52話 デート・オブ・アリス
今日の更新はここまでです。
やっほーい!
今日の俺は浮かれていた、最近浮き沈み激しすぎないか俺。
だってようやくデート出来るんだ、仕方ないだろう。
どうやって誘えたかと言えば鏡面召喚で十六人になって全員がいる場所で誘った、全員驚いていたが有無を言わさずどこで何時に待ち合わせか言って俺達はすぐに部屋を出た。
まあ『天の声』で確認とったがみんなOKだということだ。
全く、で、俺はと言えば、亜理子と約束した俺だ。
今は昔よく一緒に遊んだ公園で待ち合わせをしている、ああ、ちなみに正義が整形することになった事件をやったのもここだったな。
どうでもいいや。
俺は――――おしゃれしようと思ったが、どうにもそういった事に興味がなかったので普段通りジャージだ。
亜理子が来た――――亜理子の奴も普段通りだ、まあ特に特別なとこに行くつもりはないしいいかな。
「お待たせ、正吾君、待った?」
待たせたと言いながら待ったと聞いてくる、ってどうなんだろうか、まあここは普通に――――。
「いや、今来たところだ」
これじゃん!デートの待ち合わせって言ったらこれだよな!きっと……うんしたことないから、わからないけど。
「そっか、それで今日はどこに行くの?」
「あー亜理子とは小三から高校までの間空白があるから、その分思い出つくろうかなってな」
「それで、どこに?」
あー、考えてなかった。
「えーと正義とはどこか行ったりしてないのか?」
「なんで?私あの人昔から苦手だったから正吾君いない時はあんまり喋った事ないけど?」
「え、いやなんかいつも話しかけてた気がするんだが」
「うん、でもいつも正吾君のこと考えてたからあんまり覚えてないかも」
ちょっと正義が不憫に思えてきた。
「そっか、じゃあ普通に買い物で行こう」
「うん、そうだね」
ぶらり二人旅。
何が普通の買い物なのだろうか?
――――張り切っていた俺は沖縄から北海道まで日本全国に転移して買い物を楽しんだ、色々買ってあげたさ、サーターアンダギーから牧場で絞ったばかりの新鮮なミルクまで
食いもんばっかじゃないぞ、アクセサリーとかお守りとか、モテない分は亜理子専用亜空間に入れといた。
そして――――亜理子は俺を連れて自宅に帰った「今日ウチ親がいないの」まあ亜理子の親父さん大企業の社長だし、お袋さんその秘書だしな、いない時は一緒だ。
「カレー作るから待っててね」
今夜はカレーですか、家に分身一人残してきたから問題ないし、家はすぐ隣だ。
俺はテレビを見ながら待っていた、亜理子は結構家庭的だ、流石お嫁さんにしたいランキングとかに入ってしまう才色兼備だ。
時々俺にはもったいないと思う。
結論から言おう、亜理子に料理を作らせるべきではない、それは分かった。
カレーの付け合せにサーターアンダギーってなんだよ!
いや食えないこともない、味が悪いわけじゃない、なのに何故か残念な気分になる、贅沢だろうか。
こうして夜は更けていく。




