、髪の色合いは俺、口元は亜理子似かな、うん体の造形はちっさい頃の亜理子そっくりだ、色素に申しわけ程度で俺の成分入ってるんじゃないかな。

 一目で自分の娘だと分かってしまう、これが神の力か!?いや単なる親バカか……いやいや、なんで俺子供いんの!?またあれか?時間が進み過ぎちゃってとか?そうだよな、俺にこんな可愛い娘がいるはずがない!


「パパ?」


 さっきから足元に擦り寄ってくるこの子は本当に、可愛い……じゃなくてだな、俺の娘らしいが、俺はそれっぽい過程は行った記憶がない、特に亜理子とは。


「正吾君、もう、一人で異世界に行っちゃうから、またあれから数年経ってるんだよ?」


 亜理子はしょうがないなーという感じで少しご立腹のようだ。


「いや俺の体感じゃ全然そんなに経ってないんだが、つかこの子どうしたんだよ!?」

「それは多分、正吾君が神様になった、自覚した時に少しズレが生じたんじゃないかな?そしてこの子は正吾君が神様になった余波で私たち(・・・)産んだ子の一人(・・・・・・・)よ?」


 産んだ子の一人(・・・・・・・)ということは他の連中も産んでるってことじゃねぇか!?やばい、これは全員呼ぶしかない……が今はそれどころじゃなかった。


「しょ……ゴォ!」


 何やら恨めしそうに俺を睨んでくる正義、うん、逆効果だったね、亜理子呼んだのは……まあ娘が出来てたなんて予想外だけど。


 俺の娘は正義に怯えて俺の背後に隠れた、よし、正義は殺そう。


「そういえばこの子の名前は?」

「それはお父さんが決めなきゃ、みんなのもまだ決めてないから後でちゃんと呼んであげてね?」


 マジですか、このネーミングセンス皆無の俺に丸なげだと?

 いいだろうキラキラしたやつにしてや――――るのは俺が嫌だな……でも何つけてもキラキラしそう。


亜理亜(ありあ)でいいんじゃないかな」


 亜理子の子だしな、なんか亜細亜っぽいし字面がちょっと悪いかな……

 でも一回つけたのは取り消せないっぽいな、亜理亜は自分の名前を復唱してるし。


「さて、正義の判決は死刑な、俺の娘怖がらせたから、以上」


 死刑宣告をしながら俺は亜理亜を亜理子に任せて、正義にゆっくり近寄っていく、奴は微動だにしない。


「ま、待ってください!私はどうなっても構いませんから!彼だけは!」

「どけ、こいつはお前が思っているような奴じゃない、反吐が出るほどの悪意を持ったゲス野郎だ」


 カレンが俺と正義の間に立ちふさがった――――俺はこの時、この後の展開を予見した、が俺は何も対処しなかった。


「退きません!例え、この命が失われようと……も?」


 カレンは俺に掴みかかって必死に止めようとしていたんだが、背後から、その心臓を一突きされた――――無論掴まれてた俺の心臓もだが。


 正義だ、やつが聖剣を使ってカレン諸共俺を貫いたんだ。


「はは、やった、やったよ亜理子、これで邪魔者はいない……」


 正義は正気じゃなくなっていた、手を俺とカレンの血で染めて、笑ってやがる……全く子供の教育上見せたくない状況なんだが――――どうやら心配はいらなかったらしい。

 亜理子が亜理亜を自分の胸に抱いてこちらを見せないようにしてた。

 そこに正義は一歩一歩近づいていく。

 俺は――――何事もなかったかのように、聖剣を転移で抜きとり、そのまま正義の胸へ転移させてやった、正義の心臓に突き刺さる聖剣。


「がっは……?な、にが?」


 正義はそのまま倒れた、全くこんな結果になるとはな……俺は正義とカレンの遺体を転移でこの世界に生み出した太陽まで飛ばした。

 責めてもの供養?ってやつだ、無事に成仏してくれりゃいいんだが、俺はそんな事を考えながら意識を失った――――刺されても平気だったけど、流石に血が出すぎた。

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