54話 正吾の誤ち
本日二度目ですが今日はここまでですね。
ちょっと何を目指しているのかわからないですね、そのうち大幅な修正をするかもしれません
やばい、サブタイトルミスったので修正。
何故だ――――何かおかしい、あれから、いやアレは同時に行われていたはずだ。
十七番目の俺は他の十六人の様子を異空間から覗いていた、みんな順調にデートしていたはずなのに。
何かがおかしい――――そう言ってしまえば何か、順序を間違えたような、そういう感覚だ。
「そう、マスターは順番を間違えました」
「だ、誰だ――――!」
ここは俺が作り出した俺しかいないはずの異空間、他の存在が干渉しうるはずがない。
愛良?なぜお前がここにいる!?
お前は――――あそこでちゃんとデートをしているはずなのに……
「マスターはまだ気づかれないんですが?これ全部夢ですよ?」
は――――?
「それはもう、そんな女の子が一回デートしてすぐに肌を曝け出すとでも?」
いやそんなこと言ったらフィージュ達の最初の方とかどうなんだろうか?
いやそこじゃないな、夢、夢オチなのか、じゃあサーターアンダギーカレーとか夢でいいんだな!?
「いえ、そこは実際その片鱗はありますから亜理子先輩は……」
物凄く残念そうな顔をする愛良。
「そんなことより、俺が間違えたっていうのはどういう意味だ?」
「そのままの意味です、なんだかんだ言って簡潔に結果だけを求めるくせに、自分は過程が大事だと言ったりして、挙句は言葉にせずただ察しろとか分かれよ、的な態度はどうかと思います、皆さん優しいんでそれこそ口にはしないのですが、マスターはやはり反省すべきですね」
どうやら俺が間違っているらしいが、俺は一体何をしたんだろう?
「仕方ないですねぇ私も大概甘いのでスペシャルヒントー!マスターは大事な事を言ってません、それが言えたら、この夢から解放してあげましょう」
大事なこと?なんだろうか……言ってない事、そんで俺が口にせずに態度に出しているって事でいいのか?
俺は体感的に十時間ぐらい悩んだ、ああでもない、こうでもないとな、情けない話何も思いつかなかった。
「降参だ!何がいけなかったのか教えてくれ!」
俺は愛良に土下座していた。
「情けないですねぇ、でも教えません、これは自分で気づかないとダメです」
――――体感で言えばもう丸二日になる、俺はまだ答えにたどり着かない。
しかしここで俺に神が降りてきた……ような気がした。
「あれ?俺ってみんなに告白されたけど、それに答え返してなくないか?つか好きだってまともに言った記憶がねぇ!」
「ようやくですか、全く困ったマスターですね」
「愛良、すまない、俺は――――」
「いえ、いいんですよ、分かってはいたんですから、でもやっぱり口にしてもらわないとみんな不安になるんですよ?」
「そうか済まなかった、愛良――――」
好きだって言おうとしたらキスで塞がれた、これ普通逆なんじゃね?
「ダメですよー、私に言っちゃ、最初に言うべき人がいるでしょう?」
誰だろう――――みんな好きだしみんな平等に行きたいと思ってるんだが――――。
「そうですねーこの世界の女神さまって言ってわかりますか?」
誰だそれ、そんな女神あったことねぇぞ。
「この世界の女神さまは自分の素性を隠し、記憶を封じて人に転生していた、そういう方らしいですよ?そして自分に最も相応しい人を選び、またその人も神様になっちゃうとかいうですね、私も何言ってる
かよく分からないのでそんな顔はしないでください」
何言ってんだこいつ、頭大丈夫か的な顔をしたら怒られた。
「んじゃ、何か?俺はその女神に好かれて神になるっていうのか?」
「だいたいそんな感じですかね、桜さん曰く、神様というものは神になれる資格を持つ者に惹かれるらしく、桜さん自身マスターには一目惚れと言ってましたし」
つまりその女神は桜ではないということか――――じゃあ誰が?
いや神が一目惚れって、俺に一目惚れしたやつってそんなに居たか?
「まさか、亜理子か?」
それしか思いつかなかった。
「そう、この世界の名前はアリス――――そういうことです、マスター」




