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旧:召喚術師の喧嘩殺法  作者: 噛み付き熊さん
召喚術師と転生者や帰ってきた勇者などによる日常
49/70

48話 幽霊屋敷

今回ちょっと主人公のテンションがおかしいです。

本日一回目の更新となります。

後何回か予定しております。

 俺は日曜だというのに、彼女の一人も連れずに、オッサンと一緒に物件巡り……などしたくなかったので、一人で行くことにした。

 叔父さんが言うには、タダでいいそうだ、なんでもこの間のダイヤがとんでもない金額で売れたとかで――――ちなみこの叔父さん、金持ち専用のオークションにあれを流したという。

 なので、俺の口座にあるのもその高が知れる、極一分だという……一体いくら儲けたんだこの人。

 俺は叔父さんに書いてもらったメモを片手にその住所へと向かってみることにした。


「ガチの幽霊屋敷じゃねぇか、ダンジョン化してそうなぐらい」


 これが伏線になるとは思わなかった。


 俺は今、素手でゾンビだのスケルトンだの、そしてゴーストなんかを殴っている、なんか住み着いているらしい。

 なんでこんなアンデット的なのがうようよ居るんだ……つかアンデットって、この世界にも、もしかして俺が知らないだけで魔法とかそういうのがあったのかね?

 そんな事を考えていたら、急にトイレに行きたくなった。


 こんな時に……つかトイレ真横にあるんだが――――女子トイレなんだよなマークが、まあ、誰もいないはずだし、いいか。

 俺は諦めて女子トイレに入っていく。

 中には個室が七つ並んである、どんな屋敷だよ、そんなに女子がいっぱい住んでたのか?

 しかしこれだけの屋敷だからメイドが何人居たとしても不思議ではなかったが。

 さて俺は、個室の扉を開けようとしたのだが、開かない。

 どれも開かないのでとりあえずノックしてやったんだが――――左から三番目のからノックが帰ってきた、もちろん中からだ。


「入ってますか?」

「入ってます」


 マジか、じゃあ開けるか、俺はおもむろにトイレのドアの鍵を破壊してドアを開けた。

 トイレに花子がいた、俺はアイアンクローをした。


「なんでお前がここにいる!?」

「痛い!痛い私、ちがっ」


 しばらく痛めつけると花子は消えた、見た目はそうだったんだがな……なんだったんだろう、俺はそのまま用を足した。


 なんだったんださっきのは、そう思いながら裏庭に行ったんだ、いや、誘導された気がしてならないんだが。

 裏庭には桜の木があって満開だった、今何月だっけ?

 もちろん桜の時期じゃないはずなんだが。

 俺は空間把握で何かが潜んでいないかを確認した、桜の木の下に何か埋まって――――いや潜んでいる。

 俺はそこまで忍び足で行って、ゲートで地面に穴を開けて、中にいる何かにアイアンクローをしてやった。

 そいつは桜の姿だったが。


「痛い痛いってばさっきからなんなのよもう!」


 とか行ってまた消えやがった。

 ホラーだ。


 俺はとりあえず空間把握の範囲を広げた――――西側の奥の部屋に何かあるっぽいな、ブラックボックスといった感じで中が見通せない。

 俺はそこの部屋の扉の前まで転移する。

 扉には鍵がかかっていなかった。

 俺は部屋の中に飛び込んださ、そしてこういったんだ。


「いい加減にしろよ?そろそろ本気で殴ったっていいんだぞ!?」


 そこには亜理子の姿をした何かが居た、無論本人ではないさ、だってさっきから『思考透視』で何考えてるか見ているからな。

 こいつ俺に遊んでもらおうとか考えているわけだが、突然ここがバレて慌てているぜ。

 俺はこの部屋の空間を外と切り離し、こいつを閉じ込めた、さあ、もう逃げ場はないぜ――――決着をつけよう!

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